Please Please Me
With the Beatles
A Hard Day's Night
Beatles For Sale
Help!
Rubber Soul
Revolver
Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band
Magical Mystery Tour
The Beatles
Yellow Submarine
Let It Be

Abbey Road


Beatles In Black and feeling Blues -Introduction-

 初期ビートルズは、数多くのミュージシャンの曲をカヴァーし、吸収していくことによって成長していたのではないだろうか。ここではあえて黒人音楽に絞って、どのように彼らが消化して、ビートルズサウンドを作り上げていったのかをアドリブ的に思いつきで書きつづっていく。どこに転がってくかわからないけど、それがロック、と自分にい聞かせ、でははじめてみようか。

 R&Rの代表格としては、とりあえず何はさておきチャック・ベリーだろう。60年代初期にバンドを始めて、彼の影響を受けずにすむって亊はまずない。ビートルズもカヴァーヴァージョンを数多く残している。代表的なところだとRock And Roll Music(John),Johnny B. Goode(John),Roll Over Beethoven(George),Little Queenie(Paul)といったところ。フロント3人全員のヴォーカルでプレイしているところは、いかにも影響大。しかしベリーのR&Rはビートルズの中では大きな発展をすることはなかった。と、いうよりも、ビートルズはベリー(=R&R)を基礎として、彼の上に巨大なものを積み上げていった、っていう気がする。(それこそが大きな発展、といわれれば返す言葉がない。)

 ポールが強い影響を受けたリトル・リチャードは、R&RというよりむしろR&B方面の流れで考えたほうがポールのルーツを探りやすいんじゃないか。確かにビートルズがカヴァーしたリチャードのナンバーは、いわゆるR&Rサウンドだ。しかしベリーには希薄だった黒っぽいヴォーカル(というより、本当に黒い。黒人だから当然だが)は、ポールのスタイルに直接的な影響を与えている。実際にリチャードからポールが直接ファルセットの手ほどきを受けたのは有名な話だが、このとき彼はリチャードからゴスペル的な感覚も微妙に譲り受けたのかもしれない。

 ここで登場するのが、ファッツ・ドミノだ。ニューオリンズR&Bの大御所。ビートルズによる直接のカヴァーはないが、ジョンもポールもAin't That A Shameをソロでカヴァーしている。他には幻のアルバムGET BACK収録のジャムセッション。ドミノのI'm Readyをポールが歌っている。

 ドミノはLady Madonnaをカヴァーしているが、これがあつらえたようにぴったり。ていうかあつらえたんだろう。ポールのピアノには、リチャードやドミノのゴスペル的な感覚が常にどこかにあるんだろう。だからバラード曲でも甘ったるくはならないし、シャウトスタイルのヴォーカルもはまる。ウィルソン・ピケットのHey Judeや、アレサ・フランクリンのLet It Beがあれだけ決まるのには深いわけがあったのだ。

100の...って奴

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