Tragedy
Motorvatin'
Taxi Driver
Back To Mystery City
Malibu Beach Nightmare
Up Around The Bend
Million Miles Away
Underwater World
Don't You Ever Leave Me
Two Steps From The Move
I Feel Alright (Live)
Life's Been Hard
Heart Attack
Menaced By Nightingales
Fast Car
Shame Shame Shame
Rock & Roll
Lean On Me
彼らをカテゴライズするのは非常に難しい。ルックスはグラムロックの流れを汲み、サウンド的にはパンクやハードロックをまぜこぜにしつつもどこかお気楽なパーティバンド風の気配を振りまく。日本での扱いはルックスのいいアイドルバンド。人なつっこいキャラクターも幸い(?)し、結構ビッグ・イン・ジャパンだったようだ。
彼らの悲劇的な解散後、80年代終わりにはガンズやスキッド・ロウによって突然の再評価。俺がハノイを知ったのもそんな時期だった。アクセル等のルーツであることが知れるとハードロックの範疇でも語られるようになる。
フィンランド出身ということで多分情報の伝達も遅かったし、いろんなものが混ざって彼らには伝わったんだろうし、そう言う意味では英国的なNWもそれ以前の音楽も同レベルでリアルだったんだろう。その結果でき上がったのは何処にも置き場の無い、でもストレートで素直に響く上質のポップミュージック。
そんなバンドを聴くにはやっぱりベスト盤が楽しい。すまん、俺はオリジナルアルバムを持ってないし、何も「このベストが最高!」って言うつもりも全くない。ってーかもっといいベストはある。なんせこれの後半部分はラズルの死後に録音された未発表音源なワケだし。あんまりお勧めとは言えないのだ。コレを紹介する理由は「俺が今もっている」と言う理由だけだ。
だから聴きたい人は現時点で一番手に入りやすいベストを聴くといいと思う。勿論「オリジナルアルバムを聴く必要はない」なんて言うつもりは毛頭無い。多分ちゃんと聴いても充分楽しいということは解るが、でもやっぱりヒット曲満載のベストを気軽に聴くって言うのもこのバンドの楽しみ方の一つだと思うのだ。俺はいまのところそれで満足している。とりあえずこのアルバムの前半11曲は文句なし、最高だ(後半も楽しめるけどね)。
"Tragedy"、"Motorvatin'"、"Maribu
Beach Nightmare"と言った正にパーティソングと言う感じのシンプルなR&Rが彼らの真骨頂。"Tragedy"のコーラスや"Motorvatin'"の後半で一瞬スネアが欠落するところなど、明らかに稚拙な演奏技術だが、それが逆にパンク的なリアルさを伴いながらも、何故かベクトルがほのぼのとした方に向かうのがこいつらの素敵なところだ。なんか、友達のバンド聴いてる気分なんだよね。演奏終了後に「どうだった?」くらい訊いてきそうな感じが。それもマイケル・モンローの笑顔のなせるワザか。当時の女の子がメロメロだったのもわかるぜ。
"Taxi Driver"や"Two Steps From The Move"ではヘヴィーなサウンドも行けるところを聞かせるし、甘めのバラードを下手糞に決める"Don't
You Ever Leave Me"も魅力的だ。それから代表曲の一つでもあるCCRのカヴァー、"Up
Around The Bend"もパーティソング路線で最高に楽しい(ビデオはホントにパーティシーンだよね)。ストゥージスの"I
Feel Alright"(タイトルからしてダムド経由か?)では案の定のパンクルーツも・・・。