The Singuler Adventures

Greatest Hits

Paul Weller
Mick Talbot
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Steve White
Dee C.Lee

The Singuler Adventures Of The Style Council
You're The Best Thing
Have You Ever Had It Blue (12" Version)
Money Go Round (Parts 1&2)
My Ever Changing Moods (12" Version)
Long Hot Summer (12" Version)
The Lodgers
Walls Come Tumbling Down
Shout To The Top
Wanted
It Didn't Matter
Speak Like A Child
A Solid Bond In Your Heart
Life At A Top Peoples Health Farm
Promised Land
How She Threw It All Away
Waiting
Greatest Hits
Speak Like A Child
Money Go Round (Parts 1&2)
Long Hot Summer
A Solid Bond In Your Heart
My Ever Changing Moods
You're The Best Thing
The Big Boss Groove
Shout To The Top
Walls Come Tumbling Down
Come To Milton Keynes
The Lodgers
Have You Ever Had It Blue
It Didn't Matter
Waiting
Wanted
Life At A Top Peoples Health Farm
How She Threw It All Away
Promised Land

 御他聞に漏れずTSCにもベストアルバムが数枚存在する。そのうち、バンドの活動期間中に出た唯一のものがコレ。新作"Modanism-New Decade"をポリドールに拒否された彼らが契約合わせで出した「苦肉の策」だ。

 とはいえ、タダでは転ばないのがTSC。ここに収録された曲のうち、数曲ではミックスがかなり変更されている。"You're The Best Thing"はヴォーカルとサックスが録り直され、"Money Go Round"と"The Lodgers"もヴォーカルの再録音に加え、リミックスされている。また、"Long Hot Summer"は通称"long Hot Summer '89"と言われるヴァージョンで、バッキングがハウスミックスに変更されている。それ以外の曲は基本的にオリジナルと同じ。新曲"Promised Land"は通常のシングルミックスだ。

 なお、ラスト2曲("How She Threw It All Away"と"Waiting")はCDのみのボーナストラックとなっている。

 2000年、TSCのカタログがリマスター再発されたときに、このアルバムは大幅にリニューアルされた。ジャケットを変更(ジャケ写下)し、タイトルもシンプルに"Greatest Hits"となって、曲順もリリース順に戻されることになる。特筆すべきは初CD化となるいくつかのヴァージョンが含まれることだ。何と、"Money Go Round"と"The Lodgers"のオリジナル12"ヴァージョンはこれが初めてのCD化なのだ。また、旧ヴァージョンでリミックスされていたものに関しても元のオリジナルヴァージョンに戻されている。

 今回初収録になった曲も2曲あり、"Come To Milton Keynes"は本来A面曲ながらあまりヒットしなかったせいか前回カットになっていた。それと"You're The Best Thing"とダブルAサイドでリリースされていた"The Big Boss Groove"も念願の収録となっている。こうなると"Soul Deep"が別名義のせいか洩れているのが実に惜しいのだけど...

 そのほかのベスト盤も紹介する。まず廉価盤レーベルPickwickから出た"Headstart For Happiness"だが、ちょっと変わった選曲の中に"Move On Up(Live)"と"Everybody On The Run(Version One)"が初CD化されているのが目を引く。

 次に1996年の"Collection"(写真右)はサイモン・ハルフォンがデザインも担当した「正規盤」色が強いリリース。パオロ・ヒュイットのライナーノーツも付いている(どうせならカプチーノ・キッド名義でやればよかったのに)。選曲もちょっとひねりが効いていて、特にセカンドアルバムからの選曲のセンスがいい。一番「お洒落」っぽいベストだ。密かに"Long Hot Summer"と"My Ever Changing Moods"の7"ヴァージョンが入っているのも見逃せない。

 1999年リリースの"Classic Style Council"は、ユニバーサル・マスターズシリーズの一枚としてシリーズ共通の基本デザインのつまらないジャケで登場。選曲も前2枚にくらべ若干中途半端な印象。ただし1曲だけ珍品が紛れている。ここでの"Waiting"は誰だか解らない黒人ヴォーカリストが歌うヴァージョン(バックは同一)になっているのだ。聞いたところによると、音楽出版社がポールの曲をカヴァーしたいアーティストのために見本的に作ったヴァージョンらしい。コレクターならこの1曲のために買うだろうが、それ以外には不要なアルバムだ。ちなみに2001年にジャケットとタイトルを微妙に変更したヴァージョンも出たが、基本的には同一のもの。騙されてはいけない。