Home And Abroad

Paul Weller
Mick Talbot
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Steve White
Dee C. Lee


Live Album
The Big Boss Groove
My Ever Changing Moods
The Lodgers
Headstart For Happiness
(When You) Call Me
The Whole Point Of No Return
Our Favourite Shop
With Everything To Lose
Homebreakers
Shout To The Top
Walls Come Tumbling Down
Internationalists

Bass : Camelle Hinds
Keybords : Helen Turner
Percussions : Steve Sidelnyk
Trumpet : Stewart Prosser & Guy Barker
Trombone : Chris Lawrence
Saxophone : Billy Chapman
Flute & Saxophone: Mike Mower

Guitar : Rob Glanfield

Video "Showbiz!"
The Big Boss Groove
(When You) Call Me
Shout To The Top
Homebreakers
With Everything To Lose
Our Favourite Shop
Headstart For Happiness
Long Hot Summer
Walls Come Tumbling Down
A Stones Through Away
Soul Deep/Strength Of Your Nature
Internationalists

Bass : Camelle Hinds
Keybords : Helen Turner
Percussions : Steve Sidelnyk
Trumpet : Stewart Prosser & Guy Barker
Trombone : Chris Lawrence
Saxophone : Billy Chapman
Flute & Saxophone: Mike Mower

Guitar : Rob Glanfield
Vocal : Junior Giscombe

 Internationalistsツアーのロンドンのライヴを収めたライヴアルバムとビデオ。ウェンブリー・アリーナのライヴという話だけどビデオを見た感じスタジアムとは思えないんだけど...ロイヤル・アルバート・ホールという説も聞いたこともあるし。詳細不明。それはそれとして、ホーンセクションだけでなく、ストリングスまで迎えての大編成によるライヴ。アルバムとビデオでは選曲、編集が違う。とりあえずCDヴァージョンを中心に紹介する。(アルバムレビューのコーナーだしね。)

 実際のステージ、CD,ビデオ共にオープニングは俺のお気に入り The Big Boss Groove(LPには未収録)。今回は勿論ホーンも入ってパワフルな演奏が聴ける。ミックのピアノをメインにエンディングを引き伸ばす展開が最高。ポールはハンドマイクで歌う。

 LPのオープニングは My Ever Changing Moodsだ(ビデオには未収録)。このアルバム、構成がかなりいじられてるので実際の曲順がわからないのだけど、俺の持ってるブートLP(1985/12/10,ウェンブリー)を参考に記すと、ラスト直前の演奏だったと思われる。シングルヴァージョンのアレンジで演奏。これもホーンが良く映える曲で、NMEかなんかの付録だったホーンなしライヴは味気なかった。

 ステージでもおそらく2曲目前後の演奏だったと思われる The Lodgersもシングルヴァージョンに準拠した演奏だが、ラストのミックのシンセソロはなく、ピアノのソロのあとホーンのリフを2回ほど繰り返して終わる。アルバムのヴァージョンよりこちらの方が明らかにライヴ映えするアレンジだ。これもビデオには入っていない。

 Headstart For Happiness も本来後半に演奏されたはず。ミック、ポール、ディーの順でリードヴォーカルをとるが、ミックはアルバムとは違いフェイクせずに歌っている。普通逆のような気もするけど。

 スタジオヴァージョンを凌ぐ出来になった (When You) Call Me。シングルレビューでも書いたがどうしても時代を感じるアレンジだったスタジオヴァージョンに比べ、生で演奏されたこのヴァージョンの方が今でも通用する出来になっている。エンディングには You're The Best Thingのライヴヴァージョンのようなリフが追加され、ここでもカーメルはシンベからベースギターにスイッチする。

 Whole Point Of No Returnはアレンジ的には Whole Point 2に近い形で演奏。ビリー・チャップマンのサックス・ソロをフィーチャー。ビデオ未収録。

 Our Favourite Shopではポールとディーは舞台からおり、ミックをフィーチャーする。スタジオではメインメロディーをトランペットが担当していたが、ここではギターで演奏。ポールではなく、禿げ気味のおじさんが弾いているのだが、この人、当時のツアースタッフ(ギターテクニシャン)で、ロブ・グランフィールドという人らしい(情報提供Groovin'さん。ありがとうございました)。他のポールがギターを弾かない曲でも後ろの方で弾いている姿が確認できる。あと、後半でカーメルのヴォーカル(?)が聞けるのも楽しい。なお、LPには未収録。

 マイク・モーワーのフルートをフィーチャーするWith Everything To Lose。このてのラテンタッチの曲ではスティーヴ・シドルニクも活躍する。サポートメンバー込みでのバンドの充実ぶりを象徴するような演奏だ。

 ミックがリードヴォーカルのHomebreakerは本来前半の演奏だが、アルバムではこの位置。ポールのギターやハーモニーも力が入っていてかっこいいのだが、やはり俺としてはスティーヴの複雑なハイハットワークにしびれる。この曲のドラムにはもう15年近くも憧れ続けている。

 こちらも本来前半の演奏のShout To The Topは、スタジオヴァージョンとは全くアレンジがちがって、ディスコビートからシャッフル系のリズムに変更されている。ここでは生のストリングスを使って、ちょっとゴージャス。

 ステージをいったん締めるのがWalls Come Tumbling Down。こういう曲、特にライヴでは結局パンクの人の部分が顔を出してしまうのがポールの魅力の一つなんだけれど、当然ここでも青筋モードでがなっている。ジャズの人のはずのスティーヴも若さ丸出し突っ込みドラム。エンディングにはふさわしい演奏だが。

 そしてアンコール、さらにハイテンションで Internationalistsをたたきつける。これもファンクとパンクの区別がつかなくなりそうな名演だ。エンディング近くになると曲は引き伸ばされ、カーメルのチョッパーベースソロがフィーチャーされる。スタジオヴァージョンを張るかに凌ぐ迫力。

 ビデオのみの収録曲も紹介する。Long Hot Summerはスタジオとは若干アレンジを変えているが、初期のライヴより落ち着いた演奏になっている。この曲からCall meにメドレー的に続くこともあったようだ。

 Stones Through Awayはアンコールでポールが一人でステージに登場して弦楽四重奏をバックに演奏された。こういう特別な編成の時しか出来なかった曲だろう。

 ヴォーカルにジュニア・ギスコンブをフィーチャーしたメドレーは、なぜか編集によりSoul Deepから突然はじまるが、当然本来はMoney Go Roundからはじまっている。これもなかなかテンションの高い演奏だ。特にStrength Of Your Natureではポール、ディー、ジュニアの3人の怒鳴り合いが暴走気味の演奏に乗っかって凄い。なお、Money Go Roundを含む完全なヴァージョンはライヴコンピレーションアルバム、 In Concertに収録されている。