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事務局ブログ-坂西の丁稚奉公記 〜将来の暖簾分けを目指して〜
         ご感想・コメントはtakuro@e-mail.jpまで

11月・10月(JICA研修Bコース前半)

10月以前のブログはこちらから


●ブログ移動します   2009年12月26日(土)

参加型開発研究所は昨日で仕事納め。

が、中田さんはあるNGOのコンサルティングに出かける。

坂西は自宅でこつこつとブログの移設準備。
まだぐちゃぐちゃの段階ですが、公開します。
ちょこちょこ直していきます。

新ブログ
http://ipd.seesaa.net/

新ブログの利点は1.トップページが軽くなる、
2.カテゴリ分けで以前のものや関連が見やすくなる、です。

1.はアジアやアフリカでこのブログを見てくれている方のため。
2.はブログのアーカイブ化と引用や転載への要望に応えるため。
  ※カテゴリはページ右下にあります(今後もう少し上にあげます)

ブックマークやお気に入りに登録していただいている方は
上記に移動お願いします。
一定期間をおきまして、このページは閉鎖します。

何か不具合にお気づきの方はご連絡いただければ嬉しいです。

ちなみに参加型開発研究所は1月7日より新年開始です。



●仕事納め & 大掃除   2009年12月25日(金)

今日は仕事納め!

午前中にJICA関係の会計処理、
銀行での振込などをすませる。
事務所は元町にあり便利なのだが、
UFJだけは遠い。往復約1時間弱。

昼ごはんはKECの方と持参したお弁当で昼食。
なんでもYさんは腱鞘炎になりながら、
年次報告書に一筆を入れて会員の方に送るそうな。脱帽です。

昼からは大掃除!
と言ってもスペースが狭いので、簡単に終了。

昼から中田さんと合流。
中田さんとは来年度のスケジュールの確認、
および共有方法について話をする。
新システム導入であれやこれや。
なかなかお互いのスケジュールが閲覧できず。
が、それもなんとか解決し、今後はスムーズに共有できるはず。

その後、名刺の整理をする。
この半年間だけで結構ある。

そう今年の6月から始まった丁稚生活もあれよあれよという間に
年末を迎えることになりました。
丁稚生活でいろいろな方に出会い、この半年とても
学び多き時を過ごせました。すべての皆さんに感謝です。
そして、来年もよろしくお願いします。



●事務所仕事 継続中   2009年12月24日(木)

今日はクリスマスイブ。
と言っても特に何もありませんが。

今日は朝からマスターファシリテーター養成講座に関する雑務と
JICA研修関連の支払いなどの会計処理をこつこつと。

中田さんは市民活動センター神戸(KEC)さんの理事会。
イブに理事会とはおしゃれな感じ?
中田さんはKECさんの理事長でもあります。
きっと今頃、喧々諤々な理事会を仕切っておられるのでしょう。

今日の電話は1本。
いつものホットライン。大阪の某ネットワークNGOさんから。
そしてNTTからも請求が通話料なんと8円。。。

ブログ、だいたい方向性決まりました。
これからこつこつと引っ越しします。



●事務所仕事    2009年12月22日(火)

いよいよ年末。
今日は朝から中田さんと二人で事務所♪
いやぁ、JICA大阪への通勤と比べれば、格段に楽。

まずは会計を締める。
その後に来年度やこのブログのことなどを話し合う。

そして重要な事を決定!
このブログをブログにします!!

??なんのことやらという感じですが、
今のものはただテキストで打ち込んでいるだけなので、
世間で言われているようなスタイルのブログに変更します。

今まで重くて見るのが不自由だった人もいるかと思います。
ご迷惑をおかけしました。もうしばしお待ちくだされ。

あとファシリテーション講座の修了生へのフォローアップに
ついても話をしました。今後なんらかのアクションを起こしていきたいと思っています。
修了生のみなさん、要望があればぜひご連絡下さい。

今のところ修了生用の特別ページの開設や
中田塾の参加型開発研究所としてのバックアップなどを考えています。



●マスターファシリテーター講座 第四回目    2009年12月21日(月)

今日は久々の事務所。
参加型開発研究所のような事務所でも溜めると会計作業がぼちぼちある。
まぁ、ほぼ2ケ月分だから当然か。すっきり終わって快感。

夕方から今年最後の講座。
師走の忙しい時期のせいか二名欠席。残念。

本日は書き下ろしのレジュメを読み込んでいきながら、
参加者それぞれの練習状況を聞いていく。

その中から今日は例を1つ紹介します。

◆ある地域でのプロジェクト
ある参加者があるNGOで働いている。活動地はアジア。
あるモノをある地域で提供することになっている。
コミュニティは16あり、そのNGOが提供できるのは4つ。
さてどうする?現地駐在員がリーダーを集めて聞いたところ、
全てのコミュニティで「欲しい」との声があったそう。
それが課題1。

課題2はその提供するあるモノの管理に関する紙を作る段階に来ている。
それを参加型で、かつ地域の人に意味あるものにはどうすればいいか。
外部者がつくってもただの紙になってしまうし、、、、というのもの。

そこで中田さんが
「なるほど、それは重要なところ。その場合は同じように経験を尋ねるんです。
 例えば村に、、、誰かわかる?」

参加者「井戸を作った時のメンテナンスとか、祭りの時の山車の管理とか」

「そう。そのモノのガイドラインは村では作ったことがないかも知れない。
でも、祭りの山車のガイドラインなら紙でなくても口頭であるはずだ。
井戸もそう。で、井戸の現状について聞く。井戸がぼろぼろだったとする。
それを聞いていけば「また同じことなる」と誰かが言いだす。そこで皆に考えてもらう。
きっと村でちゃんとメンテナンスされているものがあるはず。決まりもある。
そういうのを暗黙知と言う。それを書かせる。」

参加者「書くことが大事か」

「現代においては絶対に書くことが大事。森の資源の使い方などは新しいことではない。
ただし水道や搬送など新しいことについては書かれた物がないと継承されていかない。
だから書くことが大事。村の人に書いてもらう。彼がが言って、こちらが書いてもいい。
大切なのは、それがなければ井戸と同じことになると当事者が感じること。
数人のリーダーの中で腑に落ちることが大事。
良いポイントがでてきたので、繰り返すが同じ経験はない。
が、似たような経験は持っているはず。」

その後、グループファシリテーションの事などを押させて講座終了。
最後に一言ずつ話してもらったところ、
「何が起こってもいいと信じる。そうするとかえってうまくいく」という
中田さんからのメッセージに衝撃を受けた方が何人か居られた。
落とし所を決め、それに導いてしまう。。。よくわかります。

中田さんからのコメント。
「信じて待つ。そう構えているとうまく行く。ずっしり感が信頼感にもつながる。
テンションが高いところを見せてしまうとうまくいかない。
ゆったりと構えると問題、本質が見えてくる。
強い信念、場数、これだけです。すると違った風景が見えてくるようになります。
フォローアップにはなんぼでも応じます。実際に何年もフォローしている人もいます。
みなさん楽しい時間をありがとうございました。」

これで今年の講座も全て終了。
私は3回参加させてもらいましたが、どの回も貴重な出会いに満ちていました。
受講生のみなさま、ご参加下さりありがとうございました。
そして、今後ともよろしくお願いします!


ちなみに昨日の「ファシリテーションに奥義は存在するか?」の
日記に対して中田さんよりコメントをいただいた。
「奥義はあるよ」とのこと。

「えっ、あるんですか!?」
↓で無いって結論付けたのに、、、、

皆様、失礼しました。
さてその結論、それは、、、、、、

近日公開予定。お楽しみに♪
(実は今日の日記にあらかた書いています。探してみて下さい♪)



●ファシリテーションの奥義は存在するか?    2009年12月20日(日)

ある日のこと。
JICA研修の帰り際、ファシリテーターの長畑さん、国内研修員の葵さんと
電車に乗って梅田に向かていた。

研修のことなどをとりとめなく話していた。
葵さんからファシリテーションの奥義について聞かれた。
うろ覚えだが、「基本の次に学ぶ実践で伝える奥義のようなことはあるのか」
という主旨のことを聞かれたと思う。

僕は反射的に
「いや、それはないと思う。基本を積み重ねていけば、
実践の際にふとした閃きが生まれるんだと思う。
あるのはただひたすらな基本の積み重ね、練習、実践だけでは」
と答えた。

自分で答えて驚いた。

実は中田さんに師事する中で、僕自身が葵さんの質問を抱えてきた。
なかなかファシリテーションの自分なりの道が見えないので、
まだ教わっていない「何か」があるのだろうと思っていたからだ。

が、今までの学びからそれを直接聞く訳にはいかない。
そこで質問を抱えてきたのだが、葵さんに聞かれた時に、
自分の質問を自分で否定していた。

上記の返答は今まで考えたことはなかった。
一つの閃き、そして今までの学びから得た、自分の答えなんだろうと思う。

幸い基本は明示されている。後は歩むのみだ!



●たかとりCC & 新長田「鉄人28号」    2009年12月19日(土)

関西NGO大学、第3回オプション企画、
「市民がつくるメディア 〜多文化プロキューブ、FMわいわいフィールドワーク〜」
に、息子朔と参加。

FMわいわいでは日比野純一さんのお話を聞かせてもらう。
オルタナティブメディアとしてのコミュニティラジオについて。
日本ではほとんど第三セクターが運営しているそうだが、
海外では明確な定義があるそうだ。
1.草の根、2.独立体、3.非営利、4.コミュニティの参加。

印象に残ったコメントをいくつか紹介
「日本の放送法では在日の人は免許がとれない」
「言葉が何秒も途切れる。放送事故と誰が決めたのか。
 コミュニティの人がそれで良いならよい」
「マイノリティの人たちに関わることで、自分の鈍感なセンスでも
 色々な事に気付かせてもらった。人生が豊かになった」
「NPO法人化を考えている。コミュニティの機運がここ2〜3年でより高まった」

その後、新長田まで歩き、鉄人28号を見学。
息子、策はおおはしゃぎ。
が、長田の中心市街活性化に関わってきた
案内人の片岡さんによると作成のプロセス、
今後のメンテナンス費用、効果についての課題があるそう。

「総工費は1億3000千万。それだけの効果があるのか。
 ただ最初は国三分の二、市が三分の一負担の予定だった。
 が、国が降りて、残りは寄付でまかなった。それは良かったと思う」

