| Parachute | |
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Scene One Blue Serge Blues |
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"S.F. Sorrow"という偉業を成し遂げてしまったバンドは行き場を失ってしまったのだろうか?そう考えたメンバーとそうではないと思ったメンバーがいたようで、気まぐれなトゥインクだけでなく、遂に結成メンバーのディック・テイラーも去ってしまった。しかし、正解は「そうではない」だった。このアルバムではメイ、ポーヴィ、ウォーラーを中心に前作以上に美しく、力強いサウンドを作り出している。ちなみにドラマーにはスキップ・アランが呼び戻され、ギタリストにはヴィクター・ユニットが就任(一時期だけテイラーとユニットが共存した時代もあった様だ)。 序盤は完全に組曲的に出来ていて、タムが雷鳴の様な"Scene One"から雲が晴れた様な"The Good Mr.Square"/"She Was Tall, She Was High"の流れが素晴らしい。後者2曲はチャプターが別れているが事実上1曲で、ヴァースが"The Good Mr.Square"、サビが"She Was Tall, She Was High"だと思った方がいい。チャプターも分けてほしくなかったなあ。プレイヤーのディスプレイを見ながらCD聴いてればよくわかる。その後もほとんど曲間無しでアコースティックで、短くて、ポップな「ちょっといい曲」が続いて行く。"The Letter"の後半にエレクトリックでハードになり、オープニングの雰囲気に戻って行く。ここまではほとんど1曲と考えていいと思う。ちなみに"Rain"はこの流れのエピローグで、ほとんど雨音だけの曲だ。 ボーナストラックではへヴィだがハーモニーが美しいバラード、"October 26"が素晴らしい。アルバムの世界を統括した様な作りではあるが当時のシングル曲。"S.F. Sorrow"に対する"Defecting Grey"という感じかもしれない。ちなみにB面の"Cold Stone"には作曲にピーター・トルスンが関わっているので、このシングルくらいからギタリストが交代していたのかもしれない。つまり、第2次黄金期の始まりである。 |
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