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Spike. Elvis Costello. |
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This Town...
Let Him Dangle
Deep Dark Truthful Mirror
Veronica
God's Comic
Chewing Gum
Tramp The Dirt Down
Stalin Malone
Satellite
Pads, Paws And Claws
Baby Plays Around
Miss Macbeth
Any King's Shilling
Coal-Train Robberies
Last Boat Leaving
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コステロは1回だけ生で見た。"Mighty Loke A Rose"のツアーで東京ベイNKホールでのライヴだ。わざわざあんな遠くの富士額の鼠(by西原理恵子)が棲むようなあたりに行っただけのことはあって満足できる内容だった。この時は新しいバンド「ルード5」をバックにちょっとジャジーな演奏をしてくれたんだけど、その「ルード5」のメンバーとのコラボレーションはこのアルバムから本格的に始まる。
メンバー達のほとんどはコステロより一世代(以上)上の有名セッションミュージシャンばかり。そんな中ですっかり渋い歌を聴かせるコステロを嫌う人も多い。やはりコステロファンは初期が圧倒的に多いようだ。でも実は俺はこんなコステロが好きなのだ。パンキッシュだったりするアトラクションズもいいんだけど、俺が思い入れがあるのは「エルヴィス・コステロ&ルード5」なのだ。
オープニングの"...This Town..."や有名な"Veronica"等、ポップなメロディをウリにするナンバーは相変わらず完璧。どっちにも「ポップ卿」ことポール・マッカートニーがベースで参加してるのは何を今更、だろう(後者は共作)。
個人的には散々ポール以外の元ビートルと共演したドラマー、ジム・ケルトナーとポールのリズムセクションに、ジョージの影響でリッケン12弦を買った男、ロジャー・マッギンの勿論12弦ギターが加わった"...This Town..."が面白い。勿論別に仮想ビートルなワケでもなんでもなく、コステロの世界そのものであることは当然なんだけど、ポップの総決算的雰囲気はどこからともなく漂ってくるのだ。そう言えばポールはコステロとの共作について「ジョンみたいだった」と語っていたっけ...
当然というか、"Veronica"はそれ以上に完璧で、ポップソングの見本のようなものだ。ポップ職人二人が寄ってたかればこんなところだ。面白いのは二人とも確実に影響を受けたブライアン・ウィルソン(ビーチボーイズ)の色が見え隠れするあたり。ドラムの使い方とかが、微妙にロックの文脈と違うのだ。これが次回作の"The
Othe Side Of Summer"ではさらに強化されることとなる。
最初の話に関わってくるけど、俺がこのアルバムで好きなのは"Let Him Dangle"や"God's
Comic"のようなジャズ的なサウンド構成の曲、そしてブラスバンドをフィーチャーしたソウルフルな"Deep
Dark Troothful Mirror"だ。ニューオーリンズサウンドの影響が強そうな曲群だが、実際"Deep
Dark Troothful Mirror"や"Chewing Gum"(スーザフォンのソロがかっこいい!),"Stalin
Malone"等は現地でダーティ・ダズン・ブラス・バンドをむかえてのレコーディングと思われる。更に前者のピアノはアラン・トゥーサンと来てる。伊達に「固めた」ワケじゃない。コステロ的世界そのものでありながら、説得力のある「それ風の」サウンドになっている。
このバンドのメンバーとのコラボレーションは他に"Mighty Loke A Rose"、カヴァー集の"Kojak
Variety"がある。3枚とも大好きなアルバムなのだが、実は実際にメンバー5人が揃う演奏は"Kojak
Variety"にしか入っていない。だから是非、ルード5でのライヴアルバムが聴きたい!って思うんだケド...
あとジャケのコステロが横山やすしにそっくりであることは言うまでもないだろう!
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