Woman
Witness
Jolly Good Show
Roamin A Road
Sister
Wishin
Young Young Man
Young Young Man (Five Years Later)
Edward Heath
Bored As Butterscotch
Uptowndowntown
Tiger
Strawberry Jam (Fades)
マッカートニー家には音楽の才能が遺伝情報としてあったようだ。親父のジェイムズはセミプロのミュージシャンだったし、ポールの息子のジェイムズもギタリストだ。ポールは言わずもがな。そして、弟だ。兄の七光りを嫌がり、名字をマクギアに変えた。アイルランド/スコットランド系に多い名字の頭につくMcまたはMacは「分家」と言う意味。McCartneyはCartney家の分家、と言うわけだが、Gearはリバプールの方言で「ゴキゲン」みたいな意味。「ゴキゲンの分家」当時最高にFabでGearだったビートルズ(ポール)の分家、とでもいうつもりなんだろうか。
俺は時々思うんだけど、マッカートニー家で一番多才なのはこの人じゃないだろうか。ミュージシャンであることは言うまでもない。スキャッフォルド/グリムス/ソロと多くのアルバムを出し、高い評価をえている。また、そのスキャッフォルド(及びグリムス)では舞台でコントを演じることも多かった。コメディアンでもあるのだ。
著書も有る。マッカートニー家のことを書いた「素顔のマッカートニー(原題"The Macs")」は有名だ。写真家としては作品集も出しているし、デビュー前のビートルズを写した作品は有名だろう。更にリバプールの案内ビデオなんて物も出してるらしいし...ポールは流石にここまで器用じゃない。音楽に関しては器用なんて言葉では言い表せないほどの器用さを発揮するが、ここまでなんでも出来ない。映画はこけるしギャグ言えば滑るし...本は面白かったけど。
マイクはポールのように突出した才能がなかった代わりに、多方面に器用だった。器用貧乏とも言う。そんな彼のファーストソロアルバムが、これだ。文の繋がり強引ですか?
聴いてみればわかるんだけど、なんか無性にいいアルバムなのだ。全般にそんなにヒット性の有るキャッチーな曲はないけど、ポップだし、凄くイギリス的な音で、やたらに心地よい。曲の良さは兄貴譲り。いや、決して兄貴に負けていない。むしろジョージやジョンに通じるひねくれ方も有るのが面白いんだけど。人脈でマイク→ニール・イネス(グリムス)→モンティ・パイソン→ジョージってやると更に面白かったりもする。和久井光司的で嫌だけど。
ジャケットが気になる。これ、二つの説が有って、この人物、マッカートニー兄弟の母親、メアリーの写真だっていう話も良く言われてるんだけど、そう思う?この人、女?ホントに。俺は圧倒的にもう一つの説を取る。つまりそれは、この人、アーティスト本人だ、と思うのだ。
マイクの女装写真なんである。(最近になって、俺間違ってるって思いはじめてきたんだけど・・・笑)