2010年10月刊行の新著のご案内

和田信明、中田豊一著

途上国の人々との話し方

国際協力メタファシリテーションの手法

A5版 450ページ みずのわ出版 定価:3500円(+税)

◆これで現場の風景が違って見える◆

 ファシリテーションの考え方を解体して新たに組み立て直した画期的方法論。それが国際協力のためのメタファシリテーションです。
 新たに現場に立つ人からベテランまで、日々途上国の現場で地元の人々と接し,活動を組み立てていかなければならないすべてのフィールドワーカーに送る実践的方法論の書です。

 たとえば;
□「村で困っていることはありませんか?」「この村の問題は何ですか?」と聞いたことがある。
□「集会に参加してください」と村人に何度も言う。
□集会ではやる気を見せるが,実際には動かない村人にいつも振り回される。
□顔をあわせると、あれが足りない,こんな支援をして欲しいと村人に言われる。

 あなたには、こんな経験がありませんか?
 そんなあなたに、今すぐ何をなすべきか,どう始めたらいいのか、日々の訓練方法とティップを丁寧に解説するばかりでなく,その背景となる理論も分かり易く解きほぐします。この本は,あなたを「国際協力の常識」の呪縛から解き放ち,新しい地平に立たせるための手引書です。

 国際的な活動に限らず、様々な対人援助や指導、教育の場で、コミュニケーション、特に援助の対象者を前に何をどう話していいか、いまひとつ自信のない方にもお薦めの、ファシリテーションとコミュニケーションの勘所が満載です。

★メタファシリテーション手法とは★
「対話している自分を上から見ているもう一人の自分」を育てていくための考え方と練習方法のこと⇒正式には「メタ認知理論に基づくファシリテーションの手法」


【著者紹介】

和田信明(わだのぶあき)
 飛騨高山に本部を置く国際NGOソムニードの創設 以来のリーダー。インドやインドネシアなどアジアの多くの開発援助ワーカーを弟子に持つ。その凄腕のほどについては、「私が出会ったファシリテーションの達人たち(3)」に詳しい。本書では現場での実践方法の部分を主に担当。

 和田とその活動についてさらに詳しくは『国際協力NGOソムニード』のホームページをどうぞ。そちらからも本書が購入できます。

中田豊一(なかたとよかず)
 東京や大阪で2007年からマスターファシリテー ター講座を行いながらメタファシリテーションの普及と改良に努める。バングラデシュやネパールで実践と試行錯誤を重ねている。詳しくは、中田プロフィール紹介ページに。本書では手法の解説を主に担当。

≪目次≫

序章 曇りガラスが晴れるとき…「なぜ?」と聞くのは間違いの始まり

第1部 メタファシリテーションの成立
 第1章 「なぜ?」と聞かない対人援助コミュニケーション手法
 第2章 思い込みの迷路から「簡単な問い」へ
 第3章 簡単な質問の先の壁
 第4章 メタファシリテーションの成立

第2部 メタファシリテーションを囲む「枠」
 第1章 コンテクストが見えてきた
 第2章 コミュニティーに至る道
 第3章 マクロとミクロの間
 第4章 国際協力のコンテクスト=近代化に伴う貧困現象の発生

第3部 メタファシリテーションの実践
 第1章 メタファシリテーションの技法解説
 第2章 メタファシリテーションのプロジェクトへの応用i

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