解散後は、自由に新長田商店街を歩く。
三国志ギャラリーや鉄人28号自販機などを発見。
いたるところに見学ポイントがあり、楽しく歩ける。息子も楽しそう。
最後にアジアン市場、丸五市場へ。
あいにくミャンマーカレー屋は閉まっていたが、
水餃子の美味しい立ち飲み屋風食堂で一杯♪
Iさんお付き合いありがとうございました。



●最終日!修了式    2009年12月18日(金)

ついに最終日を迎えた。
今日は、妻と息子、朔を連れての参加。
水俣病センター相思社の遠藤さんも昨日に引き続き参加。

午前中はコース全体の評価会。
司会進行はJICA大阪のTさん。
自由に、「良かった点」、「来年に向けての提言」などを語ってもらう。
Tさんが「正直な意見を聞かせて欲しい」と発言。

それぞれのコメントは以下の通り。

・フェルナンド
「プログラムは良かった。提言は資料が欲しい。
 紙ではなくデータで。
 今まで帰国して行った研修員が紙を捨てて行ったのを見ている。
 エコロジーではない。」

・ロサ
「満足した。手法、方法論についてよく学べた。
 最初の週、ゲームをしたり、絵を描いたり、プレイしたりしたが、
 意味が理解できなかった。が、最後に理解した。
 コミュニティで私たちはどうあるべきか、研修を通じて学べた。
 提言としては、今後も障がい者に向けての参加の可能性を残してほしい。
 通常、障がい者は専用のプログラムにしか参加できない。
 今回、私が参加したように今後もそのスペースを設けてほしい。」

・アタイ
「研修のデザインは素晴らしかった。ファシリテーターも良かった。
 また議論の機会なども多く、自分を表現することができた。
 提言はフィールドリップの後のふりかえりの時間についてだ。
 特に神戸の後は疲れていて、共有の時間が有意義ではなかった。」

・ディポッグさん
「全てにおいて素晴らしかった。それ以上、提言、コメントはない。」

・オットーさん
「ファシリテーションの考え、方法論を学べた。
 私はNGOではないが、NGOについてよく知ることができた。
 国に帰ってからは、より良い協働ができるだろう。
 提言としては、フィールドトリップの際に、特に神戸で、
 もっとコミュニティの人と話し合う時間が欲しかった。
 フィールドトリップ自体はとても良く、学びはあたくさんあっただけに残念。」

・ソアネさん
「ファシリテーションについて学ぶことができた。
 それらはコース全体のデザインから学べた。
 モジュールの最後に、研修員に向けての評価、もしくは
 アドバイスや提言があればより実りのあるものだった」

・レオさん
「コメントはない。不満もない。
 特にJICEの八木さんにお礼を言いたい。
 彼女の存在は私たち研修員にはとても大きいものだった」

・ゆかりさん
「フィールドトリップはとてもよかった。農村に行き、貴重な機会だった。
 しかし、もっと地域の人とコミュニケーションできる機会があれば良かった。
 特に神戸。インタビューなどもしたかった」

・ブレンダさん
「研修の機会はスペシャルだった。
 また他の国の研修員と経験をシェアできたのも素晴らしかった。
 私たちは違うコミュニティからきているが、同じような状況もまたある。
 そういった議論の時間が持てたのはとても貴重だった。
 コミュニティについて、そして人生について学び、考えを深めることができた。」

・クリスティーナさん
「みんなにとってとても良いトレーニングだった。
 プレゼンや議論など、その進め方が良かった。
 一方でもっとお互いの経験をシェアしたいという気持ちもあった。
 またフィールドトリップもあり、一つの場所に留まるより良かった。
 何人かが言及したようにそれらの時間が延長できればなお良かった。
 水俣での学びはとても大きかった。私は政府の人間。
 トップダウンのアプローチをとってきた。
 水俣でボトムアップの方法を学んだ。今までは住民に
 強制的にさせてきた。持続的な方法を見つけることができた。
 また多様性、紛争転換のセッションも興味深かった。
 WIN−WIN解決法など、活用できる。」

・ユナさん
「経験を良く学んだ。
 私たちのコースの強みとしては日本人参加者がいたことだ。
 他のコースでは日本人参加者がいなく、羨ましいといわれたことがあった。
 感謝したい。リフレクションなどのやりかたももまた勉強になった。」

・リチャードさん
「おはよう。シリアスな雰囲気だ。もうみんな泣きそうじゃないか。
 この研修の目的に一つに体を休めることがあった。
 NGOでは通常かなりハードに働くから。
 6週間はかなり長い。初めての経験だったが、良かった。
 提言としてはフィールドトリップで政府関係の人と話す機会がなかったことだ。
 それは水俣でも同じだ。アクティブに活動している市役所の職員とは出会えたが。
 特に議員と話してみたかった。批判的な意見を持っている人もいるだろうと思う。
 あとは他のコースがどんな研修を受けているのかを知りたかった」

・あおいさん
「PCD研修を通じてよい変化が私たち研修員にあった。
 そしてそれを表現してきた。
 もし機会があれば、長畑さん、三輪さん、そしてJICAがどのyほうな
 発見をこの研修を通じてしたのか、シェアしてもらいたい。
 その機会は私たちにとって有意義だと思う。」

・長畑さん
「帰国後、ここで学んだことをどのように活用していくのか。
 それは大きな課題だ。今までの研修員でMLを作っている。
 招待するのでぜひ参加して欲しい。これからもつながっていきましょう」

・遠藤さん
「日本での学びは活用できることできないことがある。
 辛い時はお互いの顔を思いだしてがんばろう」

・坂西
「水俣と神戸、私に関わりの深い地域、経験をシェアで来て嬉しかった。
 私は今後も神戸、水俣に関わって行く。お互いの地域でがんばりましょう。」


全体が終わった後、Follow−upのスキームについての説明。

昼食後、修了式開始。
今回は3コース合同。なんでもインド、ネパール、
インドシナにおける山道の整備のコースと
中小企業支援関係のコース。

まずはJICA大阪所長のご挨拶。
その後、各コース毎の受け入れ先、ファシリテーターが挨拶。

参加型開発コースからは長畑さんが挨拶。
いきなり、研修員に語りかけるというスタイルで入り、
会場の空気が一変する。研修員もそれに応え、場を盛り上げる。
長畑さんのメッセージはざっと下記のようなものだった。
「このコースを通じて私の学びをシェアしたいと思う。
 今日は坂西さんの息子が来ているが、自分の子ども時代を思い出した。
 私たちは農村から都会に移住してきた。
 そこでは伝統や習慣などのない全く新しい土地。
 そこでどのように活動していくのか。住民が主体的に、そして
 主導権を持ち、自分たちの生活をより良くしていくのか。
 集合住宅の自治会でも活動してきたが、未だよくわからない。
 コミュニティには自分にとってもミステリー。
 私たちはグローバリゼーションの世界の中ににいる。
 私たちが直面している問題は同じではないだろうか?
 あなたの課題は私の課題だし、私の課題はあなたの課題じゃないのか。
 これからもお互いの経験をシェアしていこう!」

長畑さんのスピーチは研修員はもとより、
この場に集ったJICAの関係者、他のコースの人にも響くものがあったのでは?

次に修了証の授与。
JICA大阪の酒井所長から一人ずつ修了証を授与される。
日本人研修員には、長畑さんからゆかりへ。
三輪さんから葵さんへ、それぞれ手渡ししてもらう。
よくあるセレモニーではあるが、関わったものとしては、
やはり感慨深い。

そして研修員からはグアテマラのロサが挨拶。
「研修員を代表してこの場に立てるのは非常に光栄です。
 私たちはこのコースを通じて、より多くの事実を見つけることができました。
 この経験を地域に帰ってコミュニティで活かしていきたい」
最後は日本語で結構長めの感謝のフレーズをスピーチ!拍手喝さいで締めくくる。

修了式終了後は、場所を移して、修了パーティ。
大撮影大会!それぞれが達成感に満ちた表情で、お互いを讃えあい、
これからも関係を繋げていくことを誓い合う。

最後にJICAの担当者を交えて関係者間でふりかえり。
国内研修員の多大な貢献、アクションプランのプロセスの在り方、
来年度のGI、研修員の午前中のコメントなどについて意見交換。

最後に今までの荷物、文具、成果物などを整理して終了。
ついに6週間に渡って行われたJICA研修も幕を閉じた。



●アクションプラン発表! 二日目    2009年12月17日(木)

◆フェロスさん(アフガニスタン)

Short term plan.......................
Almighty Allah says in holy Quran for the human to (get together,
set together, hand to hand and decide together)
because you always aware from each other and can help to
each other in every situation.
For example we have heard from Mach-Communicaton NPO
that in disaster of 1995 in Kove from 10-7 people helped by
their eighbors.

Activities 1)
Women Empowerment Projedt:
for 50 communities in two districts of Faryab province.

Action:
1.Translation of this workshop materials`s to Dari(my language)
2.Preparation of material for training and add something
else according to our religion, culture and tradition.
3.Conductiong of workshop for my colleagues

Activities 3)
National Solidarity Program(NSP)
NSP consists of four core elements

Action
1.Conductiong orientation workshop for my colleagues
(Master Trainers) Master trainers will train the project staff
2.Master trainers will train the project staff
3.The project staff train and aware and transfer
this ideas for the communities.
4.I will monitor their working the over two action(2 & 3)

Long term plan

Activity 1;Working with my community
Activity 2:Teacher Training Program

◆アタイさん(アフガニスタン)

Activities: Garbage separation
ACTION:
・Sharing the idea and experience I get from site visiting of
Minamata city regarding separation of garbage to UN-H staff
・Translating the recycling document to local language
I get from recycling center.
・Orientation and conductiong workshop to our staff
・Invitation letter to NGOs and GV
・Selecting one community and demonstrate the system of
separation to Municipality, NGO and community
・sharing idea of I get from separation garbage of
Minamata with Mulla Imam ( religious leader)

◆ディポッグさん(ネパール)

Enhancement of Economic Condition of the Rural Poor
through Agricultural Marketing

Target Group; Rural people, Member Community based
Farmers Cooperatives.
Project area; Working area of JCC sindhull, Ramechap
Implementing Organization
Junar Central cooperative Union LTD(JCC)

昼に水俣病センター相思社の遠藤さんが到着。

午後はトンガのソアネさん、ユナさん、
ソロモン諸島のクリスティーナさん、オットーさん。

(詳細後日)

アクションプラン終了後は、
最後の大パーティ♪。
OSIC内のカラオケルームで飲めや歌えや!
ダンスも出てきて、長畑さんを筆頭に踊る踊る。
楽しい時間でした♪



●アクションプラン発表! 一日目    2009年12月16日(水)

ついに発表日!
午前中はグアテマラのロサ、ブレンダとゆかりさん。
それぞれのアウトラインだけをメモします。

◆ロサ(グアテマラ)
1.Promoting health in a day medical
2.Realization of a documentary for advertising on Local TV with 8 minutes
3.Production of 3 spots for Radio of 30 seconds.
4.Realization of a workshop with community leaders and Families
  who have members with disabilities.
  Topic:Independent LIfe
5.CBR/RBC
  Community Based Rehabilitation

No collaboration = No Rehabilitation

◆ブレンダ(グアテマラ)

We must listen and feel our communities,
since in them are the solution and answers

Activity 1
JIMOTOGAKU, with the children in the community

Actions
・Games and dynamics(Origami)
・Long walk in the commuity
・To take photos and videos
・Record sounds of the community
・To make drawings of which they observe in the community

Activity 2
Do it - I learn (Environmental-Education)

Actions
・To make scale models of the community
・To make demonstrative and simple experiments
that are related to how the pollution in environment takes place.
・Reforestation, with magucy and natives species of the dry forest
・Second exhibition opened to the public of the experiments and
scale models made by the shildren of the community, in themunicipal hall.

