Sagg Shootin' His Arrow
For Everyone Under The Sun
After Hours
Root Down (and Get It)
Let's Stay Together
SLow Down Sagg
Root Down (and Get It)
俺はジャズファンというには程遠い人間だ。未だジャズのレコード(CD)は50枚もないくらいなので色々手当たり次第に聴いてみようとは思っているのだが、何故かレコード屋に行くと「J」のコーナーを眺めてしかもコルトレーンをスルーしてジャック・マクダフとかジミー・マクグリフとかジミー・スミスとかばっかり買ってしまうのは最早病気、と言うか単なるモッズファンの習性(?)なのだが。まあ俺の中では(多くのモッズかぶれ同様)ブライアン・オーガーやマンフレッズ、ジョージー・フェイムなどと同じ種類のアーティストなのでしょうがないでしょう。(だからそいつらの師匠筋なんだってば)
1曲目"Sagg Shootin' His Arrow"が凄い。ビートが凄い。まあ、やり方は知ってるのだが、要するに4ビートと16ビートを行き来しているのだ。ベースはファンク的な演奏を基本としつつ4ビートも同時に感じていて両者を往復、ドラムも同様だが、4ビートのパートではレガートを刻みながらもファンキーなバスドラムと16ビートのフィルが入る。ラテン的なパーカッションがリズムを補強。ギターはファンク寄りに近く、そしてスミスのオルガンはその上を縦横無尽に駆け巡るのだ。勿論オルガンもリズム楽器、極めてファンキーなビートをどっちにも寄り添いつつ打ち出している。こうなれば最早ソロプレイのテクやらフレーズやら、じゃなくって約12分にわたってこのグルーヴに浸っていられるだけでもう幸せ!って感じなのだ。このCDにはunedited performanceと書いてあって、って言うコトは以前はエディットヴァージョンでもっと短い演奏が収録されてたんだろうから長いのが聴けるのはもう最高に嬉しい。今の時代の人で良かった。
んでもって他の曲も全部いちいちファンキーだったりクールだったりして別にこれならソウルでもファンクでもジャズでもロックでも境界線なんかねえよな、って例のファンカデリックの名セリフを思い起こしたりもするわけだ。ダニー・ハザウェイやアレサ・フランクリンのライヴと一緒に聴いて違和感無いモンね。ひょっとしたらデイヴ・メイスンのライヴと一緒に聴いても違和感無いかもしれない。いや、パイやツェッペリンと・・・ホントにそう思える気分の日だってあるんだってば。
ところで"For Everyone Under The Sun"の最初の3音だけ聴くとビリー・プレストンの"Will It Go Round In Circles"にそっくりだと思うのは俺だけでしょうか。曲調から何から全く似てないんだけど、この3音だけ音も、グルーヴもそっくりなんだけど。