この時の演奏は酷評されている(事情は後述)が、以前買った2枚組CDで「言うほどヒドく無いじゃん」とか感じていたが、映像で見ると残念ながらヒドい。まあ、選曲が悪いのがその原因で、収録されているのはたったの5曲、30分なのだが、なんか悪いところをわざと切り出したように見える。特にBurn、Highway Starでのギターソロ・・・と呼べるのかどうか。ヒドいヤツで、もう同じ音でトレモロしてるだけって言うかね。(勿論、理由は有名な Smoke on the Waterはともかく(余談だが、映像版ではGeorgia on My Mindのパートがカットされている)Highway Starは何度見ても全然良くない。サビの音程がハズれてるのは、上手く歌えないだけか、それともよく言われるようにやる気がないのか。アレンジも変な構成のショートヴァージョンで、これをラストにやられてもがっかりするんじゃないだろうか。オルガンソロをカットした構成(第4期独特のもの)なんだけど、コレ逆にギターソロカットにすべきだっただろう。 あとカメラワークは(他のビデオ同様)悪い。特にジョン・ロードはLove Childでしか写らないといっても過言ではない。あとグレン・ヒューズが歌ってる時に写らないとかね。Smoke on the Waterでは何故かヒューズのヴォーカルの時は彼の後ろからのショットばかりになるのだが、コレどう見ても違うシーンの映像なんだよね。動きも、手の位置も合ってないと思うぞ。 全5曲というボリュームはやっぱり圧倒的に物足りないが、選曲は長尺の曲をカットして、と考えればバランスは悪くない。You Keep On Movin'とLove Childの演奏シーンを「見る」だけでも嬉しいじゃないか。ヒューズとカヴァーデイルがどうヴォーカルを分け合ってるのかが手に取るように解るぞ。実際、この2曲は2〜3期の3曲に比べ演奏も安定してるし、ボーリンも(何故か)弾けている。Gettin' Tighterがカットされているのは解せないが、まあ、13分ものヴァージョンブツ切りで収録されても困るわけで。やっぱり完全版欲しいよなあ。ホント、ここに入ってる曲以外(特に4期の曲)は結構いい出来なんだから。 やっぱりこの時期のパープルは無理に第2期の代表曲を演るより、Stormbringerからの曲を盛り込んだステージにした方が良かったんじゃないかと思う。 それでも動くトミー・ボーリン、動く第4期パープル、という意味では必見。なんだかんだ言って死ぬほど嬉しいのだ。 |
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