Replicas

Tubeway Army

Me! I Disconnect From You
Are 'Friends' Electric?
The Machman
Praying To The Aliens
Down In The Park
You Are In My Vision
Replicas
It Must Have Been Years
When The Machines Rock
I Nearly Married A Human

 「テクノポップ」にはまっていた時期もあった。勿論全盛期には俺は小学生、完全に後追いで、全盛期を体験した年上の友人から中期YMOを聴かされたり、808ステイトやKLF、Altern8なんかがテクノポップ(エレクトロニック・ポップ)からの影響を語ったりという流れの中で俺も影響を受けて聴いていたわけだ。クラフトワーク、DEVO、ジョン・フォックス等、あまり幅広く聴いたわけではなかったが、その中で一番好きだったのがこのチューブウェイ・アーミーだった。結局テクノ(テクノポップじゃなくて)への興味が薄れるとともにテクノポップも聴かなくなっていったのだが、この手の音楽では数少ない「今でも聴きたくなる」レコードがこの「幻想アンドロイド」(凄い邦題だが、数少ない好きな邦題でもある)なのだ。

 さて、アナログでしか持ってないから、それを聴きながらここまで書いたら、やっぱり古いものなんで傷が入ってて聴けないところもあった。そう思っちゃうともうCDが欲しくなるのが人情というもの。それで探しに行きましたよ。売ってるもんだねぇ、QUOやラッツさえまともにCD化されないというのに、こんなもんがあるんだもん、嫌になっちゃう。

 好きなんじゃなかったのか。

 話は本題に帰るが、実は俺、ゲイリー・ニューマンのファンというわけではなかったりする。ソロ名義は"The Preasure Principle"しか持ってなくて、あとはこの「チューブウェイ・アーミー」名義の作品しか持っていない(それも2枚しかないわけだが)。
 別にサウンドが大きく違うでもないけど、ホラ、俺ってバンド幻想の人だし。と、いいつつ実は集める前にテクノポップへの興味が薄れたというのも実はホントだったりする。

 全然話が進まないのであった。

 とにかくオープニング"Me! I Disconnect from You"から"Are 'Friends' Electric"の流れが大好きで、これこそパブリックイメージとしての「テクノ」だと思う。ニューマンのヴォーカルはデイヴィッド・ボウイなど、グラム系の流れを汲みつつももっとメタリックに響き、バッキングのシンセとの相性が物凄くいい。決して上手くはないがこういうバンドに上手いヴォーカルが不要なのも言うまでもなく、それより「サウンドの一部として完璧に収まる声である」と言う点が圧倒的に重要だ。
 この2曲や"You Are In My Vision"(これも大好き)、"Praying To The Ariens","When The Machines Rock"等、タイトルもすっかりテクノな感じで、ジャケも含め、この世界にどっぷり浸かることが出来る。このジャケまさしく「幻想アンドロイド」じゃないか。
 そのほかの曲もまあ、言ってしまえば似たような感じの曲ばっかりで、こう言うのが嫌いな人には凄く辛いアルバムだと思う。でも、もっとバラエティに富んだYMOやクラフトワークよりずっと好きだ。とりあえず、テクノポップはコレ1枚あればいいや。