山行記、編笠岳、権現岳 山日記Little Trekker

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 2011年8月7日 網笠山・権現岳

観音平登山口(5:25)⇒雲海展望台(6:00/15)⇒押手川分岐(6:45/50)⇒2400m付近(7:20/30)⇒編笠山(7:55/8:10)⇒青年小屋(8:25/35)⇒権現山(9:50/10:15)⇒権現山荘(10:25/10:30)⇒青年小屋(11:20/11:40)⇒押手川(12:25)⇒雲海展望台(13:00)⇒観音平登山口(13:30)

  夏山の足慣らしに、八ヶ岳周辺で登り残している「網笠山」と「権現岳」に登ることにした。中央高速の小淵沢インターから登山口になっている観音平までは、車で20分程度。アクセスの良い山だ。登山口には沢山の車が止まっていて、着いたときにも5~6人のパーテイーが歩き始めた処だった。
 手早く装備を固めて、いざ出発。登山道は歩きやすい道で快調に登っていく。歩き初めて30分少々で第一展望台に到着。水をひと飲みして休んでいると、名古屋から来たという3人組と出会い、干し柿を御馳走になる。昨晩遅くに駐車場に到着し、仮眠をとっていたという。聞けば昨夜は断続的に激しい雨が降ったとの事で、今日一日天候が持ってくれることを願わずにはいられない。展望台から押手川分岐までは歩きやすい道が続いたが、分岐から編傘岳への登りは、木や岩につかまりながらの急登になった。以前だったら気にも留めない登りなのだが、なんせ今年は歩けていない。急な登りに息が上がり、2400m付近で一休み。水が美味しい。ここから更に高度を上げると、背景の展望が開けてきた。南アルプスだ。景色に励まされて編笠山の山頂に到着。ここからは正面に今日の目的地「権現岳」が大きく見えた。

bj102113.JPG新緑の登山道を登るbj102114.JPG押手川の分岐bj102115.JPG急登が始まるbj102116.JPG網笠岳までもう一息bj102117.JPG背後には南アルプスが

 網笠岳から権現岳へは、岩塊斜面を一旦下る。岩を飛び移りながらの一気の下りだ。ハイ松帯との境にはヒカリ苔が自生してて、目を楽しませてくれた。青年小屋で一休みして、再び歩き始めると、小屋に泊まって軽装で権現岳に登り下山途中の登山者とすれ違うようになった。「山頂からの展望が良かったよ」との声に背中を押され、ピッチが上がる。ギボシ岩の手前と岩のへつりに鎖場があるが、危険な個所はない。この辺りからは高山植物が数多く見られるようになり、とても楽しい道となった。
 ギボシ岩を越えるころからガスが濃くなり、先が良く見えなくなる。登山道が下り始めて心配になり始めたころ、権現小屋に到着。ここから権現岳へはほんのひと登り。10時少し前に、今日の権現岳の山頂に到着した。

bj102118.JPG網笠山より権現岳bj102119.JPG権現岳に雲がかかり始めるbj102120.JPGギボシ岩への登りbj102121.JPGギボシ岩をへつるbj102122.JPG権現岳の山頂

 権現岳の山頂は、赤岳と阿弥陀岳が並び立つ姿を望める展望の良い頂なのだが、残念ながら濃いガスに阻まれて何も見えない。暫く待ってみたが青空が覗く気配もなく、下山することにする。
 下りは花の写真を撮りながらのんびり歩いていたのだが、ギボシ岩の辺りから雨が降り始め、カッパを身に着け青年小屋まで一気に下った。小屋に着くと雨がいったん上がっていた。目に飛び込んだ「氷」の誘惑にかられ、コンデンスミルクのかかった「カキ氷」を頂くことにした。山でカキ氷とは贅沢だ。氷を楽しんでいると、バチがあたった訳では無いと思うが、再び雨が降り始めた。そして雷も。
 下山路は編傘を迂回する樹林帯の中を行く「巻き道」を歩く。少し距離を感じる雷鳴とはいえ、気持ちの良いものではない。小屋からは殆ど休むこともなく一気に下山、予定より早い時間に登山口駐車場まで下山することが出来た。
 過去から夏の八ヶ岳方面は天候に恵まれない。次回は季節を変えて訪ねてみたい八ヶ岳である。