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In Memoriam
Small Faces Live
Rollin' Over
If I Were a Carpenter
Every Little Bit Hurts
All or Nothing
Tin Soldier
Collibosher
Call It Something Nice
Red Balloon
Wide Eyed Girl in the Wall
The Autumn Stone
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解散後に発表された未発表音源集。ジャケに写っているのは(何故か)アンドリュー・オールダム。A面は68年ニューキャッスルのライヴ。B面は全てイミディエイトに残っていた未発表曲と言う構成だ。収録曲は全て編集アルバム"The Autumn Stone"の未発表曲部分。加えて初登場のライヴヴァージョン、"All Or Nothing"と"Tin Soldier"と言う構成。アナログ時代のはこの2曲のライヴを聴くにはこれを買う必要があったが、今では"The Autumn Stone"のCDで全て聴ける(詳細は同アルバムのレビューで)。
スモール・フェイシズのライヴは結構貴重である。このライヴも完全収録とは思えないのだが、他に音源は無いのだろうか。完全版を・・・と思うのはファンなら当然だろう。
ライヴ面はスタジオ盤よりヘヴィーな"Rollin' Over"で始まる。歓声がやたらにうるさいワリには各楽器は良く聞こえているので、60年代に良くあったオーバーダブによって「人気絶大風」にしてるのか。余計なコトを・・・。
"If I Were A Carpenter"は、マリオットが敬愛するティム・ハーディンの曲。スタジオヴァージョンは存在しない。フォーキーな原曲よりハードなロックサウンドにアレンジ。この時点でハンブル・パイでの「何でも自分の方に引き寄せるスタイル」が既に確立しているようだ。ピアノとオルガンが両方聞こえるが、片方をマリオットが弾いてるのか、それともオーバーダブか。ピアノが歪んでてギターが入ってるのか良く解らん。
"Every Little Bit Hurts"は当時のソウルフルなシンガーなら誰でも歌っていた曲。原曲は 。ここではホーンを加えて演奏している。この曲もギターはあまり聞こえないが、オルガンも聞こえないのでピアノはマックだろう。マリオットはあまりにも熱いヴォーカルに専念か?
たった5曲でもライヴの起承転結がばっちりなのが嬉しいが。ラスト2曲はヒット曲の連発である。まずは"All Or Nothing"。一時期は権利関係でコンピレーションなどでもこちらのヴァージョンを良く耳にした。俺がはじめて聴いたのもこちらだったので、スタジオ盤は軽く感じたものだ。
ラストは"Tin Soldier"。個人的にはフェイヴァリットの一つなので数少ないライヴヴァージョンにこれが含まれていた事が嬉しい。イントロから既にスタジオヴァージョンより荒々しくて重い。そしてソウルフル。
"Collibosher"はホーンをフィーチャーしたインストで、他の数曲同様本来はヴォーカルが乗る筈だったと思われるが、マリオットの脱退で未完成に終わった。グルーヴィーなトラックなので、完成版はぜひ聴いてみたかった。余談だがダブ処理をするとウェラーのインストナンバーそっくりになると思われる。影響され過ぎ。
"Call It Something Nice"はヘヴィーなワルツ風リズムの曲で、ヴァースをレインとマリオットが交互に歌い、サビでは完全にデュエットになる。ハンブル・パイを思わせるハードな雰囲気がこの曲にも現れているが、レインとのコンビネーションにも乱れは見られない。どうしても「スモール・フェイシズとしての」今後に思いをはせてしまう・・・
このアルバムにはティム・ハーディンの曲がいくつか収められている。その一つが"Red Balloon"だ。ハーディンはアメリカのフォークシンガーだが、スモール・フェイシズがやるとブリティッシュトラッドっぽさが加わるのが面白い。
"Wide Eyed Girl On The Wall"も未完成と思われるインスト。ヴォーカルが欲しい度はこっちの方が高い。アップテンポのポップな曲になっただろうなあ、と想像を巡らせる。
"The Autumn Stone"はアコースティックなサウンドに乗せてマリオットが控えめに歌う。フルートのソロが最高に格好良い。(この後にもカヴァーが収録されているが)ティム・ハーディンの影響も感じさせる。ソロになってからのポール・ウェラーにも大きな影響を与えたであろう曲調の曲だ。
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