山行記、浅間 山日記Little Trekker

 2010年8月16日 浅間山(前掛山) (信州)

浅間山荘(6:40)⇒二ノ鳥居(7:15)⇒火山館1k手前(7:35/45)⇒火山館(8:10/20)⇒湯の平口(8:30)⇒標高2400m付近(9:10/20)⇒告知板(9:30)⇒前掛山(9:55/10:20)⇒告知板(10:35)⇒湯の平口(11:15)⇒火山館(11:20/30)⇒二ノ鳥居(12:00/10)⇒浅間山荘(12:40)

浅間山は火山活動が活発で、良く入山が規制される。現在最も条件の良い時には標高2524mの前掛山まで登れるが、規制がかかるとその手前で立入禁止。日本百名山に数えられる浅間山であるが、長らく外輪山の黒斑岳を登った事で、浅間山に登った事にしていた。その登山規制が、2010年の4月に最も規制レベルがゆるいレベル1迄引き下げられた。「これは登りに行くしかない。」と言う事で、盆休みの最後の一日を利用して浅間の前掛山に登る事にした。

bj101064.JPG浅間山荘登山口bj101065.JPG次第に景色が開けてくるbj101066.JPG浅間神社・火山館bj101067.JPG湯ノ平高原bj101068.JPG次第に樹高が低くなる

 浅間山荘へ到着すると、既に何組かの登山者が歩き始める所だった。自分も手早く装備を整え、浅間山荘前の駐車場に車を停めて6時40分に歩き始めた。最初のうちは幅の広い道が続いていたが、一ノ鳥居で沢を渡ってからは登山道らしくなる。快調なペースで二ノ鳥居を越え、火山館1キロ手前の標識を確認しながら歩いていたら浮石を踏んでしまった。とっさにふんばった瞬間、足が吊りそうになる。今年は山行の間隔があいていて、足が少し鈍っているのだろう。つい好調時の感覚で歩いてしまうのだが、今日は少しペースダウンした方が良さそうだ。
 登山口から1時間30分で火山館に到着。ここは奇麗なトイレがある他、飲料水も沢から引いてくれていた。火山館から先は、浅間山の外輪山の中に入る訳で、すぐ荒涼としたガレた道が続くのかと思ったらさにあらず。標高2200m付近まで植物が進出していて、高山植物の花々が目を楽しませてくれる。浅間山にこんなに沢山高山植物の花と出会えるとは思わなかった。

bj101069.JPG浅間の内輪山へ取りつくbj101070.JPGガレた登山道を登るbj101071.JPG外輪山の黒斑山を振返るbj101072.JPG前掛山への最後の登りbj101073.JPG浅間・前掛山の山頂

 Jバンドへの分岐点を過ぎたあたりから、樹木の高さが低くなり始めた。植物が進出してまだ年月が余りたっていないのであう。標高2200m付近からは、火山特有の、裸地のガレた登山道になった。適度な風が心地よい。標高2400m辺りだろうか、振り返ると外輪山の黒斑山が同じ高さになっていた。これまで「浅間山に登った事にしていた」頂だ。ここで黒斑山を見ながら一服。握り飯を一つ頬張った。
 一服した場所から一登りした所に、立入禁止の看板と避難ドームがあった。ここからは内輪山を登る事になる。黒斑山から鋸岳に至る外輪山が、低く見えるようになって来た。登り始めてから3時間15分、漸く浅間山・前掛山の山頂に到着する。山頂には立派な標識が建っていて、親切にも「タッチする手形」まで打ちつけられていた。正面には浅間山の火口ピークが間近に見える。振り返ると外輪山、左に目を転じると眼下に小諸の街、右に目を転じれば四阿屋山。久しぶりに充実感を実感できる頂に立つ事が出来た浅間山であった。