| The Thoughts Of Emerlist Davjack | ||
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The Nice |
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ザ・ベストというスーパーグループみたいなやつでキース・エマーソンが来日したとき、この"Rondo"を"America"と紹介して、演奏していた。混乱はしたが、今度はこっちのタイトルで探した。どこにもなかった。 EL&Pのワイト島のライヴ盤が出た。ここに念願の"Rondo"が入っていた。喜び勇んで買ったね、俺は。しかしそこにはアトランティックの時の曲の後半部分しか入っていなかった。しばらく頭は「???」だったが、結論として「アレは"America"と"Rondo"のメドレーなのだ」と言う考察に至った。 ナイスのファンの人は「こいつは解りきったことをなにダラダラ書いてんだ」と思うだろう。しかし、俺はこの段階でもまだ2曲ともEL&Pの曲だと思っていたのだ。ライヴしかやらないんだな、とまで思っていたのだ。 結局、イミディエイトの紙ジャケ再発(2000年)まで、俺の誤解は続いた。そして、このアルバムの曲目を見たとき全ては瓦解した。そして、それを見た瞬間から「買いだな」と思っていた。 うわ!何だよ、EL&Pなんかより全然いいじゃん!何かやたらポップだし、サイケだし、オルガンかっこいいし。"Rondo"と"America"メドレーなんかどこにもねえけど、そんなモンいらねえや。別々で充分かっこいいよオイ!うわ〜ヤベエな買ってよかったよ。 「プログレはグレッグ・レイクの声」と定義する俺だが、エマーソンのプレイに感動した経験はなかった。まあ、「展覧会の絵」の"Blues Variation"のソロはかっこいいけど、全体にギミックが多すぎてあまりぱっとしない印象だったのだ。しかし、ここでのエマーソンは輝いている。俺がオルガン好きだってのはそりゃ事実だけど、それを差し引いてもかっこいい。アートウッズのジョン・ロードくらいいい。 ナイスって、今まで述べてきた2曲やセカンド以降の方向性、そしてエマーソンの存在のせいでプログレ前夜とかEL&Pの原形みたいな聴き方されるんだけど、実態は出所がPPアーノルドのバックなんだし、結構モッドな面もあったりするのだ。それで、時期的にサイケの洗礼を受けまくった結果、この音。スモール・フェイシズとサンダークラップ・ニューマンの中間くらいかなあ。このアルバムだと最初の2曲や"Cry Of Eugene"、あとシングルの"Azrael"なんてもろサイケポップで、フロイドの1stよりプログレ色は薄い。さらにインストの"War And Peace"なんて典型的モッドオルガンインスト。これが最高かっこいいのだ。コレ1枚で脱退するデヴィッド・オリストのギターもドライヴしまくるし、ドラムはミッチ・ミッチェルばりに暴れる。エマーソンもグイグイ行ってるしね(後半はいかにも彼っぽいフレーズが出るけど)。"Bonny K"もこっち系統のグルーヴィーでハードなロック。こうしてみると、オリストの存在ってでかいのかも。実際、彼のいない3枚目のアルバム(2枚目は未聴)は俺にはちょっとつまんないんだよね。 そんなワケで、今アトランティックとかザ・ベストのビデオ見直すと何かプログレノリで全然つまんないのね。アレ〜、って感じ。特にベストの方はドラムがサイモン・フィリップス(嫌)だしねぇ... |