<特設:ここではサターン版とPS2移植版をあれこれ比較してます>

96年版と2005年版を比較せよ!その1「レオタードが!貞操帯がっ!」

96年版と2005年版を比較せよ!その2「あれれ…何か変だよこれは酷い

96年版と2005年版を比較せよ!<結論>


96年版と2005年版を比較せよ!その1「レオタードが!貞操帯がっ!」

<はじめに>

 というわけで、2005年10月29日、かねてから予約しておいた『ラングリッサーIII』(TAITO CORP.2004)を引き取ってまいりました。


 ラングリッサー3設定資料とともに、ソフマップ特典テレカもばっちりです。
が、よく見てみますと、何か違和感が。
…なあ、リファニーの股間が何か変じゃないか?
…あっ!!…それだけじゃない!?



<比較開始っ>

  
リファニー(16歳)。
左が以前のイラスト、右が今回のイラスト。
彼女のレオタード(?)の股間部分がハイレグからブルマー状にっ!?
ダサい、ダサいのですよリファニーさん!!!
1000年前のラーカシアにブルマーなんてあるわけないじゃんか!
そもそも白ブルマーなんて没義道な!(そういう問題じゃねえべ)

  
ソフィア(16歳)。
彼女の場合はちょっと分かりにくいかもしれないが、魅惑のVゾーンが、わずかに角度が大きくなっている。
穴の開くほど見つめると、違和感バリバリなのがよく分かる。
リファニーの場合もそうだけど、この切れ込みの表現がやばいのだろうか?

  
ティアリスちゃん11さい。
11さいならではのあまりに鋭角過ぎる大胆なカッティングのアンダースコートが、なんとも垢抜けない姿に…。
あと、袖(?)の色が微妙に青くなっているような気がする。恐らくは、経年劣化によるものと思われる。
下のファーナ将軍のイラストでも、黒かった部分が青く変色しているのが分かる。

  
フレア姫(16歳)。
彼女もまたパッと見には分かりにくいが、股間の貞操帯がハイレグからブルマー状へ変貌している!
表情豊かなアクセントに満ちていた姫様の魅惑の股間が、のっぺりとした感じになってしまっている。
確かに姫様の大事なトコロを守る貞操帯だけに、左のようなハイレグは不安かもしれない。
でも、姫様の股間を見て士気と勇気と希望を回復させていた将兵の思いはどこへ行くというのだ!
軍人として許せはせんぞ!

  
敵・ファーナ将軍(17歳)。
彼女の貞操帯も、幅広く頑丈に。
いかん、これでは主人公のディハルトが××できないではないかっ!(そういうゲームではありません)
と、とにかくアルテミュラー元帥も泣いているぞ!?

  
変幻のフェラキア。
彼女のが一番、修正点が多い。
股間だけでなく、胸も修正あり。
ほとんど露出狂状態であったのが、ちょっと控えめになった。

  
ついでにレイラさんの股間。
彼女についても、超ハイレグ状態だった股間が白スク水レベルになっている!
ディハルトの青い性はどこへ行けばいいって言うんだ!


なお、ルナ(15歳)についてはこういった改悪はないようだ。
彼女まで修正されてしまったら、えらいことです。
そいつだけはいけないよ、ルナ軍師! いけない!ルナ軍師!!


<おわりに>
『ラングリッサーIII』が、あの、今では幻となってしまった超兄貴のメサイヤから発売されて、まもなく10年。
この間に、彼女たちの股間にいったい何が起こったのであろうか?
表現の自由は後退してしまったというのであろうか?
今回、確かに思い入れのある作品がPS2で復活したことは慶賀とすべきことであった。…個人的に。
しかし、このような改悪がなされることは、断じて見逃すことができない。
今後の移植やリバイバル等では、このようなことが無いように願うばかりである。

96年版と2005年版を比較せよ!その2「あれれ…何か変だよこれは酷い」

<オープニングについて>
セガサターン版(以下SS版)発売当時評判だった(確か)美麗なアニメーションは健在。
ゲーム機のスイッチを入れてから、ロゴが表示されていきなりアニメーションが始まるタイミング、
ほぼ同じような気がする。
いきなりアルテミュラー元帥の「ディハルト!!!我らの決着をつけるときが来た!」には懐かしさの感涙もの。
しかし、シネパックからほとんど変わっていない画質には、落胆させられる。
いや、まあ多少はきれいになっているけど、PS2をハードとするならもうちょっとねえ…。
性能差は天地なんだから。

が、問題はそこではなかった。
私は、セガサターンを恐らくは4年ぶりくらいに取り出した。
白いそいつは、茶色く変色し埃まみれだったものの、接触不良も無く、一発で起動。
比較開始。


