●2003年11月25日
目指せ、イラストレーター

ノートに鉛筆で描いたイラストをスキャン後、Photoshopにてアウトラインを加筆・修正していく |
さて、2004年プレオリはCGイラスト公開サイトとしてもリニューアルする予定だが、現在イラスト描きによる作品創作を行っている。3DCGの煩わしさと違って、すぐに形として表現できる2Dでの描画は、気楽に着手でき、様々なものを簡単に描くことができる。
これまではペインティングソフト上から直接キャラクターを描き始めていたが、これでは描き始めがうまくいかない。マウスでのフリーハンド描画では、どうしてもうまくライン引きができないのだ。そこで、手描きでラフスケッチした絵をスキャナで取り込み、そこからパソコンでのアウトライン修正、色付け作業などを行うことにした。この新たなイラストの描画手法により、今までの私のCG作品とは全く違う、イラスト色の強い絵を作ることができた。まず、手描きで描いた幾重にも重なったラフな線引きは一定範囲ごとに消しゴムツールで消し、その上をペンツールで滑らかな線で描き直す、という描き方で修正していった。これにより、滑らかなアウトラインだけのキャラの絵が出来上がった。ちょっとおかしい、と感じたラインは、気付き次第修正していった。そうして出来上がった線だけの絵に、色付けを行った。色付け時に、色の明るさを一段階下げた影の部分もラフに付け加えて、絵に立体感を出した。

そうして出来上がった、初の2Dイラスト作品の描画過程が上図である。スキャン直後の画像から修正を行うことにより、みるみる作品らしく成長する様子が見て取れる。まだ2Dイラストに関しては初心者でなので、今後腕を磨いていきたい構えだ。目指すは、漫画・アニメを作りたいと意気込んでいる。漫画を作る上では絵1枚1枚を素早く描かねばならないので、「粗く多く」のテクニックが必要とされる。CGを描く時にはどうしても時間をかけてしまいがちなので、今後は素早く描くテクニックを身に付けて行きたいと思っている。
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●2003年11月25日
南極皆既日食に魅せられて

皆既日食を描くのは簡単だ |
さて、11月24日、南極地方で皆既日食が見られた。だが、私は残念ながら見に行かなかった。何せ、遠征対象地域は南極である。私は自然が大好きなので、氷の大地、南極には喜んで行きたいところだが、さすがに旅費が高かったのだ。去年私がしし座流星群を見にアメリカへ遠征した際に利用した旅行会社が、お一人様230万円という旅費でツアーを募集していたが、今の私にとってみたらこの金額は3年分の給料である。もし仮にこの金額を払って南極に行ったとしても、旅費の借金返済に5〜6年はかかりそうである。
だから、要するに私は南極へは行っていない。その代わり、NHKで放送された航空機からの皆既日食中継映像を茶の間で見させて頂いた。感想は、本当に魅せられた。白い大地に浮かぶ黒い太陽…。まさに芸術である。氣志團のアルバム「1/6LONELY
NIGHT」には「黒い太陽」という曲が収録されているが、團長は皆既日食のことを歌っているのではないようだ。しかし、本当に黒い太陽は美しい。テレビ画面やパソコンのディスプレイで見る皆既日食の画像では、コロナは白飛びして真っ白に写っているだけである。しかし、そのコロナの明るさのグラデーションは、実際にこの目で見ないと伝わらないだろう。さて、テレビ放送では南極の大地で皆既寸前になるとペンギン達が警戒して一斉に鳴き上がる光景も印象に残ったが、日食が進むにつれて気温が下がり、金星や水星、カノープスやシリウスが見え始めた、という毛利氏のナレーションには興奮した。一気に空が夜のように暗くなる臨場感が伝わってきた。世界が一気に急変する、そんな感じなのだろう。やっぱり、写真で見るのと生で見るのとでは全く違うものなのだろう。だから、夜に再度放送された日食ドキュメント放送を見た後、私は次回の皆既は絶対遠征して見に行く!と心に決めた。目指すは、2006年、アフリカ皆既だ!
いや、その前年の2005年コスタリカ金環皆既は財布と相談して行くかどうか決めたい。
ところで、皆既日食の絵を描くのは簡単だ。この画像はPhotoshopElementsを使用してものの5〜10分で描き上げた皆既の絵だ。月の黒く丸い円は鉛筆ツールのサイズを大きく設定して描き、コロナは円形のグラデーションツールの不透明度を30%前後にして幾重か重ねて作成した。太陽風によるコロナの筋状構造は、指先ツールの不透明度を10%程度に設定して作成した。もちろん、昨日の南極皆既日食を思い描きながら描いた。特に毛利氏が中継していた地上からの皆既の映像では、夕陽のように赤みがかったコロナだったから、この絵でもコロナを赤っぽく仕上げてみた。くれぐれもこの画像を本物の皆既日食の画像と見間違わないようにして頂きたい。 |
●2003年11月19日
3DCG毛髪モデリングを開始

