| 5150 | ||
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Van Halen |
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この姿勢は多くのVHファンと対立する意見なのはいうまでもないが俺はこういう男(ティン・マシーン、ストーンズの回参照)なのだ。だって、いいじゃん、ヘイガー。ルックスは...置いといても声いいし、デイヴより上手いし。 何よりこの時期のVHの良さは「上質のアメリカンロックである」という事実に尽きよう。誰だ?VHをメタルなんて呼んだやつは。このグルーヴ、ポップなメロディ、アメリカンロック王道じゃないか。100歩譲ってもアメリカンハードロックだ。デイヴ時代はブリティッシュロックへの憧憬が強く見えるサウンドを聴かせていたが、"Diver Down"あたりから「王道」へのシフトの兆しが見えはじめ、ここに来てヘイガーという「王道」なヴォーカリストを得てそのサウンドの完成を見たのがこのアルバムである。 とにかく、曲がいい。全曲捨て曲無し、って感覚のアルバムは個人的にはコレと1stのみなのだが、思い入れのさでこっちの勝ち。何たって(前述の通り)中学生の頃から愛聴しているのだ。オープニングの"Good Enough"の叫びで始まり、強烈なグルーヴのドラミング。そしてアメリカンロックらしいハーモニー。これでもうつかみは完璧。サミーの歌唱力を見せつけるにも充分だ。 続くはシンセ多用の挙げ句にシンベまで導入、ライヴではエディがギターを弾かないというところまでいった"Why Can't This Be Love"。メロディはポップすぎるし、大ヒットも当然でしょう。VHをメタルだと勘違いしていた輩には評判が悪いのかもしれないが、それは洞察力がない奴等が悪い。そもそも彼らはHMではないんだから。これや"Dreams"、それにHR系王道バラード"Love Walks In"を聴くとエディやサミーが「あたりめぇだろ?」っていってる気さえする。 そういったヒット曲群に隠れがちだが、他の曲も最高の一言。特にタイトル曲"5150"は個人的に大のお気に入り。アレンジの緻密さが光るし、コレもメロディが最高で、特にサビの高揚感は筆舌に尽くしがたい。それにライヴはスタインバーガーのギターを使っていた"Summer Nights"もいい。ヘヴィーな16ビート系の演奏も実はVHがアメリカのルーツ音楽からの影響を強く受けているということを感じさせる。この辺は次回作の"Black & Blue","Finish What Ya Started","A Aporitical Blues"(フィートのカヴァー!)あたりで更に突き詰められる。 そういえばラストの一見異色作、っていうか異色作、"Inside"なんか、ファンカみたいじゃない? |