<改悪点>

  1. <「これまでのあらすじ」がなくなった!>
    毎回、ロードするたびに出る親切設計だったのに何で削るかなあ。

  2. <出撃準備画面>では、敵配置を確認できなくなった
    SS版では、敵の初期配置が見えていたので、それに対応した配置や傭兵を用意できたのに…。
    いまさら難易度を変えてどうする。

  3. <出撃準備画面>でキャラクター配置の際、SS版ではキャラクターを選んでからマップ上の配置を決めていたのが、PS2ではマップ上を指定してからキャラクターを選ぶようになった。
    これの面倒くさいこと!
    SS版ではポンポンとCボタンを押していけば勝手に配置されていくのに対し、
    PS2版ではわざわざ方向キー等でカーソルを動かさなくてはならないのだ。

  4. <出撃準備画面>では、傭兵が表示されなくなった。
    雇っているかどうかを確認するには、わざわざ「傭兵斡旋所」を開かなくてはならない。
    傭兵を雇用するのを忘れて出撃しやすくするだけ
    だ。
    なぜ、こんな変更が加えられたか、まったく意味不明で理解に苦しむ。
    悪意を持ってやったのではないかと勘ぐりたくなる。

  5. <出撃準備画面>の「転職神殿」。
    これは酷い改悪の例だ。
    SS版では、転職しても装備可能武器については外されず、すぐに「アイテム装備画面」へと切り替わる。
    フェイルセーフの概念が導入されており、装備するのを忘れたまま出撃することを避けられるし、なにより自分で「アイテム装備画面」へと切り替える手間が省ける。
    これらの美点が、全てPS2版で削除されている
    転職すると、全ての装備が外されてしまう上に、再装備するためには自分でアイテム画面を開かなくてはならない。
    また、アイテム画面も酷いものに改悪されている。↓

  6. <出撃準備画面>で、「アイテム装備」と「ショップ」が、PS2版で「アイテム」にまとめられており、見難い。

  7. <出撃準備画面> また、キャラが何のアイテムを装備しているか、アイテム画面を見ただけでは表示されず、ステイタス画面へ移らないと、一覧表示されない。
    SS版では、アイテム画面でもすぐに確認できていたのに…。

  8. <出撃準備画面>に限ったことではないが、全般的に字が小さく見難くなった。不親切。

  9. <出撃準備画面>のステータス画面でも、キャラのINT(知力)が表示できなくなった。

  10. <面セレクトがない?>
    これについてはまだ発見されていないだけかも。
    ラングリッサーシリーズの特徴の一つで、クリアしたマップを自由に選択できる隠し要素だったのに…。
    もし本当に無かったら酷いぞ。

  11. <超ショップがない?>
    これについても同上。金で買えるすべてのアイテムを買える隠し技で、ラングのお約束だ。
    だが、これが意味も無く削除されているならば、ラングの伝統の侮辱としか言いようが無い。
    まさか、原作よりいい物を作ろうとした意図じゃあるまいな。

  12. <意味がない隠しアイテム>
    シナリオ?4をクリアしても、そのデータを引き継ぐことができない(面セレクトがない)ため、せっかく獲得した隠しアイテムも後のデータに引き継げない。
    面セレクトがなくなったことによる弊害か。

  13. <戦闘中の戦闘シーン>
    SS版でも3Dで戦闘シーンが表現されていたが、PS2でも同様。
    が、まったく新規に作り直されており、単調かつ戦闘シーンでのキャラクターテーマ曲が鳴らなくなっている。
    十何曲もキャラクター用の音楽を作った原作スタッフをバカにしているのか?

  14. <戦闘中の戦闘シーン>追記:
    なお、SS版では、歩兵などはちゃんと剣で敵と斬り合っていたが、PS2版ではどの兵種も、単にビームを撃つだけになっている。
    驚くべき改悪&手抜きをしている。

  15. <戦闘中> 移動経路が点線で示されなくなった。不便になった。
    SS版では、誰がどこへ行くのか、指示したのかが一目瞭然だったけれど、PS2版では分からないのだ。
    きみ、どこいくの?…そのゆくえは、確認のしようがない…。

  16. <戦闘中> SS版では、敵ユニットを選んでAボタンを押せば、移動範囲が表示されたのに、それが無くなった。
    いまさら難易度を…。

  17. <戦闘中> 持っているだけの特殊装備での「道具使用」コマンドでの魔法発動ができなくなっている。不便。

  18. <戦闘中> 敵がアイテムを落とさなくなった。意味不明の変更点だ。

  19. <戦闘中> 「防御」コマンド実行中なのに傭兵が表示されず、防御ラインを築く戦術が使えなくなっている
    ゲームの戦術性を下げて何がしたいんだろうか?
    そもそも、SS版では移動中は傭兵を表示しないのは、ハードの処理能力の都合上であり、PS2ならば問題ないはず。それを、移動しないユニットまでも表示しなくなるとは、まるっきりバカにしている。

  20. <戦闘中> SS版では、ユニットの行動中でも、xボタンを押しながらだと画面をある程度スクロールすることができたが、PS2版では出来なくしてある。わざと不便にしているのか?