What I want to do with in 5years based on my learning

Green tourism (trips to the dry forest)
・Ecological long walks
・Birdwatcher
・Mountaincering
・To climb(rapel)
・Visits to religious Mayan altars

Live museum in the community ( Circuit of maguey )
・Walking in the dry Forest
・Route and visits the maguey plantation
・Demonstration of maguey fiber extraction
・Demonstration of claboration of maguey crafts
・Room of sales of maguey

◆ゆかり(日本)

Do it, even if I need more Experiences

What I will do within 6-12 months

Activity 1:
Arumono-sagasi to find what we have in my community

Actions
1.Ask my families and the elders in my neighborhood about the history
and traditional foods of my community
2.Held a meeting to explain "Arumono-Sagashi" to people in my community
3.Arrange programs/events of "arumono-sagashi" that all people
in the community can partisipate in.
4.Send letters or broadcast to promote all families
in a community to join events.
5.Implement programs/events.
6.Cook meals from the vegetables/foods we will find through
"Arumono-sagashi", and share these meals with people in the community.
7.Get information by doing "arumono-sagashi",draw a map, and keep materials
8.Evaluate and improve the events with people in the community
9.Facilitate people to continue the events at least one a year
10.Make brochure to inform the community`s information to outsiders.

Activity 2:
Join into NGO as a volunteer or staff.

1.Find NGO which relates to my interest.
2.To make connection with it. enter/apply for this NGO
3.Even if I wait an approval from it, attend other seminars/forums
I am interest in.
4. If I can get an approval, do my best to require skills
& experiences as soon as possible.


What I want to try to do within 5 years.

1.Go to Africa as a vollunteer / a staff of NGO/NPO and
Use all methods I learned from this course,
(especially, gender/sex, donflict transformation,
communication skills, jimoto-gaku)
2.Go to graduate school to learn about problems
and solution and to find out what I can do for them.
3.Go to visit my friends countries who I met in this course
to know their organizations and management as many as I can.

What is the most precious things that I got form this course?
To make everyone smile & happy
Regardless their situations (culture, religion, backgraund, )


午後からはフィリピンのレオさん、リチャードさん、
ドミニカのフェルナンドさん、葵さん。

(詳細、後日)


●アクションプランの準備!    2009年12月15日(火)

いよいよ総仕上げ、アクションプランの作成に入る。
長畑さんと三輪さんが相談した結果、
今回は2つの期間で作ってもらうことになった。
1.5年以内、2.半年から1年間のもの。
基本は具体的な半年から一年間のものがベースになるが、
それだけだと色んな意味での範囲が狭められてしまうので、
中期間バージョンも作ってもらうことになった。

つまり下記のようなものになる。

Catch Phrase of my Learning in Japan

What I want to try to do within 5years.
Baced on my learning.

What I will do within 6-12 month.
Activity......................
  action 1).........................
  action 2).........................
  action 3).........................

短期間バージョンでは、一つの活動に対し、
いくつかのアクションを書いてもらうことにした。
ここで具体性を表現してもらいたい。

長畑さんが上記を次のように説明してくれた。
まず今までの研修の経験から考えられる活動を挙げてもらう。
地元学、あるもの探し、村丸ごと博物館などがでてきた。

次により良く確認するために、「昨日食べたものでおいしかったのは?」
と問いかける。(昨日、みんなでホームパーティに招待されたので)
アタイさんが「韓国のチヂミ」と返答。
長畑さんが「チヂミを作るときには何から始める?」と聞いていく。
「材料を買う」、「野菜を切る」、「小麦粉をまぜる」などなどがでてくる。
そして長畑さんが「それがアクションになるね」とコメント。
とても分かりやすい例で導入をしてくれた。

次にスケジュールを決める。
一人で発表しても良いし、同じ国同士でも可。
ただし、プレゼンの連続になり、発表者以外が無責任状態にならないように
グループを組んで、それぞれのグループの進行、ファシリテートもやってもらうことに。
スケジュールは下記のように決定。

12月16日 10:00〜12:00 グアテマラ、ゆかり
        13:15〜16:00 フィリピン、ドミニカ、あおい
12月17日 10:00〜12:00 アフガン、ネパール
        13:15〜16:00 ソロモン、トンガ

終了後、あるNGOの忘年会に参加。



●中田塾 第二回目!    2009年12月14日(月)

・中田塾とは?
中田さんは居ないけど、マスターファシリテーター講座の修了生で
勝手に中田塾を名乗り、講座の復習や練習を継続し、
中田さんの教えの定着度を上げようと言う自主勉強会。

その第二回。
今回の参加者は7名。
6月講座から3名、7月講座から1名、JICA研修から2名、と坂西。
初顔合わせが多かったので、まずはお互い自己紹介。

それから勉強会の内容をみんなで考える。
前回は中田奥義の書を弟子が読み解く会、でしたが、
今回は参加者がいくつかの事例を持っているので、
その共有と課題分析をしてみることに決定。

◆ICC関西報告
まずは昨日、おとついとあったICC関西のイベント報告から。
中田さんを講師に招き、ファシリテーター講座を初日に行い、
二日目にその成果を活かしてディスカッションをするという企画。

ディスカッションではオープンスペーステクノロジーという手法を使ったそう。
テーマは決めなかったそうだが、提案したテーマは
「世界を豊かにするための課題と機会」など。
この手法は空中戦になることもあるそうで、そこを中田さんのFACTベースの
手法を組み合わせ実のあるものしようという狙いだったそうだ。
やはりいきなりFACTベースができるようになったわけではないが、
参加者の頭に残っていたことで議論が明確になった部分もあったそうだ。


◆インドネシアでの実践報告
防災NGOのNさんが、インドネシアでの経験をシェアしてくれた。
なんでも中田さんの対話術、特に直接言わずに気付きを与えるを実践したそう。

3人のチームで仕事をしていた。
Nさんと防災の専門家Aさん、防災教育の専門家Bさん。Nさん以外はインドネシア人。
防災に関する基本的概念をBさんが誤解しているというのが途中で明らかになったそう。
このままではプロジェクトに支障を来す。

そこでNさんは中田さんの教えを思いだし、
Aさんに協力を求める。具体的にはNさんはAさんに、
知らない振り、まだよく理解できないという風に再度基本概念の説明を求めた。
もちろん、Bさんの前で。そのことでBさんは「えっ、そういうことなの?」と
気付いたそうだ。その後、Bさんはきちんと理解し、プロジェクトも順調に進んだそう。
ちなみにBさんはとてもプライドの高い人だったらしい。

本人に直接指摘をせず、ゆえにセルフエスティームを下げることなく、
本人に気付きを与えた。セルフエスティームが下がることがなかったので、
本人が課題解決へ向けての一歩をうまく踏み出した、と言えるかと。


◆Iさんの職場でのスタディツアーの課題を皆でファシリテート

今日のメイン。Iさんの職場ではスタディツアーを行っている。
今年からサービスラーニングという名称になり、
地域貢献を通じて学びを深めることを目的とすることになったそうだ。

しかし、実際にはあまり学びが深まることはなく、
アジアと日本を比べて「日本に生まれて良かった」と物質的な豊かさに
満足してしまう参加者もいるとのこと。
そうではなく、もっと本質的な学びを深めたいというのが悩み。

上記をシェアしてくれた後、みんなでファシリテートに入る。

最初にツアーの基本的な情報を聞いた後、
それぞれがそれぞれの仮説に基づいて質問をしていく。

「事前学習会は何をしたのか?」、「事後学習会は?」
「上記の感想は問題なのか?」、「Iさんの責任範囲は?」
「ツアーについていく人は何人?」、「来年も関わるのか?」
「いつツアーの目的が関わったのか?」、「目的が書かれた物は?」
「Iさんで関われる事前学習のプログラムは?」
「Iさんの具体的な業務は?」、「以前のツアーで良い感想はあったか?」
「Iさんは評価にかかわれるのか?」、「関係者で話し合う機会は?」
などなど。質問は尽きることなく、約1時間半ほどIさんを質問攻め。
時間が来たので途中だったけど無理やり終了。

◆感想
Iさんの感想は、下記のようなもの。
「整理はされた。自分の願望かとは思っている。
 あと来年関われるかどうかがわからないのも課題」

聞き手のそれぞれの仮説は、下記のようなもの。
「教員はわかっていない」、「来年関われるかどうか」
「当事者ではない」、「教員が積極的ではない」
「プログラムの中身の問題」、「事前学習が受け身になっている」
「サービスラーニングはうまくいっている」、「Iさんの願望では?」
「ツアーの時の方が良かったのでは?」、
「教員とのプログラムの関わりかたに限界がある」
「サービスラーニング導入時にギャップが発生」
「サービスラーニングの内容を教員が理解できていない。」

個人的な感想としては、とても興味深かった。
しかし、皆で同時に質問するために、それぞれの戦略をたてることができず、
せいぜい2,3の質問しかできなかったので、難しさを感じた。
またIさんから「質問の意図がわかっておもしろかった」との感想もあり、
質問によって気付きを与えるどころか、気付きを与えようとしすぎて
誘導と言うか、半分提案になってしまっていることが明らかになった。
もちろんIさんに気付きを与えることはできなかった。
直接的な提案こそは誰もしなかったものの、
どうしても自分の仮説にひっぱろうとする質問が多かったように思う。

しかし、見方を変えれば、事実質問をし、その答えから次の質問の
ヒントを得て、事実質問をつなぐこと自体はだいぶできるようになったとも言える。
次回は平場での実践ではなく、課題は小さくてもいいので、
個別で実践をした方がいいかも知れない。そこで自分のスタイルの基礎を作るために。

なんだかんだで終了は10時間際。
みなさんわざわざお越しありがとうございました。
来月は1月15日予定。中田塾、続きます。



●モジュール5開始    2009年12月14日(月)

いよいよ最終モジュールが開始。
金曜日に確認したアクションプランに入れてもらいたい内容は下記の3つ。

1) What I found/learned in Japan
2) How I can convince my colleague/boss/friends/community members
3) What and how I will do using what I found in Japan.

