| Stone Roses | ||
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Stone Roses |
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「何?このポップな曲は。ハードなドラムは?かっこいいギターリフは?シャウトは?」 でも馬鹿は思った「いいじゃん」。ストーンズかと思ったら何とびっくりビートルズだったこのバンドを気に入ってしまうまではあっという間だったという。馬鹿なので変わり身も早いようだ。 だからといってアルバムを聴いたのは以外に遅く、結局例の移籍騒ぎの頃までちゃんとアルバムは持っていなかったんじゃないだろうか。レンタルで聴いたまんまにしてた気がする。まあ、どっちにしても気にいってしまった亊には変わりはない。最初に魅かれたのはそのポップなメロディ。前述"She Bangs The Drums"はもとより、ポップすぎる曲がめじろ押しのこのアルバム、声の好みさえ置いておけば気に入らないほうがウソだろう。俺はイアンの声が好きだし、確かにヴォーカリストとしては下手だがここでは破綻もなく、いい曲を素直に聴かせてくれている。日本人好みのマイナー調の"Made Of Stone"は音程は不安定だが「じゃあ誰が歌えるんだ」と考えてみよう。絶対この声じゃなきゃ駄目なのだ。それに"Waterfalls"や"This Is the One"等での歌は凄くいいと思うんだけど。 トラックリストでわかるように俺が買ったのはボーナス2曲入りのアメリカ盤だった。デビューシングルにして大傑作、"Elephant
Stone"とセカンド・サマー・オブ・ラヴのアンセム、"Fool's Gold"が追加された長名盤仕様だ。この2曲はともに80年代以降最も重要なドラマー、天才レニの才能を十二分に堪能できる曲。 この"Fool's Gold"はアルバムのあとに出たシングルだが、この「ロージス流ファンク・ロック」を予感させる曲が"I
Am The Resurrection"だ。前半はシングル路線のポップな曲だが、後半に入ると打って変わってファンク風のインストパートが延々続く。ここでもレニのドラムを軸にマニとジョン・スクワイアのプレイが縦横無尽に入ってくる。この曲ではまだ普通にギターソロが入ったりするのであのトリップ感覚はないが、アッパーな意味では最高のダンスサウンドだ。 面白いのが"Don't Stop"で、この曲は何なのかっていうと、直前の"Waterfalls"のトラックを逆回転にしたものにドラムとヴォーカルを録り直したものだ。何が凄いかって、歌詞だ。この歌詞、"Waterfalls"を逆回転で聴いたものを「こういうふうに聞こえる」と思った歌詞をわざわざ書き起こしているのだ。これが名曲というわけではないが、こういう発想力も彼らの力だったと思う。ただ、彼らは同じことをシングルのB面でもよくやるんだけど、そっちはあまりよい出来ではない。必ず上手く行くとは限らないのだ。 ストーンズかと思ったらビートルズだったバンドはこの後ギタリストがツェッペリンになろうとして空中分解していく。セカンドアルバム"Second Coming"は賛否両論あるが、個人的には別の魅力があって好きだ。でもホントに凄いロージスを聴きたいならデビューアルバムとその周辺のシングルを聴くべきだと思う。そういう意味で、このアメリカ盤はお勧めだね。加えて"What The World Is Waiting For"と"One Love"を聴けば完璧。 |