|
Blood And Chocolate Elvis Costello And The Attractions
|
 |
Uncomplicated
I Hope You're Happy Now
Tokyo Storm Warning
Home Is Anywhere You Hang Your Hand
I Want You
Honey, Are You Straight Or Are You Blind?
Blue Chair
Battered Old Bird
Crimes Of Paris
Poor Napoleon
Next Time Round
|
一時期は一番好きな作品だった。とにかく荒っぽくてハードなアトラクションズが聴けるのがその理由であったが、実はアナログ時代、ほとんどA面しか聴いてなかったのが気まずい。それは勿論「荒っぽくてハード」なのはA面だけだからだ。両面でかなりカラーが違うのだ。アトラクションズを堪能できるのはA面で、B面はソロっぽいし、コンフィデレイツでやっても良かったかもしれない感じだ。
そのA面は好きな曲ばかり並んでいてもう大変なのだが、思い出深いのはやはりルード5の日本公演でオープニングを飾った(そして、未だに日本ではオープニングになることが多い)"Tokyo Storm Warning"だ。"Pump It Up"路線の乱暴な曲。エンディング付近でのコステロのキレ方がたまらん。そう滅多に弾かないコステロの妙にサイケなギターソロもいいね。ちょっと長過ぎる気もするけど、ライヴで聴けば丁度いいのだ。日本がテーマだが、実はこのアルバム当時日本で出なかった、というオチも。本人知ってるのか。
それから"I Hope You're Happy Now"も新生"Peace Love & Understanding"という感じで最高にポップなナンバー。上記の日本公演ではこの兄弟とも言える曲を続けて(ほとんどメドレー)やっていたが、至福のポップタイムだった。ちなみに全曲デクラン・マクマナスが作曲しているが、この曲だけはエルヴィス・コステロという人が書いているらしい。
そして重た過ぎるバラード"I Want You"。この重さは同名のビートルズナンバーの影響か。前にも書いた通り俺にとってコステロバラードのトップ5には確実に入る曲である。それにしてもこのアルバムからのシングルはどうしてどっちも6分オ−バーなのか。やり過ぎだぜコステロさん。俺的にはオッケーだけどね〜。
とにかく重い暗い。ギターソロが偏執狂的なのも良い。この曲を落ち込んでるときに聴くと最高なのである。性格,暗いか?
トップに戻って"Uncomplicated"も魅力たっぷりだ。近年ライヴでプレイされることが多いが、ちょっとエレクトロニックな感じは"Green Shirt"の路線でもあり、"Whwn I Was Cluel"のアルバムにも通じるものでもあるので、採用には納得。
ところが、と言うとアレだが前述の理由でB面はなじみが薄い。ビートリーな"Next Time Round"はやっぱり楽しいのでよく聴いたんだけど、他は半ば飛ばし聴きながら聴きだったり。
それでも「荒っぽいアトラクションズ」を期待しなければB面だってオッケーだ。ってーか"Honey, Are You Straight Or Are You Blind?"なんか思いっきり乱暴だしな。ちょっと気違いじみてる。
面白いのが"Blue Chair"。これ自体は凄くポップなバラードで、サビのキャッチーさとかビートルズ入った随所の細かいフレーズとか実にたまらないものがあるのだが、実はシングル用にコンフィデレイツで録音したテイクの方がロックっぽいのだ。資質が逆?とか思ったが、これはこれでアリなんだろう。職人の「ロック」の方がシングル向けだったのかもしれない。俺はシングルヴァージョンの方が好き。
|