毛髪の形状群をパートで包み、3複製 |

前髪分の毛の形状数は数百個 |

細く伸ばした自由曲面を敷き詰めて毛髪の基盤を作る |
さて、現在Shadeにおいて毛髪のモデリングを行っている。人物キャラクターを忠実にCGで再現するには、毛髪は無視できない。しかも、3DCGにおいて毛髪のモデリングは最も難しい。毛の1本1本を「円の掃引体」として形状を作成していったのでは、形状データの数が数千個、下手すれば数万個という莫大な数に成りかねない。私のコンピュータのCPUは2.6GHzなので、数百個程度の形状データを一度にレンダリングしてもそう時間はかからないが、髪の毛全体を1本1本の集合として作ろうものなら、いくらCPUが凄くても、処理は追いつかない。そこで、多くのCGアーティストは適当な自由曲面の応用で、毛髪を再現しているようだが、毛髪1本1本が分離するからこそ、高品位なキャラクターCGができるのであって、私は「1本ずつのモデリング」を捨て切れなかった。こうして、気の遠くなるような毛のモデリングは始まった。
Shadeでのモデリングの場合、円の掃引体で作成した1本の毛を、約20〜30本にコピーし、1つのパートで包むことから始めよう。この際、完全な毛のクローンを30本作ったのでは、毛の形がみな同じになり、不自然である。そこで、4〜5本ずつの形状を複数選択し、毛を前後左右適当な方向にわずかずつズラしておけばよい。そうして、毛のランダムな位相を作り出しておく。
そうして出来た約30本分のセットのパートを、パートごといくつも複製する。この場合、頭の丸い形に添うように、COPYの「回転」を使用する。こうすることで、前髪のカバーは容易に仕上がる。左画像は、そうしてモデリングしていった毛髪のレンダリング結果である。CG臭さがなく、実写のような自然さが感じられる。
とはいえ、こうして毛髪をパートごと複製する手法でも、毛の形状総数は1,000を超えないようにしたい。実際の髪の毛は数千本だが、そこまで複製するとコンピュータが悲鳴を上げる。なので、形状数節約と引き換えに、どうしてもCGキャラの髪は薄い状態になる。それを補うために、毛髪形状群の下に太い形状を敷き詰めればよいだろう。これは、自由曲面で円柱状にして作成した。左の一番下の画像がそれである。一見すると、まるでジェルが着けられたような頭に感じるかもしれないが、そこそこ実写に近い結果となる。この太い形状の上から、1本ずつの毛髪群を包んだパート群を被せていけば、CGキャラを強拡大した時に毛髪1本ずつが際立ち、美しくなるだろう。
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●2003年9月3日
おもちゃデジカメでも、土星、写るンデす!
超小型デジカメ、Cybershot Uで土星を撮ってみた。最近は毎晩、大接近中の火星を撮っているが、午前2時になると、そんな火星も西空に傾く。その頃、東の空には土星が昇ってくるようになったのだ。そんなわけで9月3日、今季初の土星を導入し、320倍での大迫力な土星に「やっぱ大接近時の火星より凄いや!」と改めて感動しつつも、おもちゃデジカメでパッシャリンコとアイピースを覗かせて撮ってみた。結果は左図の通り。4枚コンポジットしてあるが、もはや土星のリングなんて、どれほど粗雑な造りの小型カメラでも確実に写るのだ。近頃、若者の間で「カメラ付携帯電話」などという物が大流行して久しいが、そんな携帯電話に搭載された小型カメラでも、きっと土星のリングは間違いなく写るだろう。深宇宙を、手軽に片手でパシャッと記録できる時代がやってきたのだ。やっぱ惑星といったら土星だ。
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●2003年9月1日
面白い結果が出た
「8月27日、火星大接近!」と、テレビや新聞で報じられていただけあって、私の火星大接近案内ページは、8月27日にアクセスが集中した。その数は、たった1日で725アクセス! ページを開設してわずか1ヵ月で、およそ4,000ヒットを記録したのである(ちなみにトップページは1日平均5アクセス)。世間の力って物凄いものだ。
1日ごとのアクセス数を棒グラフ化したものが左図だ。「8・27」を山頂とする、見事な富士山が出来上がった。面白い。それにしても、火星は8月いっぱい、そして翌9月いっぱいは「大接近」状態が続くというにもかかわらず、なぜ世間は最接近日ばかりに注目がいくのだろうか。19日も20日も21日も22日も23日も24日も25日も26日も27日も28日も29日も30日も31日も、火星の大きさは変わらず、ずっと最接近状態だというのに…。そんなわけで、火星視直径の変化の棒グラフと合わせてみたとすれば、きっとアクセス数の棒クラフのほうがピークはうんと鋭いはずだ。
世間は、「最接近日」ばかりにこだわりすぎて、最接近日を過ぎたらもう火星のことなど忘れてしまうほど、気が早いのである。
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●2003年8月17日
火星人は存在するか!