それと金曜日の午後のセッション、島上さんの記録から。

長畑さんが「こういうSharingって、役にたつ?」「どう役に立つ?」と切り出して、
少し展開。
「役に立つ。どっちに方向に向かっていってるのか、意識できるから」
「Shareするのは、同僚とか村人」
「具体例がないと、『そんなこと知ってるよー』といわれるだけ」
などなど出てきたそう。


今日はリフレクション担当はなしなので、
早速全体のふりかりに入る。

最初に長畑さんから、下記の導入。これを一週間かけてやる。
とりあえず今日は個人作業で1.をまとめる。
1.Lessons + FACT(story)
2.How can I convince my staff/colleague/friends
3.Action Plan

上記の午前中いっぱいかけ、
午前中の最後に、視点を変え、下記のようなお題で
表現をしてみることに。2.に入る。持ち時間は5分。

Catch Phrase of my Learning
cone phrase(one sentence)

message for my colleague / staff / boss / community
in the form of [ Picture/Drawing/Poem/Short story/Song/Play]
Expression!!

14:45分から発表。以下、発表順。
フェルナンドさん、図形。フェロスさん、ポエム。
レオさん、ポエム。ディポッグさん、絵と文字。
ロサさん、ポエム。ブレンダさん、歌。
ゆかりさん、絵。リチャードさん、PP+模型。
ユナさん、ゲーム。オットーさん図形。
クリスティーナさん、ポエム。アタイさん、図。
アオイさん、絵と映像。

それぞれに個性的で興味深かった。
ただ表現なので報告が難しい。

印象的だったブレンダさんの歌を報告します。

「上を向いて歩こう」の曲に合わせて、下記の歌詞を熱唱。
Knowing my communities.
It`s perceptions and their feelings
I will support.....
Then and know and conflicts to solve

with JIMOTOGAKU
Exporing and Finding
That I have and like using it

Minamata and it`s an example
with the colture of recycling...

Kobe is the in
For the collaboration
and prevention for the future

KAGUMEISHI and
her five fantastic and the LIVE MUSEUM

最後に下記メッセージを発表。
We must listen & Feel our communities.....
since in them are the solutions & answers.
ムービーもあります♪

研修終了後、葵さんのコーディネートで守口の友人の家、居酒屋にお呼ばれ。
僕は中田塾で行けませんでしたが、とってもとっても楽しい時間を過ごしたよう。



●国際協力コンソーシアム関西 中田さん講演    2009年12月12日(土)


◆参加者に問いかける中田さん

今日は中田さんと上記イベントに参加。
会場が京都の山奥なので、車で行くことに。
9時に出発し、一路京都へ。

会場の京都ゼミナール近くの園部インターまでは順調。
が、そこから道を間違える。
いや正確には道を間違えた訳ではなく、その道も合っていたが、
あまりに細い道に入ってしまったので、仕方なく引き返す。
なんやかやで1時間近くロスしてしまった。出発から2時間半後に到着。
中田さんを楽にさせようと思ったのが、かえって裏目に。
運転手失格でした。すいません。。。

それはさておき、イベント開始。
参加者は「関西一円の国際協力に関わる学生」が対象。
人数は30名ちょい集まっていた。遠く関東や東北から来ている学生もいるよう。

最初一時間は主催者によるアイスブレイク。
内容は自己紹介などで、初対面の人もいるため、本当の意味でのアイスブレイク。
ちなみに主催者のICC関西も学生団体でメンバーは学生が中心。

約1時間、話をしてほどよく会場がほどけたところで、
中田さんの講義スタート。持ち時間は4時間。
お題はファシリテーションについて。

最初、ずいぶんと時間をかけて導入、自己紹介などをやっていた。
後の質疑応答で話をしていたが、その間に参加者の反応を見て、
どのレベルで話をするかを見定めていたそう。
その見定めがうまくいったのだろう、学生に合わせた
とてもわかりやすい講義だった。学生にだけでなく、私にとってもわかりやすく、
いくつかの疑問が解けもした。

流れとしてはマスターファシリテーター講座の基礎編を圧縮したものだが、
最初のワークが初登場。「ファシリテーションを考えるためのケースストリー」。
これがとてもよかった。

A4の紙に架空のケースが書かれている。今後公表の可能性があるのでざっくりとだけ。
東南アジアの村に入り、国際協力を参加型で行おうとしている話。
前半に会話のやりとり、後半にその後の経過が書かれている。
その後の経過はは参加型で行った(つもり)なのに、うまくいかなかったというもの。

まずはそれを読んでもらい、その後、それぞれに思ったことを3人ほどの
グループで話し合ってもらう。ほとんどのグループで後日談の内容、
もしくは援助を約束したやりとりに注目していた。

ワークが終わり、実際に中田さんが参加者に何を話した聞いていく。
村の問題は何か?村人が問題を認識して、村人から言うのは筋。

アフターケアができていない。自分たちでやれますね、だけ。など。

最初のコミュニケーションに注目した人も何人かいたようだった。
ここでは答えの精度よりも、一度自分たちでこういったケースについて考える
時間を持ったということが非常に重要だった、と思う。
実際に考えてみて、自分たちが通常どこに注目するか、何を見落としているか、
というのを体感した後に中田さんの講義を聞いたので、より良く入っていったのではないか。

いや、本当に興味深いワークだった。
中田さん曰くは「このA41枚に国際協力の全ての問題が書かれているよな」とのこと。
本当に一日でも議論できそうなケースストーリーだった。

その後、『心の中の見えない壁』、『鶏と卵』などの絵も紹介し、
ファシリテーションとはなんぞや、ということを語り終了。

質問コーナーに移る。
面白い、良い質問が続いた。
Q:鹿の話があったが、良い例がない場合は?
中田:良い質問。基本的には見つけるか、一つ作るか。
ダリットのケースで言えば、トラウマを越えらるんだ、ということを別の協働で体感してもらうなど。
ただ時間はかかる。基本的には、もう一人の鹿はどこかにいるはず。やろうとしていることに無理がなければ。
もう一つは馬ではだめなのか、という問題。洞察力が問われるが、全く同じ境遇での良い例でなくても、
鹿を檻からだせるような例があるかも知れない。つまり鹿でなくても馬でも良い場合もある。

Q:この場でファシリテーションをすることの意義を事実質問でどう聞くか
中田:なるほど。
その場合は「最初に企画が持ち上がったのはいつですか?」と聞く。
二つの聞き方がある。私を呼ぶと決めた時。企画が持ち上がった時。
どういうアイデアだったのか。そういうことを聞いていく。
私に対しては、最初に誰と会って、何をしてくれといつ言われたか。
それはどういう言葉で言われたか。私は忘れている。
それを思い出してもらう。もっと深いレベルで聞きたければ、
いつ、どの時点で決めたのですがと聞いていく。
いつどの時点でこのアイデアを持ったのか、決断したのか、
その間に何が起こったのか。私の心の動きがだんだん顕在化してくる。
あらゆることについてそうです。
 質問に対して答えると、私はこれしかできないから(笑)。
事実に聞く質問、これをブレイクスルーできたのが私の人生で
一番重要なことなので、それを伝えた。当然ですよね。


終了後も中田さんの周りには学生が絶えない、
それぞれに自分の課題について聞いているよう。

セッション後は夕食、やたらボリュームのある食事をいただく。お腹いっぱい。
このご飯と夕食がついて、宿泊3000円とはとても安い。京都府民へのサービスか。
もちろん学生特価ですが。

その後、元の部屋に戻り、しばしフリートークタイム。
意欲的な学生が中田さんを囲んでいる。本も学生特価で販売したせいか、17冊売れた。
参加者の半分以上が買ってくれたようだ。中田さんのサイン大会も始まる。

少し予定を押して8時30分ぐらいに会場を後にする。
ICC関西、難しいテーマに学生として取り組み、意欲的に頑張っている。
全国からこれだけの学生を集め、講師にきちんとした対応をとれる、
なかなかたいしたものだ。僕はただの運転手で飛び入り参加させてもらったが、
良い刺激を受けた。ICC関西のメンバーに感謝したい。

帰り道は道に迷わず順調。学生を一人京都まで運んで、
後は一路高速で神戸へ。京都南ICから月見山まで1時間かからなかった。
それだけに行きのロスが悔やまれるが。



●モジュール4最終日!     2009年12月11日(金)

いよいよ研修も大詰め。
今日は韓国版JICA、KOICAのスタッフ、朴さんが研修に参加。
開始時は大野課長も朴さんの付き添いで参加してくれた。
加えて島上宗子さんも復帰でいつもより大所帯。

今日のリフレクションはトンガのユナさんとアフガンのフェロスさん。
例のようにイスの下に紙が貼ってある。
オレンジ、水、パンの3種類。で、3つのグループに分かれる。

お題は目的地までは50km。
しかし、水のグループはお腹が減っており、
パンのグループは喉が渇いている、どうやって目的地まで辿りつくか。
グループ内で議論し、それぞれ目的のモノを手に入れるために交渉。
パンと水グループは順調だが、オレンジはどこに行っても断られる、、、

「昨日、コラボレーションについて学んだ。
 今日のワークはそれぞれが持っているリソースをどう活用するか、
 またどうシェア、または提供し合うことで目的地に辿りつける。
 リソースとはスキル、資金、人材におきかえることができるだろう。
 コラボレーションはワークからもわかるように難しいが重要」
とユナさんがコメント。

良いワークでそれぞれ刺激されたのか、コメントが続く。
特に省資源オレンジグループのリチャードは
「行政や大きなNGOは小さな組織の状況をよく理解する必要がある。
 小さなNGOには限界があり、対等な関係を気付くことは難しい」と
コメントし、笑いをとっていた。

さて今日は全体のふりかえりから始める。
モジュールごとにとにかく何をしたか、を平場で思い出してもらった。
するとでてくる、でてくる。

モジュール1:What is community
characteristcs, difference, activities, that people doing together,change

