Bonzo Dog Doo-Dah Band
Neil Innes (Vo/G/Kbd)
Rodney Slater (Sax/Cl/Vo/Washboard)
Roger Ruskin Spear (Sax/Cl/Vo/Noise/Trouser Press)
"Legs" Larry Smith (Tapdance/Vo/Perc/Vo/Drs)
Vernon Dadley Bohey-Nowell (Vo/Banjo/Ukulele/Perc/Musical Saw/B)
Sam Spoons (Perc/Euphonium)
Bob Karr (Tp/Sax/Tb/Euphonium/Vo)
The House Band
Andy Roberts (G/Ukulele)
Tom Fry (B)
JJ Jones (Drs)
Mickey Simmons (Kbd)
Special Guest
Adrian Edmondson(Vo)
Stephen Fry(Vo)
Phill Jupitus(Vo/G)
Paul Merton(Vo)
40th Anniversary Celebration
Bonzo Dog Doo-Dah Band

Rule Britania
My Brother Makes The Noises for the Talkies
Little Sie Echo
Falling in Love Again
Watermelon
Music from the Leg (Whispering)
Shiek of Araby
Hello Mabel
Jollity Farm
The Equestrian Statue
We Are Nomal
The Strain
The Sound of Music
Exodus
The Trouser Press
My Pink Half of the Drainpipe
I'm Bored
Sport (The Odd Boy)
Mr. Apollo
Look at Me, I'm Wonderful
I Left My Heart in San Francisco
Rhinocratic Oaths
Mr Slater's Parrot
Monster Mash
I'm The Urban Spaceman
Canyons of Your Mind
The Intro and The Outro
Slush
 2006年に、デビューシングル発売40周年を記念して再結成されたボンゾズのライヴがめでたくDVDになった。勿論(?)輸入盤のみだが、リージョンはフリーだし、NTSC方式だ。結構MCでギャグも言ってる様なんで字幕が欲しいが、そこは我慢しよう。ヴィヴの曲も色んな人が代わりに歌っていて、楽しいライヴだ。サポートバンド(アンディ・ロバーツを含む!)が大活躍だが、メンバーの音もしっかり出ているのでファンも安心だ。

 "Cool"ではなくRule Britaniaをファンファーレに演奏スタート(SEじゃないよ、バンドが演奏してる)。曲が終わってイネスが挨拶しているともういきなりロジャー・ラスキン・スピアーの電話が鳴っている。後ろではサム・スプーンズが絵を描いてるし・・・。そしてイネスがデニス・コーワンとヴィヴ・スタンシャルに捧げるコメントをするとパイソンズで言うところの「ペーソスはいらねえ!」とばかりにメンバーが騒ぎだし、レッグスが飛び出して軽くわめき散らしてMy Brother Makes the Noises for the Talkingがスタート。ボンゾズのデビューシングルだ。曲中もロドニー、ロジャー、サムがひっきりなしにノイズを出している・・・
 続くLittle Sir Echoは録音としては未発表(Anthropologyには収録)だが、Inside Bonzo Dog Doo Dah BandのDVDでオリジナルのパフォーマンスが見れる。勿論(前曲共に)元はヴィヴが歌っていたが、ここではボブ・カーが歌う。勿論後半で腹話術の人形(レッグス)が登場し、カーが水を飲むとレッグスもゴボゴボいうパフォーマンスも再現。
 3本足のロジャーのダンスを挟み、ヴァーノン・ダドリー・ボヘイ・ノウェルをフィーチャーしたFalling In Love Again(ボンゾズとしては未発表曲)を演奏。この曲はハンブルグでビートルズもやっていたバラード。前半は鉄兜をかぶって何故かドイツ語(偽?)で。そしてミュージカル・ソー(のこぎり)のソロを挟んで後半は何故か女の子風のヅラで歌う。
 続くWatermelonはホーンとロジャーのヴォーカルをフォーチャーしたヴォードビル調のジャズナンバー。ヴァーノンはバンジョーを演奏。
 ネジをかぶって出て来たロジャーがゴルフバッグから足を取り出す(全く意味不明だろうが、見ればそのまんまだと解る筈)。始まる曲はMusic from the Leg。要するにまあ、足の形のテルミンなんだけどさ。一発ギャグで1曲ってのがボンゾズだよなあ。なお、Keynsham収録のNoises from the Legとは別の曲(昨日は勘違いした)。まあ、ネタとしては同じだけど。
 Siek of Arabyはビートルズもやっていたが、ここではロドニーが歌う。後半ではサム・スプーンズが「スプーン」を演奏。動きが速くてスプーンがどんなものなのか解らん!この老人が!  次はHello Mabel。イネスは気持ち良く歌ってるがスプーンズが箱3個でがちゃがちゃやったりロジャーが首が抜けそうな女の人形と踊ったり・・・挙げ句に女装したレッグスが出て来てタップ踏む。
 Jolity FarmからThe Equestrian Statueの流れが嬉しい。今回はメンバーの関係か、こういう「ドゥーダー・バンド」っぽいレパートリーが多い。客席がJolity Farmの掛け合い部分(動物の鳴き声とか!)を完璧にやるのが楽しい。俺もそこに参加したかった!The Equestrian Statueではバックのスクリーンに昔の映像が・・・。