さて、ついに火星が地球へ最接近となる2003年8月を迎えた。マスコミでも、「6万年ぶりに大接近!」と、突っ込みを入れたくなるような表現で火星大接近のことを報じているのは、ご存知の通りである。
さて、本題に写ろう。果たして、火星には火星人がいるのだろうか! この答えは、多くの人が知りたがっていることだろう。何せ、我々地球人は、まだ火星人と遭遇したことがないのだから。多くの人は、火星人に会ってみたいのではないだろうか。火星探査機が次から次へと火星を探査しているにもかかわらず、その探査機から送られてくる火星面の画像には、火星人らしき人影はおろか、動物の影すら、写ったことは今までかつて、一度もないことは周知の事実のようである。よって、結論は、火星人はきっと存在しない。というか、火星は生命が存在できる環境ではないのだ、もともと。
今夏の火星大接近について知りたい方はこちらのページを参照されたい。火星の写真も公開中である。
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●2003年6月14日
「DVD-R」メディアへの書き込みは信頼できない
1枚300円程度の円盤ディスクに4.7GBという大容量データを記録できる、夢のようなメディア「DVD-R」。ビデオ映像も、120分も記録できるのだから、まさにCDの進化形とでもいうべき近代型メディアである。
西暦が2000年を突破してからメジャーになった、この「DVD」。私も、近代型のメディアだから、かつてのCD-Rのように、バッファアンダーランどうのこうのだの書き込みミスもないだろう、と信頼して導入に踏み切った。
しかし、実際にDVD-Rへデータ(ファイル)を書き込み、DVD-ROMドライブからアクセスしてみると、なんと大切なデータ(ファイル)を開こうとしたら「指定されたデバイスから読み取れません」メッセージが!!
結局、DVD-Rへ書き込んだ大切なデータは読み取れなかった。デジタルの世界において、「書き込みミス」は絶対にあってはならないことである。それが起こってしまったなんて…。書き込む側のDVDマルチドライブがミス書き込みを起こした張本人なのか、それともメディア側がよくないのか、どちらなのか判らないが、要は「失くしてはならない大切なデータはDVD-Rというメディアに書き込まない」ほうがいいようである。大切なオリジナルデータの保管場所は、磁気記憶装置(外付HDなど)に限る。磁気ディスクが一番信頼できるデジタルデータ記録媒体といえるだろう。 |
●2003年6月9日
おもちゃデジカメでも、火星、写るンです!
小型デジカメCybershot Uで、火星を撮ってみた。ピントを∞で固定するために、「ランズケープモード」にし、口径20cmの反射望遠鏡の接眼レンズを覗かせるようにして、カメラと望遠鏡がブレないようにしっかり構えてパシャッと撮ったら、左画像のように、楕円形の火星の姿が写った!
さすがに表面模様や極冠は写っていないものの、シャープに写ったのが意外だった。解像度はSXGAだが、火星像が小さいため、強トリミングしている。望遠鏡の倍率を上げれば、もっと解像度が上がり、表面模様も写ったかもしれない。
小型デジカメの小ささはコリメート撮影にはメリットがある。レンズが小さいから望遠鏡のアイピース(接眼レンズ)の写野をケラれることなく写しこむ事ができるし、小さく軽いので取り回しが楽!
そういった意味で、惑星コリメート撮影は意外と小型デジカメ向きなのかもしれない!
今流行のカメラ付き携帯電話を持っている方は、試しに望遠鏡を覗かせて月面や惑星を撮ってみてはいかがだろうか。 |
●2003年5月31日
リトルストーム、進化
2003年のプレモン新作、「リトルストーム・電戯海」を現在制作中だ。これはVISUAL FACTORYのタイトル画像にもなっている。現時点ではPreMon2に所属しているが、この数日の間に背景もできてきたので、近くプレモンIDを取得し「プレモン」へ昇格するかもしれない。
この作品のテーマは、「電戯海」の名前が表す通り、「電気」と「遊戯」と「海」である。そのイメージは、「2002年」という大きな世界から生まれ出た。眩しい太陽の下で無邪気に遊ぶ。とにかく、楽しい! そんな表現をしたくて、遊び盛りの”天使”というテーマで描いたキャラクターである。背景の海は、光溢れる無限の海。そんな大海原への大冒険へ繰り出していく。
特殊な魔法のような技を持つ天使は、その技でひとり楽しく遊んでいる。そこが「戯」なのだ。天使は、電気の魔法を使いながら、イルカに乗って海原を進んでいく。言うなればそれは「電気イルカ」である。湘南で見つめた海を思い出しながら、鳴り止まない2002年のエンドロールがこの作品をここまで創り出した。
さて、この作品はまだ制作初期段階である。今回、背景を思い切って「海」と「イルカ」に変えたことで、描き始めの頃に頭の中で構築したずっしりと座るキャラクターの重量感が失われ、逆に疾走感が強く出てしまった。イルカに乗って飛んでいるのだから、もっとキャラのポーズはスピード感が出るように変えようかと悩んだが、描き始めの頃のキャラの体型だけは変えたくない。いっそのこと、海とイルカを没にし、初期バージョンの単純背景に戻そうかとも思っている。背景制作の段階で行き詰まっているわけだ。 |

