| Oranges And Lemons | ||
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XTC |
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このデザイン、世間では「ビートルズ風」もっと言えば「イエロー・サブマリン風」という言われ方をするが、まあ間違っちゃいないけどもっと近いのが「オールディーズ」だろう(これも指摘されていないわけでもないケドね)。そして更にはフーの「クイック・ワン」だ。俺はこの3つを足して2で割って2を引いて(人数)2倍ハッピーにしたのが、このジャケットだと思っている。ビートルズファンでこれをジャケ買いしそうになった、またはしたって人は結構いるんじゃないの?恥ずかしがらずに名乗りなさい。 のっけからアンディのハイテンションな「きィ〜〜〜〜〜〜〜っず!」の叫びから始まるこのアルバム、ポイントになるのはパーカッシブ、と言うかミニマルな印象もあるリズム感だ。その冒頭の"Garden
Of Earthly Delights"にせよそうだし、"Poor Skelton Steps Out","Scarecrow
People"なんかもそう。"Merely A Man"もファンク風な形で出てるし、"One
Of The Millions"や"King For A Day"といったムールディングの曲にもそれは(多少かたちは違うながら)現れている。 ビートリーというポイントでも趣味性がいい感じで出てて、"Mayor Of Simpleton"の一部には"Misery"のピアノそっくりのフレーズが一瞬出てくるし、"Merely A Man"のトランペットはアルバム"Magical Mystery Tour"(アンディの好きなアルバム!)みたいだ。勿論前述の曲群のメロディもそうなんだけど、「ポップ=ビートル風」というイメージには待った。これは10ccなんかもそうだけど、ビートル風というのは「ポップであり、アバンギャルド」言い方が悪ければ「最先端」である、ということ。そういう意味ではオエイシスなんかビートリーじゃないと言える。アンディとコリン、そしてデイヴはビートルズの持っていた「ちょっと外した感じ」をナチュラルに再現できる才能がある。だからこんなに「何にも似てないけどビートルズっぽい気がする」音楽が作れるわけだ。他にこういう人に、ニール・イネスがいる。 他に思いついたことなど。例えばコリンの曲がフォーキー("One Of The Millions")だったりジャジー("Cynical Days")だったり、アンディは「レノン役」って言われつつ無性にポップだったり(勿論レノンもポップなんだが)、前述の「きィ〜〜〜〜〜〜〜っず!」にしろ「はぁあ〜〜〜いやァ〜!」("Merely A Man")にしろ(次回作の「れっつびぎぃ〜〜ん」も)初期の「きゅうばぁ〜きゅぅばぁ〜きゅぅば〜ばばぁ〜ばぁ〜」から衰えてねえなあ、とか思ったり。 |