  21. <戦闘中> SS版では、移動範囲を表示中にAボタンを押しながらカーソルを動かせば、その範囲内でしか動かなかったが、PS2版ではそういう仕掛けは無い。
    ここまで不便にしてどうする。ラングリッサーに恨みでもあるのか?

  22. <戦闘中> いったんコマンドメニューで「移動」を選択し、移動先を決めた後、またコマンドメニューを開いて、その中のうっかり魔法メニューなぞを開いてしまうと、その「移動」コマンドがキャンセルされてしまう。
    SS版では、他の行動を選択決定しない限りキャンセルされなかったことは言うまでもない。

  23. <戦闘中・敵思考力>の大幅な低下
    なんで、自分のHPが2しかないのに、「治療」もせずこっちに突っ込んでくるかなあ?
    SS版ではありえなかったことは言うまでもない。

  24. <おびただしいバグ>
    パラメータ表示がおかしいことは珍しくない。
    先ほどのプレイでも、ディハルトが武器を装備していない状態でAT(攻撃力)50で、AT+11の「ラングリッサー」を装備したのに、ATは54にしかならない、という事態が発生したことがある。
    これもバグなのかどうか判然としないが、レベルアップで、
    パラメータが一切上昇しないことは珍しいことではない
    (追記:レベルアップにしたがって、レベルによるパラメータ補正があるので、プレイ上は問題なし。)

  25. <ソフトリセットが無い>
    手元でリセットできないので、わざわざPS2本体でリセットしなくてはならない。

  26. <騒音> プレイ中のPS2うるさすぎる。
    少なくとも、SSのときよりうるさい環境下でプレイすることになるのは間違いない。

  27. <セーブ、ロード>に要する時間が長くなった。…まあ、PS2だからしょうがないか。


<改良点>

  1. データが壊れにくくなった。まあ、PS2だから当然だけど。

  2. スタート画面が格好良くなった。さすがに今、SS版のスタート画面を見ると、シンプルすぎる。

  3. 敵COM思考時間が短くなった。まあ、PS2だから当然だけど。
    …と思っていたら、たんに敵COMが考えなくなっただけかも。明らかにバカになっている敵。
    上記の通りであるが、一世代後のPS2に移植されておきながら、思考ルーチンがバカになってどうするんだよ…。

  4. 2周目を開始すると、未登場のキャラが装備していた道具は、全て手元に残る。
    SS版では、そのまま未登場のキャラも装備しっぱなしなので、登場するまでそれを取り上げることができない。
    改良点かどうかは微妙だ。…再登場してから、装備させるのが面倒かも。

  5. 道具の絵が出るようになった。

96年版と2005年版を比較せよ!<結論>

<結論>

  1. ゲームとして楽しむなら、絶対PS2版は買ってはいけない。

  2. コレクター気質の無い購入者ならば、
    ディスクを叩き割ってTAIT●に送り返してもいいレベル

  3. この特設ページを作ったのは、もともとヒロイン’sのレオタード&貞操帯の修正をネタにするためだったが、プレイを進めるうちに、だんだんとネタで済むレベルを超える改悪ぶりが目立ってきて平常でいられなくなった。
    かつて愛したゲームが、ここまで貶められるのは許しがたい。

  4. このゲームを、PS2で初めてプレイして、操作系のまずさにイラつく人がいるだろう。
    「それ以外は結構面白いゲームだけど、なんか糞だな。所詮レゲー」
    改悪のために、このゲームにこんな感想を抱かれてしまうことがもっとも恐ろしい。
    これをPS2版でやって、イラついた人は、ぜひSS版でプレイしてほしい。

  5. 日本コンピュータシステム株式会社。
    メサイヤを生み出し、数々の名作ゲームソフトを世に送り出したこの企業は、元々企業向けシステムインテグレーションを請け負っており、ユーザーの視点に立ってソフトを設計するノウハウを持ち合わせていたのだと思う。
    今回の移植は、こういったノウハウや開発姿勢を持たない企業がいかにダメな作品を世に送り出すか、という好例である。

  6. PS2版で出た不具合を全て修正し操作性を向上させたリメイク版がSS版みたいだが、皮肉にも実態は逆なのだ。

  7. 移植は失敗に終わった。だが、失敗は成功の母とも言う。次の移植はきっと成功だ!
    と信じたい奴は信じればよろしい。


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