| Spooky Two | ||
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Spooky Tooth |
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スプーキー・トゥースとは出会うべくして出会ったと言う気がする。ベストアルバムを買ったのは多分「有名なバンドな気がする」「知ってる曲("Tobacco Road","I Am The Walrus","The Wait")が入ってる」「中古で安かった」程度のもので、とりあえず持っている程度で、あまり印象が強くは無かった。それをしっかり聴き返す気になったのは、「ソロになった時のポール・ウェラーが彼らを参考にした」という話を何かで読んだのが切っ掛けだったと思う。そうして聴いてみると、ウェラーとの関連性は正直あんまりピンと来なかったが、格好良いハードロックだと言う事は感じた。同時に、最初にピンと来なかったのは多分ゲイリー・ライトのヴォーカルのせいだな、とも感じる。 これを買ったのは正解だった。他のアルバムも聴いた感じからすると、1stも大好きだが、まだサイケの残り香がある部分とハードロックへ進む部分が融合し切っていない感じもあるし、3rd(リドレーは脱退)では演奏は悪くないがピエール・アンリ(前衛音楽家)とのコラボレーションで、両者の音が(これまた)全然融合していない。アンリの作るノイズに演奏が邪魔されてしまっているのだな。 代表的な曲は前述の2曲や"Waitin' For The Wind"、"Lost In My Dream"といったヘヴィーな曲。これらは個人的にもベストトラックだと思うが、ここで注目したいのはハンブル・パイに通じるアーシーでソウルフルな"Feelin' Bad"や"I've Got Enough Headaches","That Was Only Yesterday"等だ。 リドレーが好き、とは言ってもここでは彼はあくまでベーシスト。主役はマイク・ハリスンとライトのツインキーボード&ツインヴォーカルである。この二人の別々にクセの強いヴォーカルが絡み合うスタイル、と言うのが明らかに彼らのウリであろう。それからライトのピアノやオルガン(ハリスンはプレイヤーとしては彼には及ばないと思われる)とルーサー・グロスヴナーのギター。その土台を固めるリドレーとマイク・ケリーのリズム隊、と言う構成が絶妙のサウンドを作っている。 |