山行記、不老山麓 山日記Little Trekker

 2010年11月28日 不老山麓

山口橋林道分岐(8:45)⇒不老橋付近(8:55)⇒山口橋林道分岐(9:05)⇒標高700m付近(9:45/50)⇒山口橋林道分岐(10:20)

 11月の登り納めに、南丹沢の不老山登ることにした。東名高速を大井松田まで走り、清水橋から丹沢湖へと向かう。11月も末、早朝だというのにやけに車が多い。訳は丹沢湖に到着して判った。今日は丹沢湖マラソンその日だったのである。早くから交通整理に出ていた警察官に話を聞くと、県道自体の通行止めは無いものの、昼前までは交通規制がかかるとの事で、たとえ規制が解除された後でも、丹沢湖からの出口は一本道で、出られなくなってしまう可能性が高い。急遽登山ルートを変更し、南側から不老山を目指すことにする。
 南側からも幾つかのルートがあり、先ずは金時神社から登ろうと思ったのだが、登山道が崩れているとの張り紙が出ていた。再び転進し、峰坂沢から登ることにして、世附峠へ至る林道わきに車を停め、南西側から山頂を目指して歩き始める。紅葉が奇麗な林道であったが、妙に道が荒れている。歩きだして5分も経つと、道がえぐれ、陥没した穴が道をふさいでいた。どうやら夏の台風で、林道が損壊した様であった。なおも歩くと、ある筈の不老橋が無い。流されたのだろうか。何とか対岸に渡ったが、沢が荒れていて道筋を見つける事が出来なかった。
 思いなおして一旦、山口橋林道分岐までもどり、尾根道の林道を辿ることにした。ここも損壊している場所があったが、谷筋の道に比べれば被害は少なかった様だ。ところが、歩き始めて約40分、峠に至る少し手前で突然道が無くなっていた。100m近くスパッと切れ落ち、谷筋そのものが崩壊していた。廻り道のしようもない。これ以上進むのは無理と判断、今日の山頂は断念する事にして、来た道を引き返した。

 最近の台風は激しさが増し、至る所で林道の崩壊が進んでいる様だ。かつて台風が穏やかだったころに作られた林道のインフラが次々と崩壊し、復旧が追い付かないという実態。確かに不要な道を作りすぎたかもしれないが、長い年月をかけて蓄積してきたインフラの維持が、凶暴性を増した風雨により難しくなっているのは、ゆゆしき事態であろう。凶暴性を増した風雨の力を実感した不老山であった。

bj101199.JPG山口橋の先で車を留めるbj101200.JPG紅葉の林道を歩くbj101201.JPG不老橋があった辺りbj101202.JPG尾根筋の林道も崩壊していたbj101203.JPG斜面が無くなり道が消えていた