モジュール2:outsiders roll
finding fact, make right question, JIMOTO-gaku,
Minamata, Arumono-sagashi, perception-fact-question,
dialogue, partnership building, making assamption,
learning from fact, knowledge matrix

モジュール3:Inclusiveness/Diversity
partipatory development, Gender, comflict, transformation
lader of perseption, needs and alternatives, win-win solution
Level of conflict

モジュール4:lLinkage Micro and Macro, outside and inside
collaboration, gradiation of collaborate, umbralla of organization
minority issue, national park, stakeholders

ここから議論し足りないこと、もっと深めたいことを募り、下記3つがでてきた。
「会議でうまくパートナーシップが築けない場合は?」
「コラボレーションとファシリテーションの違いは?」
「協働での対等とは資金の割合も50%ずつか?」

それぞれ興味深いテーマ。
議論の中でも「情報が足りない、もっと事実を確かめる必要がある」と
事実から物事を考えるという点に置いての定着度が高いように感じた。
今までの積み重ねが良く生きているようだ。

それから長畑さんがI「f I find it, I will use it」という基本理念を再確認し、
起点に戻tって下記を考えることに。

Ultimate goal of community development.
community will be able to...........................
t
ということで再度グループに分かれ10以上考えてもらう。
発表には立ち会えなかったが、途中経過ででていたのは、
住民が自分たちの活動を再確認する、協働、学ぶ、
未来への希望、コンフリクトの予防、ビジョンの共有、
住民による主体的な決定、資源の有効利用、、、、、

ここで昼休憩。

KOICAの朴さんに印象を聞いてみた。
「セッションの持ち方が印象的。KOICAでは基本的に一方的な授業。
 2週間で10の講義、3つのツアーが組まれている。
 でも、最後の評価会でもっと意見を交換したかったなどの意見がでてくる。
 研修員は満足していないようだったが、どうすればよいかイメージが無かった。
 とても参考になる。また今までJICAの研修を5、6つ見せてもらったが、
 そのどれとも違う。初めて。雰囲気も違う。JICAからもNGOとの協働で
 とてもユニークで質の高いコースと説明を受け、勧められた。
 KOICAではまだNGOとの協働はなく、研修実施団体との仕事が中心」
実に良い刺激を受けてくれているようだ。KOICAの研修でも反映されると嬉しいが。

昼からは、事務所へ行き、JICA関係の事務仕事や、
明日の中田さんの講演準備などを行う。



●神戸FWふりかえり     2009年12月10日(木)

今日は神戸FWでの疲れを考慮して、少し遅めの開始。
長畑さんからの粋な計らいに研修員大喜び!

さてセッションンは神戸FWのふりかえりでスタート。

まず昨日訪問したところを確認する。
・人と防災未来センター
・まち・コミュニケーション
・たかとりコミュニティセンター
・市民活動センター神戸

それぞれの訪問先について、下記お題を個人作業で考える。
Intresting or Impressive FACT
Lessons can be extraceted

いつものように3グループ作ってシェアリング。
それぞれのFACT、Lessonsは、
コミュニケーションの新しい可能性、マスメディアよりも安価で効果的な
コミュニティ放送、キリストの奇跡、震災の記憶の保存、
協働の仕方、中間支援組織の在り方、マイノリティの存在、
みんなで作った自治会館、土地問題のオーガナイズ、宗教の関わり、
若い人、十代の参加、異文化交流などなど。

上記をグループ内でシェアした後、昼食休憩。
昼食はJICAの課長さんとKOICAの職員、
長畑さん、八木さんと食事。
明日、この研修に一日参加されるようだ。

KOICAの職員は見た感じ若い女性。
そして、主張の強い方だった。
主張は「コーディネーターが一日研修に付き添う必要はあるのか」
通訳やロジなどの必要性は認めるものの、研修に一日着くのは必要ない。
コストがかかりすぎる、というのが主張でした。
長畑さん、O課長が色々JICAの事情を説明するも、頑なに意見を貫いていた。
明日は一日研修に参加、どういう刺激になるかな。

さて、午後のセッション。
それぞれの紙を壁に貼り、各自他の人のものを読む。

次にモジュール4のテーマである、
collaborationについて話を展開していく。

平場で長畑さんがcollaborationについての気付いたことを問いかけていく。
そこからでてきたのは、
1)NPO are trying to involve various kinds of community
2)NPO is facilitationg community & local government, private dompany
3)NPO is facilitating consensus building amang community & government private sector

そこからcollaborateとfacilitateの違いを考え、
Aというグループと、Bというグループでの協働を考える場合に、
下記の項目を基に考えてみる。

COMMON−vision, objective, interest,
COMPLIMATING−knowledge, skill, facility, funds

協働の枠組みについては混同があったよう。
例えば教会が土地を提供している例について。

「教会がNPOに土地を提供しなければ何も始まらなかった。
 立派な協働の一つだ」
「いや、教会は土地を提供しただけ。その後のアクションはない。
 一緒に活動をしてなければ協働と言えないのではないか?」
と混乱のままに議論が進む。

それぞれのグループからの発表の後に、
それぞれの混乱ぐあいを見ながら長畑さんがファシリテートを始める。
平場でいろいろと「協働とは何か」意見を交換している中で、
アフガンのフェロスさんからplanning段階での協働ということが
でてきて/implement/evaluateでの両者の参加が重要だと皆で確認する。

最後に長畑さんがGradation of collaborateという考え方を紹介。
行政がお金を出すだけの協働ではownershipは依然として行政にあり、
日本ではそういった例が未だ多いことが指摘された。

モジュール4、協働については今日であらかた終了。
明日は残っているテーマを自由に議論する時間として、
研修員からみんなで考えたいテーマがあれば明日出してもらうことにして本日終了。



●神戸FW たかとりコミュニティセンター&神戸市民活動センター神戸 2009年12月9日(水)

             
◆たかとり教会を吉富さんに案内してもらう  ◆FMわいわいにてレオ出演中の様子

神戸FW2日目。
午前中は「たかとりコミュニティセンター(以下TCC)」。
約10のNPOが集うカソリック教会を中心としたセンター。
前身は「たかとり救援基地」で、外国籍の住民が全体の約10%を
締める地域で震災後の救援活動、多言語での情報提供を行っていた。
現在は日常的な多文化共生のまちづくりに取り組む団体の拠点となっている。

たかとりコミュニティセンターの吉富志津代さんが対応してくれた。
まずTCC全体の活動紹介をしてくれ、次に各団体の事を紹介。
「多文化PRO3グループ」、「コミュニティ放送局 FMわいわい」
「特活多言語センターFACIL」、「ワールドキッズコミュニティ」
「AMARC日本協議会」、「(特活)リーフグリーン」、「NGOベトナムin KOBE」
「アジア女性自立プロジェクト」、「ひょうごんテック」、「野田北ふるさとネット」。

これだけの団体が集まり、活動していること自体がユニークで、
それぞれの活動が非常に興味深い。

説明の後、TCC内を見学して回る。
まずは震災を乗り切った奇跡のキリスト像。
まわりは全壊なのに、キリスト像だけ生き残ったらしい。
しかし、それは地域住民がキリスト像の寸前で消し止めたからであり、
本当の奇跡はその後、みんなで助け合いが始まったこと、とのこと。

その後、上記の各NGOをまわり、
ベトナムやラテンアメリカの人たちに出会う。
それぞれマイノリティを主体とした活動を展開している。

休憩後、FMわいわいというコミュニティ放送局のDVD、
FMわいわい正式開局10執念ドキュメンタリー「多文化なまちづくりとともに」を視聴。
その流れで、ワールドキッズコミュニティ事務局長の村上桂太郎さんによるレクチャー、
「外国にルーツをもつ青少年の発信活動の意義」を受け、
日系ブラジル人中学生のドキュメンタリー作品、「レモン」を見せてもらう。
最後に質疑応答をして午前中のセッション終了。

途中でフィリピンのレオさんと葵さんは抜けて、
FMわいわいのラジオ番組、「まちはイキイキきらめきタイム」に出演。
なんとDJは片岡法子さん。関西NGO大学の運営委員でもあり、僕と同期。
しかも、一緒に仮想NGOを作った仲間でもある。

収録では、レオに来た目的、たかとりの印象などをインタビュー。
印象は?と聞かれ、日本語で「さむい」。
最初に覚えた日本語は?、同じく日本語で「かっこいい」、
「それは私のことですね。」とコメントし、盛り上げる。
さすがは10年間、フィリピンでDJをやっていただけはある。
所属団体イカオ・アコの紹介なども行い、無事収録終了。
「とっても良い経験だった」とレオ。

本隊に合流し、昼ごはん。
ベトナムカレーとバナナを揚げたお菓子。
TCCに集うベトナム出身の方が作ってくれた。めちゃうまい。
よく煮込んであって、鶏がとてもやわらかい。
食事後はみんなで後片付け。研修員が皿洗いをしている姿は新鮮。

フィリピン組をAWEPのもりきさんに紹介してTCCを後にする。
午後は「市民活動センター神戸(以下KEC)」に移動。

KECの事務局長、実吉さんが相手をしてくれる。
まずはKECのオフィス、参加型開発研究所所属している、
インキュベーションオフィスを見学。

その後、レクチャー。タイトルは「被災地の市民活動の動きとNPO」。
中間支援組織の活動などを紹介してくれる。
KECの主な活動分野としては、「経営コンサルティング」、
「NPO共同オフィス(神戸元町ポート)」、「ネットワークづくり」
「調査研究と提言」など。

質疑応答で盛り上がったのは、NGOへのコンサルについて。
特に「組織内でのリーダーとスタッフのギャップ、温度差」について。
トンガのソアネさんが、上記を詳しく知りたいと質問。
彼自身も同じような状況を経験したことがあるそうだ。
実吉さんが「日本では有能なリーダーががんばるけど、
スタッフがついていけないケースがある。5年、10年はいいけど、
次の世代に続けようと思うとスタッフの人材育成が大事だが、
なかなかそれがうまくいかない。リーダーは熱意があるけど、
スタッフは雇われの意識があり、そこにギャップが生まれる」と言及。

そして研修員に「みなさんの国ではそういう状況はないですか?」と
聞き返す。すると即座にフィリピンのレオさんが「うちの組織では、
そういう状況はないなぁ」と発言。そりゃそう、レオさんはリーダーだから(笑
実吉さんが「そういう状況が問題なんだ」と突っ込む(笑

