山行記、イワオヌプリ 山日記Little Trekker

 2010年9月5日 イワオヌプリ (北海道)

五色登山口(12:15)⇒大沼分岐(12:30/35)⇒イワオヌプリ山頂(12:50)⇒大沼分岐(13:20/50)⇒五色温泉登山口(14:25)

 前日は増毛山地の黄金山から下山後、近くの浜益温泉で汗を流す。その後は日本海沿いに一般道を小樽へ移動して、小樽ヴァインでワインの飲み比べを楽しんだ。北海道山行2日目となる日曜日の6日、目を覚ますと天気が悪い。早速ラジオで天気予報を確認すると全道的に天気は下り坂で、特に日本海側では午後にかけて強い雨が降る所があると言う。とにかく登山口まで行ってみようと思い、小樽より国道5号線でニセコへ向う。具知屋を過ぎた辺りから、外は本格的な雨となった。
 登山口へ到着すると、様子を見ていた登山者の車と思われる何台かが、登山を諦めて引き返すところだった。
雨の中カッパを着て登るか迷いながら、車の中で朝食を摂る。そうしているうちに雨脚が弱まり、視界も開けてきた。
折角来たのだし、イワヲヌプリだけであれば2時間もあれば登ってこ来れる。何時雨が降り出しても良い様に雨具のズボンを身につけ、山頂を目指して登ってくることにした。

bj101114.JPG五色温泉登山口 bj101115.JPG低木の中を進むbj101116.JPGイワオヌプリ山bj101117.JPGマーカーを頼りに登るbj101118.JPGイワオヌプリ山頂

 登山口となっている五色沼温泉からは、暫く石畳となっている遊歩道を歩く。10分弱歩いた高台に、入山届けを記入する登山ポストが置かれていた。ここからは数十mの木の階段を登り、樹林帯の中へと入る。樹林帯と言っても背の低い木々が多く空が低い。曲がりくねって進む登山道は、少し距離が離れると霧で霞んで見える。霧が立ち込める天気のお陰で、幽玄の世界を静かに進んでいる不思議な感覚だ。
 歩き始めて約30分、イワオヌプリ本山が見渡せる場所に出た。山頂部はガスの中だが、距離は近そうだ。ここからはガレた斜面を登ることになる。次第にガスが濃くなり、視界の利く距離が短くなって来て、所々の岩にマーキングされた赤ペンキを見落とさない様、マーキングに着くと慎重に次のマーキングを見つけながら進んだ。次第にのっぺりとした砂地の斜面となり、次のマーキングングの確認が難しくなった頃、漸く山頂に辿りついた。自分の他に誰もおらず濃い霧の立ち込めた山頂は、静寂そのもの。風の音も聞こえない。次第に濃さを増す霧に追われる様にして、記念写真を撮って直ぐ下山したイワオヌプリの山頂であった。