Boogie Chillen
Little Wheel
Crawlin' Kingsnake
No Shoes
Dimples
Tupelo
Drug Store Woman
Hobo Blues
I'm In The Mood
Whiskey And Wimmen
Dusty Road
Sally Mae
Wadnesday Evening Blues
I Love You Honey
Unfriendly Woman
Time Is Marching
She's Mine
Send Me Your Pillow
I'm Leaving
Birmingham Blues
Don't Look Back
ブルーズを一番聴いてたのは高校時代。「ストーンズやZEPのルーツだ」と言う情報からよく解らないままハウリン・ウルフ、マディ・ウォーターズ、そしてロバート・ジョンスンに手を出す。実際のところ、ガキなりに楽しんで聴いていた。ZEPのあのへヴィーさを求めたら大間違いだったが、何故か俺は入り込めたのだった。最初一瞬「何だこりゃ」だったロバート・ジョンスンさえもそれなりに楽しんでいたのだからたいした高校生だったと、自画自賛。だけど高校以後、NW方面に進んでからはブルーズは遠い存在になっていた。上記の超メジャー3アーティストだけで「もう充分だ」くらい想ってしまっていたのだな。
NWからテクノを経て、ロック方面に帰還してからは、黒い人はR&B、ソウル、ファンク方面中心に手を出すようになっていた。そんなこんなで、ブルーズは俺にとって顧みられない存在になっている。「なっている」そう、今でも。
そんな俺でも当然聴いてみたいブルーズメンは山ほどいるワケで、そういった中で一番気になっていた人のベストを買ったのが数年前。
ジョン・リーの場合、マディとかと比べて所謂「ブルーズっぽい」音では無い。もっとR&Bとか、そっち方面な感じでまあ、その辺がモッズ連中のツボでもあったのは間違いない。やっぱり有名なBoom BoomとかDimplesはもう踊りたくなっちまう程のクールさなのだな。正直に言えばあんまり曲ごとのイメージが固まる程聴き込んでないんだけど、どの曲でも基本的にクールなブギービートにぶっきらぼうなヴォーカル。ほぼ全面的に気持ち良いと言っても差し支えない。
そんな中でもやっぱり名刺代わりとも言える名曲"Boogie Chillen"のビートには本気でやられる。ドラムとか全然入ってないんだよね。ギターだけで刻む、ホントに「刻む」感じのザクザクしたビート。ギャング・オブ・フォーの時に「剃刀のような」ギターと書いたが、ジョン・リーのギターはそこまで鋭くは無いが、出刃包丁、いや、ナタかもしれない。そんな風に重くて、凶暴だ。殺傷能力のあるギター。ジェフ・ベックなんかより何十年も前からこの人は「ギター殺人者」だったのである。