スタッフのキャパシティビルディングについては、
「成功体験を積ませること、決定権を与えること」などを指摘。

もう一つ盛り上がったのはネットワーク組織の在り方について。
同じくトンガのソアネさんが「自分の国ではなかなかうまく言っていない」と質問。
実吉さんの返答は
「ネットワーク組織がうまく条件がある。
一つは個々の組織が強い個性を持ち、かつオーナーシップがあり、
自分たちのためのネットワークという意識があること。
そして、ネットワーク組織自体の力は小さい状況。
もう一つは、個々の組織とネットワーク組織の利益が一致していること。
後者はなかなか存在しないけど」とのこと。

これにて神戸FW終了。
神戸の街に来ていく研修員、直帰する研修員などそれぞれ。

僕はKECの実吉さん、八十さん、松岡さん、
それに長畑さん、高田さんと近所で食事♪



●神戸FW 〜人と防災未来センター&まちコミ〜   2009年12月8日(火)
  
◆宮定さんによる震災現場めぐり     ◆まち・コミにて。

今日から神戸FW。
JR灘駅で9時前に集合。心配していた研修員もみな無事に到着。
あいあいネットの高田さんとも再会し、フルメンバー揃う。

午前中は「人と防災未来センター」
JICA兵庫の隣にある、阪神淡路大震災を学べるミュージアム。
JICA兵庫で荷物を置かせてもらって入場。
みなJICA兵庫のロケーション、施設がJICA大阪より良いと羨ましがる。

人と防災未来センターでは、
まずは「1.17シアター」地震破壊のすさまじさを迫力ある大型映像で体感。
なかなかショッキングな作り。研修員もびっくりしていたよう。
「私の国にも地震はあるけど、ここまで大きい地震はない」とのこと。
実は規模では似たような地震があるようだが、人の多さや、都市構造の関係で、
被害で比較すればそれほど大きくないらしい。
アフガンの研修員は戦争と重ね合わせてみていたよう。

その後、「震災直後のまち」、「大震災ホール」を経由して、
「震災の記録フロア」へ。ボランティアの人が下記コーナーを英語で説明してくれる。
「震災の記録を残すコーナー」、「震災からの復興をたどるコーナー」。

午後からは場所を長田に移す。
長田は神戸でも最も震災被害のひどかった地域の一つ。
そこで震災後、地域復興の活動を展開してきた、
NPO「まち・コミュニケーション」にお邪魔する。

例年、代表の田中さん、事務局長の宮定さんにお世話になっている。
長畑談によると、宮定さんはインドで直接和田さんの指導を受けた数少ない日本人でもある。

田中代表のあいさつから始まり、宮定さんによる活動紹介。
まち・コミの活動目標は「みくら地域で被災した人に戻って来てもらう」。
行政はどちらかというと「防災都市の構築」に力を入れることになったので、
まち・コミでは違う分野に力を入れることになったようだ。
その集大成が今の事務所でもある「みくら5」。共同住宅となっている。

ある程度、人が戻ってきて、街も整備されてきたが、新たな問題がでてきた。
「道路は広くなったが、温かみが感じられなくなった。昔の狭い道、
 気配の感じられる地域が懐かしい」
「人がいないのになぜ広い道路が必要なんだ」
などの意見が地域の人からでてくる。

そこでコミュニティづくりに関わるようになる。
専門家に頼らず、自分たちでできることは自分たちでやろうと活動を展開。
公園の整備や地域の集会所を地域の人たちと一緒に自分たちで作って行く。

しかし、2006年にターニングポイントを迎える。
地域の人たちから「もうまち・コミ、まちづくり協議会はいらない」と言われてしまう。
そこで自分たちの存在意義が崩れてしまう。
そこから自分たちの活動や姿勢、地域との付き合い方を考え直すようになる。
一言で言うと「今までは議論していたけど、受け入れるようになっていった」とのこと。
その延長線で和田さん、中田さん、長畑さんの元で修行することにもなったらしい。

その後、実際に長田地域を歩いてまわる。
近くの公園、傾いた電柱、被害者の数などが光でわかるモニュメント、
火災で焼かれた木、緊急時用のトイレの排水溝、今もある空き地などなど。
宮定さんの説明で小一時間ほど歩いて回る。
事務所に戻り、質疑応答で終了。
ソアネさんが「私たちに地域でのファシリテーターにとって、地域住民との関わりは
大きな課題。主体的に地域関わろうとしない人たちも居る。」と自分たちとの繋がりに
ついてコメントをしてくれた。

セッション終了後は、宿泊先のモントレー神戸へ。
今回はJICA兵庫が満杯だったため、民間の宿へ。
ロケーションはよく、それぞれ自由に神戸の待ちに繰り出す。
友人に会う研修員、ネパール料理を食べに行く人、ルミナリエに行く人、、、
それぞれに満喫しているはず。

そうそう、早速「まち・コミュニティセンター」のHPに今日のことがUPされています。
http://machicomi.blog42.fc2.com/blog-entry-716.html


●NGOワーカーのための課題解決力養成研修 第二回目   2009年12月7日(月)

今日は下記JICA研修と同じく、JICA大阪にて中田さんによる
上記表題の研修も実施されていた。今日から相棒のYさんが東京から合流したよう。
前回報告したように関西のNGO9団体13名が対象。



●モジュール4:「Linkage: Micro and Macro/Outside and Inside」開始!    
                                 2009年12月7日(月)
今日からモジュール4。
ファシリテーターはインドネシアから帰国された長畑さん。
ハードスケジュールにも関わらずとっても元気。
インドネシアでのファシリテーター研修が随分とうまくいったよう。

まずは定例のリフレクション。
グアテマラのブレンダさんとトンガのソアネさん。

部屋のキーを使ったゲーム。ボランティアに目隠しをさせ、
進行役がキーで人を指す。それが誰かを当てるゲーム。
「もしファシリテーターが注意を払わずに、話も聞かなければ、
 そこにある現実を理解することはできない」とコメント。
ワークは何度もやったが、結局答えは???

さて、モジュール4開始。
モジュール4のイントロダクションとして、長畑さんのインドネシアでの活動をシェア。
西バリでの国立公園とコミュニティのリンクについて。

まず西バリ国立公園のマップを紹介。
コアゾーンは伐採や採取全て禁止。
その一周り大きなゾーンは調査のための採取だけが許可されている。
国立公園内にあるコミュニティ、政府の管理する森林、地方政府の管理する森林、
ティンバー用のプロダクション森林などの位置関係などを写真を交えて紹介。

森林公園内にはリゾートホテル、温泉があり、
塩も作っている。発電所もある。水は山からひっぱってくる。

長畑さんは国立公園内でファシリテーションのトレーニングをしている。
対象は国立公園のスタッフ、森林警官。
以前はコミュニティとの対立?もあったが、今は協働したいと思っている、らしい。
そのためのトレーニングを行っているようだ。

ここで最初の質問:
「Who are the stakeholders?  Persons/organizations/institutions」
「That have relations with National park and local community」

グループに別れて考えてもらう。
出てきたのは、コミュニティ、農民、漁師、女性、青年グループ、ホテル関係者、
森林警備、観光客、JICAボランティア、国際NGO,、政治リーダー、塩生産者、
ガイド、ビジネス、不法伐採グループ、国際ドナー、メディア、環境保護団体、
教員組織、調査グループ。

それらをメインアクターである、national parkとlocal communityの周りに
距離感を反映するした形で貼っていってもらう。

次に第二の質問:
「What are the GOOD POINTSs, if community protect the forest?」

これでそれぞれのグループに30以上上げてもらう。
30以上、、、考えるのは大変。深みとより広い関係で物事を考えてもらうため。
和田流の方法の一つらしい。

これで出てきたのは:
犯罪の減少、水資源の保護、広告がしやすい、ツーリストがたくさんくる、
エコパークの活用、環境保護、より多くの雨、観光環境の整備、自然資源の保護、
良い関係の構築などがでてくる。

この辺で昼ごはん。
ちなみに今日のワークではシェアのためのプレゼンはしなかった。

第三の質問:
「For local level benefits/good things. What are the obstacle or
 difficulties. That the communitiy people may face?」

ここで長畑さんが強調されたのは、
「なぜ外部者が地域開発に関わるのか、つまり見ず知らずの地域で
 活動するのはもちろん当事者のためでもある訳だが、外部者自身は
 自分をどこに位置付けているのか。私にとっても長年の問いの一つ」

出てきたのは:ファシリテートすること、お金や技術を得ること、
国際ドナーからのサポートを得ること、テクノロジー、ロビー活動、
コミュニティ内での対立、居住の機械、政府の支援、
コミュニティミーティングのオーガナイズ、旅行者が悪い慣習を持ち込む、
道路へのアクセス、旅行者によって伝統、慣習を失うなど。

第四の質問:
「In order to overcome the obstacles/difficulties above. stakeholder dan do」

ステイクホルダーのカテゴリーはコミュニティの人々、地域政府、NGO,、
国際ドナー、民間企業、メディア、大学関係、教会などなど。

ここでインドネシアの国家開発局、バペナスの使節団が見学にやってくる。
長畑さんがいきなりインドネシア語で説明開始。一同、びっくり!

