LADY MADONNA〜憂鬱なるスパイダー〜
Your Song
Last Smile (extension mix)
I mean love me
Moonly
Are You Still Dreaming Ever-free?
I miss you
ノスタルジック '69
These days
LOW (ver.1.1)
A DAY FOR YOU
俺がコレを聴くというのはあまりにも当たり前だ。困った性格だが、買う時恥ずかしかった。自意識過剰にも程があるが、要するにこういう「洋楽ファン好みの邦楽(俺の大嫌いな表現で言えば「洋楽志向」)ちょっとお洒落方面入り」は気恥ずかしいものなのだ。特に俺のようにかつて洋楽至上主義だった過去を持つ人間にとっては。
このバンドの音はまだブレイクする前にKo-Ryuに聴かせてもらって、エラくツボにはまったコトを覚えている。彼も俺がツボなのを解っていただろうし、それを見透かされている感じがまた気に入らない。しかしこの難儀な男は流行ってるときには案の定買えなかったのだ。恥ずかしくて。自分のこういう性格が本当に嫌いだ。この性格の方がもっと恥ずかしいではないか。ああ、何ということだ。この文章はすっかり自身の恥の告白と化してるのであった。
デビュー曲"Lady Madonna-憂鬱なるスパイダー"の歪んだエレピのイントロが好きだ。結局話は繰り返しになるばかりなんだけど、この音世界が俺のツボを付きまくるんだよね。とにかく音色のセレクトとか、グルーヴ感とか、そう言う部分。正直、メロディとかキャッチーだけど凄く突出してるとは思えないし。
だからワリと雰囲気物として聴いてる部分があるのは認める。ぶっちゃけた話、コレや"Your Song"(コレもヒットシングルだね)単独でも好きなんだけど、このアルバム(もっと言えば他のアルバムでもいい)の全体の世界観が気持ちいいのだ。
いかにもな感じの解り易い、パクリ寸前ギリギリのリフやメロ。そしてアレンジメント。しかしそれを乗せるサウンドはサンプリング感覚の強いある意味レトロフューチャーな音。ロック、ポップスの音/リズムなんだけど、クラブミュージックとしての側面を隠し持っている(って隠してないかな)。それでいて結構アコースティック。ヴォーカルは個性的になり切らない微妙なライン上。これらの要素が絶妙なプロダクションのもと、妙に気持ちいいサウンドを紡ぎだしちゃってるのだな。
結局、サウンドもジャケもヌーンデイ・アンダーグラウンドとは結構近い存在な気がする。あっちはインスト主体だけど。