The Who Singles 1978
Who Are You / 905
 これもアルバムからのカット。但しA面は5分ちょっとに編集されたシングルヴァージョンである。さまざまな編集盤にはこちらが入っている場合が多い。
Rare Tracks

 CDに追加された未発表曲"No Road Romance"はバラード曲で、ピートが歌っている。意外にもピート単独のヴォーカルがないこのアルバムだったし、"Love Is Coming Down"の代わりに収録したほうがましだったのではないだろうか。この演奏はデモに近いものだし、磨けばもっとよくなったかもしれない。

 もう1曲、実はこれこそ収録して欲しかったのが"Empty Grass"のフーによるヴァージョンだ。勿論、後年ピートがソロアルバムのタイトル曲に抜擢する曲だ。ケニー・ジョーンズは「ピートはいい曲は全部ソロにとっておく」とぼやいていたが、彼の発言を裏付けるのがこの演奏だ。
 フーによるこんなにエキサイティングな演奏(ラフだが)があるのにソロに入れるというのは、これは明らかにソロ優先の姿勢だろう。残念極まりない。キースもアルバム前半の数曲より明らかに生き生きしたドラミングをしている。

Who Are You