| On The Corner | ||
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Miles Davis |
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先日MDK'sの写真に、各メンバーの「ルーツ」とも言えるアルバムのジャケットを合成する作業をしていたのだが、Mo.のセレクトにこの作品があった。彼がマイルスが好きなのは知っていたが、この変なジャケットのアルバムはなんなのだ。何故こんなコミック調の?なんにしても、印象には残ったのは間違いないわけで。 こ、これはブレイクビーツ!? しょっぱなからDJやってるような人なら使わずにいられないようなビートが飛び出してくる。いや、いわゆるなファンクビートより遥かに複雑なビートなんだけど、これは確かにファンクだ。確かにちょっと踊りにくいかもしれないケド、これはファンクだ。そしてひたすらクール&ダークな雰囲気。ドラムやパーカッションは勿論、鍵盤やトランペット、サックスも一種のパーカッションとして絡み合い、全体が1つのグルーヴを作りだしている。マイルス自身のトランペットは大きくフィーチャーされているわけではないが、ここでのマイルスはむしろプロデューサーやコンダクター的な、いや、大ざっぱに言えばDJ的な役割を担っていたのではないだろうか。レコードではなく、プレイヤーを直接「回す」DJ。「プレイヤー・ジョッキー」か。 "Black Satin"(アナログではA面ラスト)から最後の"Mr. Freedom X"までは事実上「同じ曲」と言ってもいい。ひたすら1つのビートのパターンで突き進んでいく。1つのビートとは書いたが、上モノは勿論、ドラムやベースも微妙に表情を変えながら展開しているので全く飽きることはない。あたかも同じブレイクビーツを回しつつ、他のレコードを足したり引いたり、時にはエフェクトをかけたりという作業にも聞こえる。こちらの曲はより一般的なファンクビートで構成されており、まあある意味「解りやすい」。勿論「使い易い」ってーコトもあるだろう。 ダンスミュージックに関わる人間で、コレ聴いてなかったら損してるんじゃないかな。うん、俺、昨日まで損してたかも。 |