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★中野民夫さんから推薦文をいただきました★
私たちは近代化や経済発展の中で、人間として大切なものを失いつつあるのではないか?ラオスなど途上国の援助に関わってきた著者が、長年の経験と最新の学問研究をもとに追及したテーマは、豊かさや幸せについての再検討が求められる現代の日本への示唆に富む。
「まわりにいる人々との対等感がもたらす自己意識の安定、そこからくる確かな安心感こそが、私たちの人間の本当の心の故郷なのである」という結論は、シンプルで深い。私が関わっているワークショップなど参加型の場を作る上でも、対等感に基づく安心安全な場作りが不可欠だ。
格差が広がり疲れと不安に満ちる社会から、対等感が満ちる市民社会への道筋が、人間性の原点から探求されている本書は、どんな分野にも通用する現代の福音かもしれない。
中野民夫(ワークショップ企画プロデューサー&会社員)
ワークショップ企画プロデューサー&会社員。1957年生まれ。東京大学文学部卒。会社で社会的なテーマに取り組む一方、個人としても人と人・自然・自分自身をつなぎなおすワークショップやファシリテーション講座などを実践。明大・立教大学院・聖心女子大の兼任講師。著書に『ワークショップ』(岩波新書)など。
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