The Clash

Sandinista!

disc 1

Magnificent Seven

Hitsville, U.K.

Junco Partner

Ivan Meets G.I. Joe

The Leader

Something About England

Rebel Waltz

Look Here

Crooked Beat

Somebody Got Murdered

One More Time

One More Dub

Lightning Strikes

Up in Heaven

Corner Soul

Let's Go Crazy

If Music Could Talk

Sound of the Sinners

disc 2

Police on My Back

Midnight Log

Equaliser

Call Up

Washington Bullets

Broadway

Lose This Skin

Charlie Don't Surf

Mensforth Hill

Junkie Slip

Kingston Advice

Street Parade

Version City

Living in Fame

Silicone on Sapphire

Version Pardner

Career Opportunities

Shepherds Delight

いわゆる「3(4)大パンクバンド」の中で、クラッシュが一番好きじゃなかった。まあ「4大」で考えて、ジャムはもう、俺的には別格。ダムドは以前にも述べた通り、馬鹿バンド、大好きである。ピストルズもまあ、最重要でもあるし、メロもポップで好きだった。クラッシュ...嫌いではなかった。でもね、なんか真面目すぎるって言うか、直線的って言うか「聴いてて楽しい」って感じが一番少ないのだ。どこか暗いような気がするし。
 でも実は「カンボジア難民救済コンサート」でやってた"Armagedon Time"は大好きで、漠然と「こういうのなら行けるかな」とも思っては、いた。

これがファースト(実は、1stを基本に曲を微妙に組み替えた駅売り1000円ベスト。)を聴いた時点での、俺の印象。それでも各バンドの1枚目と比べての印象でも変わらないのでフェアだと思っていたんだな。

 プライマル・スクリームが"Know Your Rights"をカヴァーしていたし、有名な"Should I Stay Should I Go"が入っていたので"Combat Rock"を買った。残念ながら、ここでも印象は変わらず。"Know Your Rights"もプライマルの方がいいと思った。でも、この辺で「クラッシュ見直し運動」が始まっていたのだな、俺の中で。
 そんなワケで、タワーレコードで1100円(!)だったと言う素晴しい理由で"London Calling"を買った。コレは、キた。「クラッシュ、楽しいじゃん!」である。タイトル曲から何から凄くポップなのだ。いや、実は1stだってポップなのだが、サウンドが硬質すぎた。テリー・チャイムズのドラムにも難があった。比べて、ここで演奏しているトッパー・ヒードンは明らかにテクニック面、表現力ともに圧倒的だ。"Armagedon Time"は収録されていないが、実はこの時期(タイトル曲のB面)だということも解り、遂に俺の中でクラッシュがガッチリ、来た。

 要するに難しく考えるからいけないのである。クラッシュは真面目な、攻撃的な、革命的なバンドだ。うるせえ馬鹿野郎。クソみてえなことヌカすな似非パンク。お前等は間違っている。クラッシュはポップで楽しいバンドなのである。そう、実はダムドにも劣らない、ポップで、サウンドは柔軟でバラエティーに富み、楽しいバンドなのである。悪かった、クラッシュ。長年見抜けなかった俺が悪かったよ。勿論間違っていた似非パンクの馬鹿野郎は俺のことである。

 前置きが長くなった。本題の"Sandinista!"だ。賛否両論あるというこのアルバム、ボリュームありすぎアナログ3枚組(CD2枚組びっちり)のこいつだが、勿論俺はいきなり気に入った。前作の延長線上、って言うかもう超拡大版って感じであるイコール、バラエティ感も凄いわけで。イアン・デューリーばりのファンク"The Magnificent Seven"や、無茶苦茶ポップな"Police On My Back"はヤバいくらい格好良いのだが、どうしても俺的に楽しいのはレゲエ/ダブ路線の曲だ。
 Dr.ジョンのヴァージョンでも有名な"Junko Partner"をレゲエでやるってのも気が利いてるし、"One More Time"と"One More Dub"でヴァージョンを聴かせていくという作りも楽しいことこの上ない。ディスク2後半部分は丸ごとこの路線で、アナログ時代には批判もあったと言うが、勿論俺的に一番楽しいのがここの流れだ。
 ほかにもロカビリー調、ジャズ風、女が歌ったりガキが歌ったりオヤジ(マイキー・ドレッドの亊だが)が歌ったり、もう全36曲、やりたいことやり倒していて最高楽しい。楽しいバックに政治性を読み取るのは勝手だが、先に音楽を楽しんでからにしてくれ。

 さあ、こうなってくると聴きたいのは"Armagedon Time"のダブミックスだよな...誰か作ってないのかなあ。(追記:"Super Black Market Clash"にバッチリ入っていた。勿論最高♪)