I Needed You
What's Going Down?
I'll Be Around
Black Blood Theme
Stop Killin' Your Sons
Help Me
Give It a Chance
Let Me Get Inside
Let It Shine
New Morning
Masterpiece
2000年の夏、キャンプの帰りに友人の車の中で聞いたCD、Edwin Mosesという人の同名のアルバム。聞いたことの無い名前だった。彼が言うには、池袋のHMVで試聴機に入っていて、何となく勘が働いたので聴いてみたらはまったという。CDはスペインのSiestaというレーベルから出ていて、店の紹介文ではスペイン出身の黒人アーティストと書いてあったという。
これが良く解らない。どうやら「本当は」シカゴ出身で、カーティス・メイフィールドともかかわりがあるらしく、70年と75年に出た2枚のアルバムからのコンピレーションで、このCDの一部は当時のブラックムービーBlack Bloodのサントラだという。友人の同僚が翻訳してくれたライナーノーツにはそう書いてあった。
ところが、その後日本盤が一応リリースされたのだが、これには解説がついていなくて、フリーペーパーなどではやっぱりスペインの人として紹介されているらしい。どういうことだ?と思ってライナーをよく見てみた。すると「This album recordrd between January and June 1999」とあるではないか!だまされた?「シカゴ出身、1941年生まれ、70年代の2枚のアルバムからのコンピレーション」などは架空のストーリーなのだろうか...でもBlack Bloodと言う映画は実在したとも聞くし、真相、いまだ解らず。
でもそれが嘘だろうが何だろうが、いいものはいいのだ。いかにも70年代、といった感じのストリングスの印象的なニュー・ソウルサウンドで、曲も粒ぞろい。"What's Going Down?"が好きだ。ちょっとジャクソン5なども彷彿とさせるサウンド。あとファンキーなインストの"Black Blood Theme"とか。
ほんと、こんな謎の多いCDはじめてだよ。
(追記)
2003年、彼(等?)のセカンドアルバムが発売された。やっぱりスペイン在住の黒人アーティストらしい。ポール・ウェラーの影響等も受けている様だ。なぁ〜んだ、ではあるがこの音楽の魅力は全く色あせることはない。