▲記念すべき10,000枚目の画像。 |
●2003年5月27日
デジカメ撮影枚数が1万枚突破
この日、2003年1月10日に導入した(使い始めた)デジタルカメラ、Cybershot
Uの撮影総数が10,000枚に達した。使い始めから4ヵ月で10,000枚の画像を撮ったのだから、平均すると1ヵ月あたり2,500枚、1日あたり100枚弱を撮り続けたことになる。この2003年前半は外出が非常に少なく、この10,000枚の画像の大半は室内での生活記録撮影となるが、このデジカメは「おもちゃデジカメ」であり、写りが非常に悪い。それはレンズの小ささ、CCD(若しくはCMOS)の性能の悪さなどの光学系な性能がいけないのではなく、「シャッタースピードが速すぎる」せいによる。最長で1/30秒という馬鹿にされたようなシャッタースピードの速さのせいで、夜の屋外で風景を撮った写真なんかは真っ黒なのだ。
なお、このデジカメの通し番号は、「DSC09999.jpg」の次は「DSC00001.jpg」となっていた。何のための”DSC”の次の”0”なんだ。この”0”は万の桁じゃないのか!
ならばメーカー名の”S”を最初から付けて「DSCS」としていればいいじゃないか、紛らわしい。ともかく、1万に繰り上がらずに0001に戻ったせいで、デジカメ画像ファイル名が重複してしまうので、時期にファイル名一括変換をしようかと考えている。 |
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