最後にcollaborationの意味をシェア。
co=together, labor workというのが言語の意味。
そこでHow can collavorate community with other stakesholder?
How outsider can facilitate the communityを神戸で考えることにしよう、
ということでモジュール4の導入終了。

モジュールのテーマを言葉で説明することなく、ワークで表現。
研修員にとっては発表の機会もなく、苦行であったかも知れないが、
このもやもやが神戸FWへの繋がってくれるような感じがした。



●新マスターファシリテーター講座 第3回目     2009年12月6日(日)

今回も9名全員参加。

まずは宿題の報告から。みなさん事実を聞く質問は意識してやっていたよう。
何人かは既に違った風景が見えかけている人も。
しかし、何人かからでたのはどうしても提案してしまうこと。
ここからなかなか離れられない。

それを受けて中田さん「提案はおせっかいだが、それ自体は悪いことではない。
その気持は伝わる。しかし、この前天声人語を読んだ。そこにギリシャの哲学者の
言葉があって、一番難しいことは「自分を知ること」、一番簡単なことは「人に忠告すること」
と言っていた。課題分析を手伝うことが重要。国際協力において我々のまずさは、
早計な提案をしてしまうこと。それは明らか。ODAでもNGOでも同じ。」

今日は「事実を聞く」ということを折に触れて確認しながら、
「信じて待つ」、「詳細に聞いていっても嫌がられはしない」というポイントを押させた。

例として中田さんがあげたのは和田さんの例と自身の体験談。

「詳細に聞いても嫌がられない」・・・・
私も疑問だった。しつこく聞いていったら嫌がられるのではないか、と。
インドネシアで和田さんとマイクロクレジットの調査をした。
マイクロクレジットでにんにくを作った農家に行き、
和田さんが若いお母さんに話を聞いていった。
そうするとあんまり儲からなかったことが明らかになった。
それは一時間以上のインタビューだった。村だから人がたくさん集まる。
かなりプライバシーに関わる部分だが、彼女は嬉々として答えていた。
最後に和田さんが「長い間ありがとう」と言ったら、
「いいえ、あなたに聞いてもらって嬉しかった」とコメントした。
この体験から人は興味を持って詳細に聞かれることを嫌がられないことを知った。

「信じて待つ」・・・・
インドネシアに調査に行った際の話。
調査で網元や村長が外からの援助を住民の代わりに使っていることが明らかになった。
これは事実質問の力だった。問題の解決にあたっては地域のNGOが動くべき
だと思ったが、私は調査で入っていたし、外部者の私がどこまで言うかは迷いがあった。
しかし、池住さんの話、特に鶏の絵を思い出し、我慢しようと試みた。
通訳の島上さんは胃が痛かったらしい。「なぜ中田さんは何も提案しないのか」と。
何も起こらず最終日のお別れパーティに入った。そこで、小さいNGOリーダー、フナイが
「このままでいいのか、行政に働きかけるネットワークをつくるべきじゃないのか」と言いだした。
それが起こったのは最後の30分だった。その後は早かった。
4年後再訪したらまだ活動が続いていて、嬉しかった。
もし私が、「ネットワークを作って働きかけたら」と言ったら、その場では「いいね」となっても、
今のように動いているかどうかはなんとも言えないところ。
事実を聞いていっても、行動との間にはタイムラグがある。その間に提案してはいけない。
この時までは「待つ」という行為に自身がなかったが、これを機に確信を深めて行った。

その後は参加者のそれぞれのケースをとりあげながら
話を進めて行く。

個人的に印象に残ったのは、事実質問のその先。
参加者から質問がでて、展開された。

事実質問でセルフエスティームを上げ、対等感を作る。
次に課題分析に入る。まずは思いだしてもらう。
「最近困ったことはありますか」などとになく詳細に思いだしてもらう。
ただある程度まで思いだしてくると、人は自分で考え始める。
そうすると出口に向かって導く質問をしないといけない。
どうやらここが事実質問のその先のようだ。

その後、今回の大きなテーマである、
グループ、ワークショップもしくは組織でのファシリテーションの
技術的なことを押さえて、本日は終了。

今日は2時〜6時の研修だったので、
終了後、有志で交流会へ。いつものカレー屋LUCYへ。
いろいろな話で盛り上がるが、個人的な収穫は子どもの産み分け。
情報提供者はなんと4人の子ども性別をコントロールしたそうな。。。
実践してみます、マスター!



●エクアドルからの便り  〜帰国研修員のその後〜     2009年12月5日(土)

この夏、中田さんのJICA研修を受けたエクアドルのvivianaさんからの
メールをいただきました。中田さんの研修で学んだことを、早速職場内の
研修で紹介し、良い手ごたえを得たようです。
研修に関わった者としては、こういった頼りをいただくのはとても嬉しいですね。

以下、要約ですが、紹介させていただきます。

「My dear Nakata-san

私は日本でのあなたの教えにとても感謝しています。
先日、2日間のワークショップを終えたところなのですが、大成功でした!

ワークショップは私の職場、プランインターナショナルで行いました。
参加者は11人。内8人は私の直接の上司、カルロスさんを含む、
ナショナルアドバイザーチームが8人。3人は地域アドバイザーでした。

そして95%の参加者が満足してくれ、100%の参加者が
議論の継続に興味を持ってくれました!

彼らは「日本の方法論」に興味を持ち、もっと知りたがっていました。
今回だけでは全てのアジェンダを終えることはできなかったので、
次のミーティングでも引き続き議論をすることにしました。
そして、みな変化のための具体的な行動を起こすことに関心があり、
私たちの挑戦についてもっと話をしたい、という意欲に満ちていました。
カルロス上司はなんらかの行動を起こすつもりがあるようです。

なにより全ての参加者はもっと中田さんの経験、方法論に強い興味を持ち、
もっと知りたがっていました。英語の本にまとめたものはありますか?

もう一度感謝を申し上げたいです。
この二日間のワークショップは2カ月間の学びに匹敵するものでした。
同じ質問、同じ事実、同じパーセプション、同じ混乱、、、
しかし、最後には学びとふりかえりにとても満足し、
今までとは違った方法論で仕事をするモチベーションを得たようでした。

もちろん、私は全ての質問に答えることはできませんでした。
しかし、彼らは知っています。
直接「偉大なるファシリテーター」から教わる可能性があることを。

最後にもう一度感謝を述べさせて下さい。
ありがとうございました。

Viviana 」



●モジュール3 最終日 三輪敦子さん    2009年12月4日(金)

リフレクションはフィリピンのリチャードさんとゆかりさん。
まずグループを分ける。メンバー5人、ファシリテーター1人。
小さいカーペットを敷く。その上にメンバーが乗り、裏返すことができるか。
ファシリテーターは外から指示を出したり、その手伝いをする。

「私たちは常に解決へのプロセスにある。ファシリテーターの役割は重要。
 よく観察し、お互いが助け合う必要がある。」とリチャードさん。
ゆかりさんは「2腑間のセッションの学びは、まずファシリテーターとして
積極的に聞く、介入や判断はしない、その上で外の助け解決には必要」とコメント。

その後、リチャードさんのショートプレゼン。
コンフリクトの原因などをパワーポイントで紹介。
「パーセプションからコンフリクトが生まる」という例として、
絵を見せてくれた。一見風景、でも人の顔にも見える絵。
それをみせて「何に見えるか」。意見の違いがコンフリクトになることを体験。
今日のリフレクションは40分。みな気合が入っている。しかも質が落ちない。

セッション開始。三輪さんがモジュール3のふりかえりとして、
ざっとスケジュール、学んだことをおさらいする。

その後、グループにわかれてふりかえり。
1.モジュール3で何を学んだか?
2.まだ理解が十分でないこと、もっと議論したいこと

それぞれから出てきたのは、
ジェンダー分析、参加のレベル、ジェンダーの意味、ジェンダーとSEXの違い、
パラフレイング、よく聞く、正しい質問、五感を使う、マイノリティへの配慮、
ニーズ、感情、怒りのレベル、ファシリテーターの役割、認知などなど。
もう少し知りたい部分は、worldviewの意味やお金に関する紛争など。

昼からはインド・グジャラートの例を用いて、
三輪さんが簡単な状況紹介。
女性は一日17〜19時間働いている。
農業関係の器械の導入で少なくとも2〜3時間は節約できる。

男性の抵抗:
女性の仕事は多くない、男はより多く稼いでいる、
女性の仕事は男性のそれより簡単だ。

そんな状況でどのように女性のニーズをサポートできるか。
男性がどのように女性のことを意識できるようにできるか。

それぞれのシェアリングからは以下のような部分がでてきた。
ジェンダー分析をする、一日何をやっているかを調べる、
女と男の役割を変える、男性に何をしているか尋ねる、
男性を勇気づける、機械の良い部分を伝える、
男性に女性の仕事を手伝ってもらう、各グループで話し合う、などなど。

その後、三輪さんがパワーポイントを使用して
答え(というか実例)を紹介。

その地域では、NGOと男性が協働で女性が一日何をしているか、を
調べたそう。水汲み、麦をひく、まき集めなどなど、、、
男性が調べたところ一日の労働時間は19時間になったそう。
ある男性は「これじゃ病気になるで」と言ったそう。

この経験をもとにいくつかの良い変化が現れた。
女性の力や能力を理解するようになったり、委員会のメンバー、
コミュニティのリーダーとして女性を受け入れるようになったり。
男性自身が気付くプロセスを踏んだことで持続的かつ、重要な変化がもたらされたようだ。

最後に三輪さんから、「ジェンダーは女性の問題だけを扱うのではない、
女性と男性双方のテーマ。またコントロールをするためのものではなく、
より良い関係づくり、学び合いのためのもの」というメッセージが研修員に送られる。

最後にそれぞれが一言ずつ言って、モジュール3終了。
三輪さん、おつかれさまでした!

個人的な感想としては、モジュール1と2で学んだ、コミュニティ、外部者の役割、
つまりコミュニティにどう関わるか、ということを考える上でも、
コミュニティにおけるさまざまな多様性や紛争、ジェンダーなどの個別のグループや特徴
という視点を学ぶことができ、モジュール1と2の内容もより深まったように思う。
実際に上記のワークでは情報が限られていた訳だが、そのコミュニティにおける
FACTの確認にこだわったグループが多かったのは学びの成果のように感じた。
その上にコンフリクトというより具体的なリアリティを扱うことでより実践的な学びになったのではないか。



●「紛争転換」二日目 開発教育協会 中村絵乃さん    2009年12月3日(木)

今日は急遽用事ができ、午前中は不参加。
以下、聞いた話で今日の様子を報告します。

リフレクションはフィリピンのレオさん、ネパールのディポッグさん。
向き合って、片方が表情だけで怒る、動作も声もなし。片方はノーリアクション。
その笑うパターンなどをやる。顔の隅々のパーツをお互い見る。
国柄がでるのか、照れて照れてという研修員もいたよう。特に男女ペアは。
そして、落ちは、、、、なんだか難しくてちょっとわからなかったそう。
コンフリクトを解決するための手法の一つを示唆したみたい。

午前中は昨日の宿題である、それぞれのコンフリクトから。
やってきている人もいれば、やっていない人も居て、
少し時間をとってそれぞれ作成する。

そこからトンガのユナさんのケースを取り上げたよう。
テーマは教会の老朽化。

老人と若い人のグループの対立。
老人は教会の修理を主張し、若い人は建て替えを主張したよう。
老人は今までの経緯や歴史に敬意を払っており、
若い人は自分たちのアイデアを受け入れていることを望んでいた。

このコンフリクトをどう解決するか、それぞれに意見を出してもらったよう。
出てきたのは、お金をためる、建築の知識を得る、司祭に協力をもとめる、
世襲、遊び場、レプリカで保存する、写真で保存するなどなど。

