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Led Zeppelin
III
Immigrant Song
Friends
Celebration Day
Since I've Been Loving You
Out On The Tiles
Gallows Pole
Tangerine
That's Tha Way
Bron-Y-Aur Stomp
Hats Off To (Roy) Harper
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かつてはもっとも嫌われたZepのアルバムだった。今はもうそんなことは無い。Zepのファンでアコースティック/フォーク路線が嫌いな人ってのも最早少数派だろう。そんなこと言ってると今では逆に馬鹿にされる時代である。非常にめでたい話だ。
昔の人はこのアルバムをA面だけしか聴かなかったと言う。B面を聴いてもZepと認識出来なかったらしい。まあ、その分A面は嬉しくなっちゃうほどZepな楽曲で埋まっていたので当時の人たちもそれなりには楽しめたのだろう。
実際、オープニングの"Immigrant Song"は誰もが認める名曲であり、頭の堅い人たちはこの曲だけのためにこのアルバムが存在すると思っていた。いや、確かに文句無しのエキサイティングな曲である。しかし、実はこの曲には数々の後期に繋がる要素が隠されているのだ。例えば北欧神話を下敷きにした歌詞。どこかエキゾティックなメロディライン。ハードロック的でありながらも民族音楽的なパーカッシブさを兼ね備えたドラミングなど・・・意外に意欲的な曲なのだ。
"Friends"はA面において唯一のアコースティック路線の曲だ。フォーク的と言うよりもアラブ方面の匂いのする妖しげなサウンドとメロディがたまらなく気持ち良い/気持ち悪い。アコギとコンガでのシンプルなバッキング。その上に乗るロバートの金属的高音が意外にこういうメロディにマッチしていることに気付く。メロディを補強するストリングスも重要だ。どこかトニー・ヴィスコンティ的なアレンジにも聞える。
"Celebration Day"がメドレーの形で始まるのは録音時のアクシデントが原因なのだが、意外に功を奏している。完璧なバンドってヤツは何でもいい方に転がる物だ。曲そのものはギターの響きこそ凝っているがかなりシンプルなR&R。こういう曲であくまで重いボンゾにも注目。
"Since I've Been Loving You"はマイナー調のブルーズ。以前のアルバムに入っていたブルーズ調のナンバーに比べてだいぶクールで都会的になっている。ジョンジーのオルガンがそのクールさを決定づけているように聞える。ギターソロからブレイクを経て爆発するあたりの流れが白眉。アルバムリリース前からネブワースまで、ライヴでの定番になっていた曲だ。この路線の曲はこの後にもいくつか作られたが、これを超える物は出てこなかった。
"Out On The Tiles"は"Good Times Bad Times"をスローダウンしてファンキーにリアレンジした感じの曲。特にボンゾのドラミングは良く似ている。要するにあの「頭抜き3連バスドラム」を軸に作り上げた感じの曲で、事実上の主役はボンゾ。ライヴでは"Black Dog"のイントロにリフを流用した時期を経て77年頃からは"Over The Top"と解題され、ドラムソロ用の曲にもなっているのだ。
さて「問題の」B面だ。正直、俺も以前は馴染めずにいたが、なんだかんだでこの辺を切っ掛けにブリティッシュトラッドの世界を知ったのだ。「本物」を聴いた今でもこのサイドは大好きである。
"Gallows Pole"はトラッドナンバーの改作(きちんとクレジット)。ペイジのアコギとロバートのヴォーカルだけで始まり、サビからマンドリンが、続いて2コーラス目からベース、そして3コーラス目からドラムが爆裂する流れ。アコースティックで、フォーキー(あくまで英国的な)でありながらヘヴィなサウンド。これを聴いてZepらしくないと感じた人が多いと言うんだから解らない。個人的には現在このアルバムで一番好きな曲だ。終盤に入ってくるエレクトリックギターがフィドルっぽい音とフレージングなのも面白い。
"Tangerine"はペイジが作詞まで手がけた曲で、ヤードバーズ時代に既に完成していたと言う(レコーディングもされている)。非常にシンプルでポップなバラードだ。メインのバッキングこそアコースティックだが、エレクトリックギターもふんだんに入っている。普通のバラード的サウンド作りだと思うが。
もう少しアメリカ的世界観なのが"That's The Way"だ。ペダルスティールやマンドリンも使われていて、カントリー風にも聞える。しかしそれは「この中では」と言うレベルの話で、どうしても英国の風景しか浮かばないサウンドなのもまた事実である。妙に浮遊感のあるサウンドにはアシッドフォークの影響も?
"Bron-Y-Aur Stomp"はタイトル通りのフォーキーなダンスナンバーだ。スイングするギターだけでもそれなりに成り立つが、やっぱり踊るにはボンゾのバスドラムとカスタネットは不可欠。クラップも気持ち良く使われている。ちなみにハーモニーも(ライヴでは)ボンゾがつけており、地味に彼が活躍する曲でもあるのだ。なお、ジョンジーはウッドベースを弾いている。
ラストの"Hat's Off To (Roy) Harper"は実際には"Shake 'em On Down"と言う曲で、ブッカ・ホワイトのブルーズナンバー。ペイジがアコギ(ドブロ?)でスライドを弾き、ロバートが歌うシンプルな録音。サウンド(特にヴォーカル)は意図的に不明瞭に聞えるようにされているようで、戦前ブルーズのレコードを聴いてるような気分にもさせられる。
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1970 バース・フェスティバル
Immigrant Song
Heartbreaker
Dazed And Confused
Bring It On Home
Since I've Been Loving You
Organ Solo / Thank You
That's Tha Way
What Is And What Should Never Be
Moby Dick
How Many More Times
Whole Lotta Love (including Boogie Chillen)
Communication Breakdown
Long Tall Sally
That's Alright Mama
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1970 夏Tour基本セット
Immigrant Song
Heartbreaker
Dazed And Confused
Bring It On Home
That's Tha Way
Bron-Y-Aur Stomp
Since I've Been Loving You
Organ Solo / Thank You
What Is And What Should Never Be
Moby Dick
Whole Lotta Love (including Boogie Chillen)
Communication Breakdown
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