 急にロックするWe Are Normalでもロジャーは変なおもちゃのギター(ネックがくねくねする)持って暴れてる。元気なじじいだ。  ここからゲストが登場する。とは言っても知らない人ばかりだけど。最初に出てくるのはフィル・ジュピタスとエイドリアン・エドモンスン。レイ・クーパーと斉藤晴彦を足した様な気配(似た様なモノ足してるワケだが)のエイドリアンがThe Strainを歌う。しかしコレ、うんこキバってる歌なのね。アンディ・ロバーツはこれのオリジナルにも参加してるんじゃないかな。
 続くゲストはテレビの司会者かオペラ歌手と言う雰囲気のスティーヴン・フライ。こういう人を迎えて当然Sound of Musicやるのだな。イカす。
 次はExodus・・・変なギリシャ時代の人みたいな格好のレッグスが悲痛に(?)歌う。あっという間だが。何だったんだ。多分未発表曲だし・・・。
 イネスの「1、2、3、キック」のカウントと共に変な扮装のロジャーが出てくれば当然曲はアレだ。「Do You Like Soul Music!」「No!!!!」のコール&レスポンスが生で!俺もここに(以下同文)。そして当然ズボンだってプレス機でガチャガチャやるぞ(プレス・・・なのか)。ここまでのハイライトかもな。グダグダに終わるところもまた良い。このジジイはとりあえず暴れてオチも何にも付けないところが好きなんだよな。エンディングのナレーションは当然S.フライ氏が。
 エイドリアン再登場でMy Pink Half of the Drainpipeを歌う。テンポチェンジの部分はロドニーが軽快に。憎々しげに睨むエイドリアンの目が良い。しかし終盤にレッグス(ウサギの耳付き)とロジャー(木琴)が登場して全部かっさらってしまう・・・。いちいち美味しいヤツ等。
 次のI'm Boredもエイドリアンが歌う。勿論アカペラ部分は客席も巻き込んで大合唱。最後の「Me! Me!」のあとは「シャラップ!」じゃなくてFuck Off!でステージから下りてしまうのだ!。
 Sportはイネスのヴォーカルにフライの朗読。次のMr. Apolloはイネスがギターに回り、フィル・ジュピタスが再登場。この人がヴィヴのパートを歌うのだが、キャラが「ミスター・アポロ」っぽくて良い。
 Look at Me I'm Wonderfulはレッグスがイントロを担当。そのあとはイネスにまかせて踊っているだけなのだが。あんまり出て来ないくせに美味しいとこは持ってくんだよな(ロジャーも)。飛び道具的存在感を遺憾なく発揮。そのままI Left My Heart in San Franciscoもレッグスが担当。
 Rhinoceratic Oatesはフライの朗読をメインにジャズっぽい演奏がほぼオリジナル通りに繰り広げられる。詩の内容はOne Way/MSI盤の対訳を見よう。多分ヴィヴに捧げる様な気持ちがあるんじゃないかな。  ロドニーが慌ててウォッシュボードを持って来て(段取り忘れてたのか?)Mr. Slater's Parrot。クラリネットのソロはロジャー。オウムはエイドリアン(着ぐるみで)。あんたはピエール瀧か。
 Monster Mashはポール・マートンをゲストシンガーに据えて演奏。だが主役は「博士」ロジャーと「モンスター」スプーンズだ。モンスターによるスプーン演奏もフィーチャー。実は脇の方で(珍しく?)地味にコーラスしてるのはレッグス。
 再びイネスがギターを持ってI'm the Urban Spaceman。流石ヒット曲で盛り上がるけど、実は今までの馬鹿面白さは低い。サポートメンバーの方が目だっていて、ロジャーがなんか変なことやってるのもあまり写らない。最後にボブ・カーが変なパイプ振り回すのは何だ。
 ジュピタスがギター無しで戻ってCanyons of Your Mindを歌う。ヴィヴに劣らずのエルヴィスっぷり。イネスがあの変なギターフレーズを再現してる。ちなみに彼がエレキギターを弾くのはここだけ。最後にイネスがゲストを紹介するが、そのあとで何故か他のボンゾを差し置いて「スター・オブ・ザ・ショウ」としてレッグスを紹介。何故。そのあとハウスバンドも紹介。そしてそのままメンバー紹介も兼ねてThe Intro and the Outroに突入。サムはちゃんとリズムポール、レッグスがようやくドラムを叩き、ヴァーノンもベースを弾く。残念ながらエリック・クラプトンはウクレレを弾かない。一瞬出てくれば面白かったのに!
 エンディングはSlush(の最後の不気味な笑い声)をバックにメンバーが写真で紹介される。ヴィヴも当然出て来るが、デニス・コーワンが出て来ないのが残念。「ドゥーダー」だからかな。