そして中村さんから、コンフリクトにあたっては
オープンクエスチョンが重要だという話があったよう。
YES、NOだけでしか返答できない質問ではなく、WHYなどを使用して、
より感情を表現してもらう考え方がシェアされたよう。
今までのFACTクエスチョン、クローズドクエスチョンの学びと比較して、
それぞれの特徴、性質などを掴んでくれたらと思う。

午後、グループにわかれてそれぞれのコンフリクトをシェアし、
お互いに質問をし合う。その後、次のターンでは解決に向けて
オルタナティブを提案するというワークを行った。
一人が話をして、二人が聞く。

それぞれ研修員が具体的なテーマを挙げてくれる。
ネパールの水問題、アフガンの土地問題、日本の組織での課題、
はたまた日曜日の教会に行くかどうか。
夫はみんなと一緒に行くべきだと主張するが、日曜日の午前中は
やることがいっぱいあるというケースなどなど。
それぞれのグループで活発に質問、提案が繰り広げられる。

その後、ソロモンのオットーさんのケースを取り上げて、
全体で考えてみた。

オットーさんのケースは、マラリアの予防プロジェクトを受け入れるか否か。
マラリアに苦しむ人はフラストレーション、怒りを感じているが、
予防プロジェクトを受け入れないグループはマラリアの害を無視しているそう。
ニーズは、予防の効果と費用負担。

皆で質問、意見を言っていく。
「予防の具体的な方法は?」
「モスキートネット」
「反対グループは費用面を不安視しているが、
 マラリアにかかるともっと費用がかかるのでは」
「マラリア予防の知識をつける」「話し合いの場をもつ」などの意見がでる。

その後、中村さんからロールプレイの提案がなされるが、
全体的にちょっと体力切れの様子。
だったので、用意していた水俣の事例については、
オルタナティブを坂西が少し紹介して今日のセッション終了。

最後にそれぞれ印象に残っていることを一言ずつシェアし、終了。
皆、中村さんとの分かれを惜しんでいる様子。
2日間の学びがそれぞれにとって実りあるものだったことの証だろう。

個人的にも洗練されたワークの進行、気付きへのプロセスに学ぶことが多かった。
参加者のリソースを活かしつつ、学びもしっかりと押さえる。
ワークにおいても指示が明確で、やることをがはっきりしており、
ワークの意図する狙いに到達しやすい。研修員もワークを楽しんでいたと思う。
中村さん、はるばる東京からありがとうございました!
アクションプランの発表会、時間があったらご参加下さいね♪



●「紛争転換」一日目 開発教育協会 中村絵乃さん    2009年12月2日(水)

リフレクション、アフガンのフェロスさん、ソロモンのクリスティーナさん。
朝9時にJICAについたら、既に準備をしていた。さすがは真面目コンビ。

イスの下に質問の紙が貼ってあり、それをそれぞれが答える。
質問は、妻の役割、仕事などを知っているか?等。
それぞれの答えを前に張り出して
「女性は家の中でたくさんの仕事をしている。男は食べているだけ。
 片方からだけでは聞けない」とコメント。

今日と明日のセッションは開発教育協会の中村絵乃さんが担当してくれる。
わざわざ東京からのお越しいただいた。

まずお互いの自己紹介として、それぞれの名前、仕事、
それぞれにとっての紛争を簡単に紹介。
戦争、言葉、政治、機会、人生、創造、問題、日常などがでてくる。
それから下記のワークへ移行。

ワーク:Micro Labo
 1.Speak each one
 2.Do not ask question, listen
 3.Be confidential
上記を意識しながら、下記のテーマを話し合う。

1.対立、紛争に関して親から何か聞いたことがあるか。
2.対立に遭遇した時にあなたはどうするか。
3.対立に際しての自分の行動をどう変えていきたいか。

ともかく質問をしてはいけないので、
ただひたすらに聞く。これがなかなか難しい。
「質問したかった」という意見もでる。

そこで中村さんが「なぜ質問させなかったのか?」と問いかける。
「時間の制約(笑」という意見もでたが、
「話す機会の均等」「同じ時間」「邪魔をしないため」などの意見もでる。
実感としても聞く、傾聴というのかな、難しかった。
いかに日常的に介入する会話に慣れているのか、と感じた。

ワーク::WIN-WIN Grid
1.相手を自分のテリトリーに来させる。力づくはなしで。
2.ルームメイトという設定。
  一人はテストが終わり、音楽を大音量で楽しみたい。
  一人は明日重要なテストがあり、勉強したい。
3.カップルか親しい友人という設定。
  お互い仕事が忙しい。今日は一カ月ぶりの二人の休日。
  一人は休みたい。一人は外出したい。さぁどうする。

それぞれのロールプレイの結果は下記のようなものになった。

1.じゃんけんで解決、招待した、力づく、スイッチした
2.話し合い、音楽は明日楽しむ、外で勉強する、勉強を手伝う
3.時間をわける、外には美女、ハンサムがいるぞ、先に休みの時間をとる

そして上記のワークをPosition and needsにあてはめて分析。
それぞれのposition、needsの関係を見ていく。
必ずしもお互いのニーズが満たされるとは限らないが、
どういう相関関係にあるかを考える。

ここで昼食休憩。
.
ワーク:my 5 priority needs
まず、個人作業で重要なことを5つ書く。それをペアでシェア。
その後、相手のニーズのうち自分がいらないと思うものを2つ消す。

中村さんが「どう感じましたか?」と問いかける。
怒り、心配、不安などがでてくる。
次に目を閉じて最近怒った時のことを思い出す。
その際の体の状況、頭の状況をそれぞれ考えてみる。
体:熱くなる、叫ぶ、緊張、泣く
頭:思考停止、コントロールできない、殺したくなる

それを受けて、中村さんが「The anger volcano」を紹介。
怒りにも色々なレベルがあること、コントロール可能な段階などを考える。
下記の順。
ERUPTS, into Violence, Rage, Anger,
Other feelings:scared, helpless, frustrated, guilty, disconnected, alienated
Unmet Needs:safety, security, belonging, respect

休憩後、中村さんと三輪さんによるデモンストレーション。
話の聞き方、パラフレイリングの実演だ。
三輪さんが相談者、中村さんが聞き役。

まず悪い例をみせる。
三輪さんが話し出したとたん、あくびをする。
その後、三輪さんが話しだした途端、介入したり、
「それはこういうことだね、心配ないよ」などと会話を遮り、
三輪さんに最後まで話をさせずに終了。

次に良い例。三輪さんが話始めたら、話を遮らずに
うなずきながら聞く。途中途中では相手の言葉を繰り返し最後まで聞く。

実演後、ふりかえり。
悪い例からは、よくしゃべる、邪魔をする、話を聞かない、敬意、注意がない
良い例からは、確認、リピート、敬意、うなずきなどがでてくる。

中村さんがパラフレイリングの重要性を示してくれ、練習に移行。
三人一組。問題を話す人、聞く人、観察する人。

僕はレオとクリスティーナさんの組に入る。
二人ともパラフレイリングだけだけでなく、笑顔、態度などとても話者を安心させるものだたった。
ちなみにクリスティーナさんの問題は「私からはメールを何度も毎日送っているのに、
夫からは全然メールが返ってこない」とのこと(笑。う〜ん、返信を願う。

今日の記録は長くなってしまった。
それだけ内容が濃かったとも言える。研修員もテンポの良いワークを楽しみ、
中村さんの意図するポイントを掴んでいたように感じた。

終了後、研修員はみんなで自炊パーティーとのこと。
楽しそうだったが、僕は一足先に退出し、PHD協会、関西NGO協議会などが、
企画する「Lets いっちょカマーキャンペーン」のオーガニック・ディナー&
トークイベントに参加。おしゃれなイベントでNGOの新しい可能性を見た思いがした。



●コミュニティにおけるジェンダー分析続き    2009年12月1日(火)

リフレクションはトンガのソアネさん、日本人研修員の葵さん。
葵さんのネタは伝言ゲーム。
直接的に会話をしても欠落する情報があることを指摘。
ソアネさんはジェンダーについて学んだことをPPで報告。

セッションは昨日の続きから。
一番手はドミニカのフェルナンドさん。
「ドミニカはジェンダーバランスについては問題ない。
 周囲に先進国がたくさんあるし、観光や貿易等で、
 さまざまな影響を受けているから」とコメント。

次にソロモンのクリスティーナさん、オットーさん。
オットーさんの島では、やはり女性の地位が低く、
「女性が男性の集まりに行くのは許されていない」とのこと。
「女性の声を聞く場合は別の場が必要」だそうだ。

一方、クリスティーナさんの島では、
「以前はオットーさんの島と同じ状況だったが、今は変わりつつある。
 女性は男性と同じ場でも発言するようになってきている」とのこと。

その違いに質問が集中。
クリスティーナさんの分析ではその違いの理由は、
「一人の優れた女性NGOワーカーの存在」だそうだ。
ソロモン全土で有名な人らしく、その人の存在が地域に変化を与えたそう。

またソロモンのケースでは、ロサが「女性の仕事が明らかに多い」ことに言及。
「男性は仕事、役割が少ないが、その間何をしているのか?」
という質問に対しては、「寝ている。お酒を飲んでいる。街にでている」という返答が。
それを受けて三輪さんが次のようにコメント。
「とても興味深い点。女性の方がコミュニティでの役割が多い。
 それはコミュニティのことをよりよく知っているということに繋がるかも知れない。
 もちろん役割が多いことをシンプルに「よく知っている」「ニーズを知っている、
 にいつも結び付けられる訳ではないが、少なくとも男性にしか話を聞かなければ、
 コミュニティの半分しかわからないことになるよね」

最後にトンガのユナさん、ソアネさん。
トンガでは仕事に関しては平等のようだけど、
コミュニティに入り、女性の声を聞こうすると、
やはり女性と男性のグループを分けるなどの配慮がが必要だそうだ。

ソアネさんが声を聞くことの難しさについては、
「最近、農民が忙しいことに気付いた。以前はそうでないと思っていたが、
 農民はさまざまな役割を担っており、適切な時間を見つけるのが難しい」とコメント。

これでようやくそれぞれのコミュニティにおけるジェンダーの状況の報告が終了。
三輪さんが意図していたように、シェアリングを通じて
自分のコミュニティの状況を再確認し、今までは違った角度でコミュニティを見れたと思う。
また他の研修員の報告を聞くことで、自分たちの地域を相対化して分析をしていたように見えた。

JICA研修後、たかとりコミュニティセンターへ行き、
来週の神戸FWでお世話になる吉富さんと打ち合わせ。
とても良い構成になっていると思う。FWが楽しみだ。



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